第十一回書き出し祭り「我が愛しの銃口へ」
2021年01月10日 (日) 20:20
書き出し祭りお疲れ様でした。
疲労困憊で一日中寝ておりました稲穂です。

さて、今回は初の書き出し祭り参加で「我が愛しの銃口へ」で祭りに参加させてもらいました。
今年度初お披露目になります。

あらすじは、すんごい褒められました。

あらすじは←

飛び道具使ったことが褒められたんでしょうね(と言っても、そんなに時間かけてない代物なんで、なんかちょっともどかしい。)あらすじ書くの苦手なんで、考えついたのがこの飛び道具。最後まであらすじを書くのを避けた結果、あらすじ評価で二分されました笑 あらすじって難しいですね。

総合で53位。
突き刺さった方には、突き刺さりました。読んだ方の記憶にも色濃く残ったはずです。こちらも斬る覚悟で出しましたから、もうそれで満足です。

これが本来の稲穂の作風です。
以前書いた「千羽鶴」の第一話を踏襲しています。構成はまさにそれですが、取り上げた題材や使った技巧は攻めました。ちょっとは成長してるかな。

稲穂の作風スタイルは、刺さる人にだけ刺さる作風です。ただただ消費されるだけの小説にはならない、と思い攻めてるもので参加しました。
私の作品だと知らない中で、夢さんに褒められたのがとてもとても嬉しかった。
憧れの人に褒められる日々が続いています。もう、心は疲労しっぱなし。でも心地よい疲労でした。参加して良かったです。

連載はします!
こんな題材なんで公募にだそうが、何に出そうが出版はされないし、賞なんて絶対得られない作品です。この題材はWebでしかできません。だから精いっぱい書き上げた自作をWebで連載したいと思います。
その際はよろしくお願いいたします。

以下作品のあらすじです。






何者にもなれない者は銃口を求めた。
 ──なぜ彼らは拳銃を欲するのか。

「私は拳銃がほしい」

 そう告げて交番に訪れた者がいた。
 12月初旬。冬本番が訪れようとした頃、その事件は起こった。一人の学生が交番へ、拳銃を得に現れたのだ。しかも、この後何度となく学生は交番へ現れることとなる。はじめ警官は学生の戯言だと突っぱねていたが、次第に懐柔され、あろうことか拳銃をわたしてしまう。警官は一種の混乱状態であり、「気づけばわたしていた。あいつは常々銃口を気にしていた。私は、それに共感していき、ついに魔が差してしまった」と額に汗をにじませ事情を話した。
 これには私も驚いた。
 なぜ、どうして、拳銃を。
 依然として彼らの行動理由は分からない。
 その後大学生が持つとされる拳銃の行方は不明である。彼らの銃口があなたに向けられる日がこないよう警戒願いたい。(羽骨)

 ※週刊誌より一部抜粋
コメント全4件
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千羽稲穂
2021年01月12日 03:32
>佐倉さん
ありがとうございます!
それでいいのだ(バカボン)

以前、警察学校を取り扱ったエッセイを見たんですが、それは出版直前までいって、圧力がかかったらしく…ひぇーってなってました。それを聞いてこのネタは公募に無理だなあと思い、書き出し祭りに上げた次第です。いけるかな…いけるのかな…稲穂消されないかな…となってる日々です。
題材としては面白いんですけどね。ちょっと考えてみます。消されない程度に。
千羽稲穂
2021年01月12日 03:11
>にけさん
Twitterで盛り上がってますよねぇ。
それ見て今回参加しました。感想がかなりきたんで自分的にはかなり良いお祭りだなあと思いました。感想の量はこれまでの企画の倍近く。一方で対象としては、ライト文芸やライトノベルあたり。文芸はよわよわですが、刺さる人もいて楽しかったです。
めっちゃ疲れますけど!笑
連載頑張ります!!
佐倉治加
2021年01月11日 15:26
刺さる人には刺さる、それでいいのだ(悟り

いや、公募出してみたら? 現実の事件を下地にした作品あるで。参考文献みたけど、すごくよさそうじゃん。
書き出し、Twitterで祭り盛り上がっていたのをみていました。
のぞけていないんですけど、感想から気になる作品がちらほら。
こちらの作品、連載されるんですね。
どんな作品になるか楽しみです。