2018年02月17日 (土) 12:43
(´・ω・`)「みんなーじゅわぁくるくるだよー」
(`●ω●´)「らん豚が豚を焼いてる・・・・!? 」
(´・ω・`)串「ただの豚じゃないよ!四万豚だよ!!」
(`●ω●´)「どれ・・・・う、うまい!。肉の弾力が心地よくそして噛みしめるたびに上質な脂と肉汁があふれて口の中で仄かな甘みが広がり溶けているようだ!!」
(´・ω・`)「旬は五月くらいなんだけどね。おいしいよ」
(`●ω●´)「楽しみだ。」
(´・ω・`)「ところでせんせー、SF考証について今回話すって言ってましたけど・・・・・それより題名のゼスティリアリティって何ですか?」
(`●ω●´)「うむ、ゼスティリアリティの由来はバンダイから販売されたテイルズオブシリーズにおける歴史的汚点、テイルズオブゼスティリアに由来する造語だ。」
ゼスティリアリティ
不条理な現実を超えた何か。製作者に都合の良い現実が整合性を問わず劇中で繰り広げられる様を指している。
ただ単に胸糞い内容を指す胸糞ゲーと区別する為に派生した言葉である。
ゼスティリアを現実的と言い放ったシナリオライターの言葉が元となった。
(´・ω・`)「そいや鉄血も監督とか脚本家が現実的とか抜かしてましてね。」
(`●ω●´)「うむ、他にもロゼスティリア症候群とかいう造語もある。「
(´・ω・`)「ロゼスティリア症候群!? 」
ロゼスティリア症候群
ロゼ関連の出来事とゼスティリア内に数々出てくる「ロゼは凄いな」と言う言葉が原因で「○○は凄いな」というセリフを見るたびにロゼを思い出してしまい気分が激しく落ち込んでしまう最近スレで発覚した病気の事。
基本的にこの症候群にかかってしまうと生活に色々支障が出始める。
さらに、重度にまで病気が進行してしまうと「Z」というアルファベットを見ただけで吐き気をもようしてしまい、末期症状になると喉を掻きむしる症例も確認されている様だ。
(´・ω・`)「あー鉄血の清濁併せのむとか、止まるんじゃねぇぞと同じ奴ですね。」
(`●ω●´)「その通り、いやマジ。監督と脚本家とプロデューサーを10回は殴らせろ、いやマジで。」
(´・ω・`)(ガチギレしてる・・・・・)
(`●ω●´)「まぁあの屑どもを殴殺するのは置いておいて、SF考証とは前回言った通り、その世界観・設定などが説得性を持たせられるように調整したりする仕事のことだ。」
(´・ω・`)(おいておくだけなんだ、てか密かにグレードが上がってるお)
(`●ω●´)「例えば宇宙空間でヘリコプターがプロペラ回して飛んでたらどう思う?」
(´・ω・`)「え、宇宙って空気無いですよね。どうやって動くんですか?」
(`●ω●´)「うむ、そういう反応になる。そして作品にのめり込んでた熱が一気に冷めてしらける。」
(´・ω・`)「まじてっけつ」
(`●ω●´)「そういうことが無いように設定や展開を調節していく人のお仕事だ。鉄血だとダインスレイヴの時点で全くされてないことが明瞭だがな。」
(´・ω・`)「でも巨大ロボットモノってそれ自体が嘘ですよね。じゃあそのジャンル自体が成り立たないですよ。」
(`●ω●´)「うむ、そこがSFの難しいところだ。基本的に巨大ロボを作れる技術があるのならその技術で専用の兵器を作ったほうが数倍高性能となる。
だからこそ、巨大ロボモノのアニメはどうして巨大ロボが生まれたのかっというのが重要になってくるのだ。」
(´・ω・`)「ほへー」
(`●ω●´)「例えば、勇者王ガオガイガー。これは中枢ユニットとなるギャレオンがそもそも異星で作られたオーバーテクノロジーの塊で、ガオガイガーはオリジナルのジェネシックガオガイガーを模倣した劣化コピーだからこその人型だ。」
(´・ω・`)「オリジナルがヒト型だからヒト型になったってことですね。」
(`●ω●´)「ガルガンティアでは、異形の生命体ヒディアーズとの戦闘のために作られたのがマシンキャリバーだ。
ここではマシンキャリバーを作った人々は人間が人間のままで戦うことを信仰していた、だから船外活動を行う兵器もヒト型へと帰結したのだ。」
(´・ω・`)「どゆこと?」
(`●ω●´)「ヒディアーズの正体は、遺伝子操作で宇宙環境に適応した元人間たちが進化した結果、知性も文明も喪失した存在だったからだ。
肉体が頑強で汎用性に富めば、人間がその知性や文明といったソフトの進化に頼ることは無く、いずれ喪失していくーーーその通りだと俺も思う。」
(´・ω・`)「でもそれってもう人間じゃ・・・・」
(`●ω●´)「その通りだ、それは飽くまで元人間であって人間ではない。そのヒディアーズと生存競争に立たされてる人類には人間であることに対する拘りがひときわ強いのだろうな。」
(´・ω・`)「なるほど・・・・」
(`●ω●´)「マブラヴ(&シュヴァルツェスマーケン)の場合はもっと簡単だ。光線級という究極の対空防御手段を持ち、地上から無尽蔵に溢れてくる敵を掻い潜っての戦闘のために戦闘機とヒト型兵器を融合させたのが始まりだ。」
(´・ω・`)「ほむ?」
(`●ω●´)「敵が超高出力のレーザーを撃ってくるから水平線や地形と敵に隠れつつ、光線級に近づいてこれを撃破。そのご急速離脱し撃ち落されなくなった砲撃により敵をせん滅という手法が標準化したからだ。これを作中では光線吶喊(レーザーヤークト)と呼ぶ。
ドイツ語なのは最初に行ったのがドイツ軍だからという設定だ。」
(´・ω・`)「戦車だと敵に飲み込まれて、戦闘機だと撃ち落されるか地上で墜落だからヒト型兵器のほうがずっと効率がいいって話なのか」
(`●ω●´)「設定資料集みるかぎり、ヒト型兵器出したいから作った設定っぽいけどな。」
(´・ω・`)「鶏が先か、卵が先か・……どっちも美味しい。」
(`●ω●´)「調理しだいだしな。鉄血見るとわかるだろ。」
(´・ω・`)「メシマズ恐怖の愛妻料理。」
(`●ω●´)「やめんか、萎えるだろ。鉄血は阿頼耶識という人型にするメリットが明瞭に書かれてるのにシナリオで失敗した典型だ。レクスに至ってはヒト型から離れて阿頼耶識のうまみが活かせる改造とは到底思えないしな、
というかバルバトス→ルプスの改修とルプス→ルプスレクスへの改修で方向性がまるで反対向いてるのもいただけないな。」
(´・ω・`)行き当たりばったり
(`●ω●´)「ライブ感とか抜かしてたが、それをかっこよく言っただけだな。社会人としてどうかと思う。
ーーーーーともかく、巨大ロボモノは既に巨大ロボという最大の嘘が存在しており、それを正当化するための超技術やら世界観という屋台骨でそれを支えてる。
それゆえにそれらが崩壊すれば作品そのものがぶっ壊れるという事態に陥るのだ。」
(´・ω・`)「すごく大変で重要な仕事だ。」
(`●ω●´)「うむ、これは実際にゼーガペインでSF考証を行った高島雄哉氏のインタビューの抜粋だ。」
SF映画にはたいていSF考証・SF設定・SF協力といったスタッフがいます。ぼくは『ゼーガペインADP』のSF考証です。
役職名が複数あるのは、仕事内容が多様だからでしょう。ここ数日ぼくが触れたものだけでも大きく三つに分類できます。まずは『ゼーガ』世界の科学力に照らして整合性のあるレベルの情報端末の機能を考えたり、あるいは矛盾のない範囲内でありうる複数のストーリー展開を提案したりという《アイデア系》の仕事です。さらにはシナリオ内の科学用語やSF用語のチェックおよび別用語の提案という《テキスト系》の仕事や、情報端末などをデザインする《ビジュアル系》の仕事までありました。
作品ごと担当者ごとにSF考証の役割も大きく異なると思いますが、SFや科学に関する情報を整理し提案することで、作品世界をより魅力的にしていくという点では一致していると思います。
(´・ω・`)「ほへー」
(`●ω●´)「SEEDの嫁は設定よりもキャラを魅力的に書きたいと昔言っていたが、舞台がゴミならキャラはピエロにしかならない。まさにSF考証は縁の下の力持ちなのだ。」
(´・ω・`)(ピエロはピエロでも殺人ピエロでしたよ・・・・・)
(`●ω●´)「ハリウッドにはSF考証のためのホットラインまであるという。」
(´・ω・`)「マジデ!?」
(`●ω●´)「おおマジ。SF考証がどれだけ大切かわかったな?」
(´・ω・`)「鉄血が無免許で飛行機飛ばしてるようなゴミだということがよくわかりました!アレですね朝日新聞のねつ造記事をアニメでやるようなものですね!」
(`●ω●´)「その通りなんだけど・・・・・もうちょっと言い方どうにかなんない?」