2016年10月15日 (土) 13:08
いよいよクライマックスです。
つまり、終りが近いということなのですが。
ついに明日完結します。
プロローグを入れると、全22話。になるのかな。
7万文字~8万文字の桜子と久典の物語は終わるのです。
いえ、明確に言えば桜子と久典の物語というのはこれからも続くのでしょうが。
私が書いた、中学三年生の桜子と高校一年生の久典、その同級生である蒔菜。
その3人の物語はこれにて終わります。
以前にも書きましたが、この作品は某新人賞に送ったことのある、所謂新人賞投稿作です。
そしてこの作品は落ちました。
つまり、終わった作品。
だったわけです。
私にとっても終わった作品。
多くの人に読んでもらうことがなく終わった作品。
もう私がこれについて考える事が終わった作品。
私の保存データに残るだけの過去作品。
それがこんな形で公表することになり、多くの人に読んでもらう事ができた。
なんだか変な気分になりますね。
そして、日間に載り、週刊に載り。
存在価値の無かった作品に存在価値が生まれた瞬間だったのです。
その価値というのは、私が生み出した物ではありません。
読んでくださった皆様が、この作品に存在価値を与えてくださったのです。
ありがとうございます。