2020年の瀬！
拙作「エルヴェに降る雨」に扉絵とキャラクターのファンアート賜りました。
那月結音さまより……！
植物学者エルヴェと旅をともにする少女ファナ。
彼に降った雨の描写、灰色の心の奥に最後まで残された輝きがみえるようです……。
愛らし儚し美し、されど強さのある瞳。
そんな少女ファナも美しいイラストレーションとして仕上げてくださいました。すごすぎた……。
なんかこんなにステキなものもらっていいのかわかりませんがありがたく、作品の中にも飾らせていただきました……！
短い作品ですので未読の方、ぜひご覧くださいませ。


エルヴェに降る雨

空の閉じられた街に住む、植物学者エルヴェ。
彼は街を嫌い「おとぎ話」を信じ、街の外へ旅立つことを決める。
旅の道連れは奴隷の少女ファナ、彼女は両親の待つ家に帰ることを望んでいた。
エルヴェは彼女に「売られた」のだと告げられないまま旅を続けるが――。
管理された街で生まれ育ったエルヴェに、雨が降るまでの物語。



ライダースジャケットの学者と、苦境にも打ちのめされず前向きな美少女。
……いいな。(にや)

さて、今年の振り返りもすこし。

昨年の公募受賞作ラスト・オテモヤン、作品集収録出版、加えていろんなプロの手による朗読CD完成！
今年の受賞は、宇宙生物ガンバラナイ、冬薔薇とカリヨンの短編二作！

県の文化組織に入りました。ツイキャス始めました。
エブリスタ・noteに登録しました。
星きみ完結しました。(本作は12/31をもちましてなろう上から削除いたします。読む人はいそごう！)
短編もあれこれ書きました。
あとはあれこれおちた公募がいっぱい。
あんまり動けてないようで、私にしてはそこそこ頑張ったのかなぁと思います。

来年、やりたいこと書きたいこともまだまだあります。
単著出版につながる成果が出せるように、考えて動いていくつもりです。

見守り応援してくださったみなさま、今年も本当にお世話になりました。
今後ともよろしくしていただければ幸いです。
ではまた、来年お目にかかりましょう！