2019年08月06日 (火) 05:50
どうもご無沙汰しております。花咲 寧(カザキ ネイ)です。
大幅な加筆修正、といいましても文字数は四千文字も増えていないのですが、少し手間取りました。
この記事は一章修正後を読み終わった方向けの記事になります。読んでない方には少々のネタバレになりますので、先に読んでから見ることをお勧めします。
まず一つ目は、主人公が素で発言するときは驚いた時や何かあったときのみで、終始丁寧な言葉遣いをさせていたことですね。
修正する前ではところどころに砕けた話し方をしているところがありましたが、そこを全て修正しました。
そして一章のラスト、8話の最後の会話にて主人公が丁寧な喋り方をしなくなります。これは二章のほうにも反映させたいのでまだまだたくさん修正しないとですね。
二つ目は、主人公のセリフにて、俺や僕などの一人称を特定の時を除いて言わせなかったことです。
唯一「私」と言っているシーンがありますが、その説明は少し後で。
丁寧な言葉遣い+一人称をなるべく出さないことで、主人公の素の状態が表に出にくいようにしました。かわりに一人称視点で書いているのでどういった人物かはまだわかりやすくなっているかなと。
三つ目は、6話にて主人公がレイアのところから逃げるシーンの完全変更ですね。
修正前は考え事しながら街を歩いているときにいつの間にか逸れており、チャンスと思って人気のない通りに入ったところで一話に登場したチンピラに絡まれるというものでした。
修正後は主人公の記憶が戻るかもしれないと街を見て回ったけれど特に変化はなく、諦めて買い物をしている最中に殺されかけた恐怖が蘇って、という流れへと変更しています。
前の文章を見ながらここは変えようとか、ここはこのままでいいな、とか考えながら書いていたせいで実際に全部そう出来ているかは心配なところはありますが、前よりは確実にいい文章になったと実感しています。
ここまでかなり長くなっていますがもう少しお付き合いください。
ここからは修正前からのことになります。
四話目の冒頭のシーン、二日目の朝からすでに主人公と『ミーナ』の同調は始まっていました。
それが一番わかりやすいのは、元男である主人公が口で軽く説明されただけで女性下着をすんなりと着けることができ、ブラウスのボタンが男性のシャツと左右逆なのにも関わらずてきぱきと着ることが出来たこと。
本当は街に転移する前のやり取りでレイアに対する恐怖が薄れているときからですが、TSの醍醐味の一つであろう場所で抵抗はあるものの、特に手間取ることなく、というのはある種印象に残りやすいかなと思っています。
ブーツを履いた時もそうですね。三センチのヒールですら初めて履けば苦戦するものを、主人公のブーツは本編では触れてませんが五センチ以上のヒールがあります。
すぐに慣れたというのを順応力Aというスキルだと思い込んでいますが、実際には同調していたから、という設定になります。
そして二つ目にて出てきた、唯一主人公の意識がある状態で「私」と言っているシーン。
この時はミーナの影響も出始めており、レイアの生活の惨状を主人公を通してみているがために、一時的に影響が強くなったことが原因です。
主人公がこのことに対して疑問に思わなかったのは、ミーナの影響が一時的に強くなり、二人の意識がいい意味で混在したからですね。
あまりまとまってない状態で書いたので、少々酷い文章の活動報告もこれで終わりです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
二章もどんどん修正していくぞー!
※一章の合計文字時数は28,854字でした。