一人称が簡単だって言った奴ちょっと出て来い!
2018年07月02日 (月) 22:39
小説を書く上で作者が迫られる二者択一。
一人称or三人称。
三人称は文章力が必要だからまずは一人称から始めた方がいいよ。
そんな言葉をちらほら聞きます。
だから思い切って一人称で作品を書いてみた。
するといとも簡単に失敗した。
書いても書いても筆が止まる。
何故なら地の文が三人称と変わらないから。
一人称の最大のメリット。
主人公の心理描写が描けて感情移入がしやすい。
全然メリットを活かせる文章を書けない。
一人称ってどうやって書けば面白くなるの?
自分を主人公に投影させればいいの?
ねぇ誰か教えてよ!

書いていて違和感しか感じない。
頑張って一人称っぽくしてみるけど、よくよく考えれば三人称でもよくね?ってなる。
全然簡単じゃないじゃないか!
どっかの誰かの嘘つき!!

自分には一人称は合わないんだろうか。
けどあの不満を書き綴ったエッセイは一人称として書けていると思う。
何が違うんだ。
何を間違えているんだ。
わからん。
全くもってわからん。

こういう時は寝るに限る。
ということでおやすみなさい。
コメント全18件
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ぐーてん
2018年07月15日 13:02
もり様、コメントありがとうございます!

おぉ、共感してもらえて嬉しいですねぇ。
最近書いていて思うのは自分が何のために執筆しているのか、そのことばかり考えています。
で、結局は書きたいから書いている。読んで楽しんでもらいたい。
なので、読み手が求めているものに視点変更へのこだわりがないならガンガンやっちゃってもいいかなと。笑
逆に賞に応募したりするならその辺の作法は守らないといけないんでしょうけどね。

味方がいるっていいですねぇ。
多少の無茶でもやってしまえる力になります。笑
ぐーてん
2018年07月15日 12:52
マイスターマイン様、コメントありがとうございます!

プロットについては正直な話、殆ど作ってない状態で話しを進めていました。
その結果、見るも無残な結果となってしまうわけですが……。
おかげでプロットの大切さは身を以って知ることになりましたね。

今はプロットをある程度構成しながら物語を進めています。
作品を書くための準備として参考資料が必要とは今まで考えもしませんでした。
これまで自分が読んで来た作品もきっと入念な準備の下執筆されていたんでしょう。
そう考えると思い付きだけで書いていた自分が恥ずかしく感じます。

発想の転換。
最近の凝り固まった自分の頭には特に必要なものなのかもしれません。
取り敢えず諦めるのはやることをやってからですね。

アドバイスありがとうございます!
もり
2018年07月06日 09:55
>やっぱり読む側の気持ちとしては面白ければそれでいいのかなと。

よくぞ言ってくれました!
実はですね、自分もこっそり思っていたことなんですよ〜。
ただ大きな声では言えませんでした。

視点変更はタブーとされていますが、そっちの方が面白いと感じたならやるべきなんじゃないかなぁ、と。まあ、反論されたら土下座する勢いで平謝りしちゃいますけどね(笑)

心強い味方ができた気分でした。
問題を解決するために
思い切って発想を変えてみてはどうでしょうか?

いまは
「一人称で物語を書けない」
という問題に直面しているわけですよね?

で、その原因が

「三人称で書いても問題ないものしか書けず、いいものが書けない」
「一人称での心理描写がうまく書けない」
「自分は一人称に向いてない作家なんだ」

などの分析をしたののではないですか?



発想を転換しましょう。

まずぐーてんさんはおそらく

「自分の技術が足りない。発想力が貧困すぎる」

という無意識を持っているのではないかと推察しています。
この前提をごみ箱に捨てましょう。

意識の前提をこんなふうにしちゃいましょう。


「一人称で物語をうまく書けないのは俺の責任ではない」
「俺の技術と発想力は世界一だ」
「俺の用意した参考資料が不足しすぎているんだ」
「この作品を書くことは、小学生でもプロ作家並みに一人称で書ける準備をする必要がある難敵なのだ」
「これは一人称の作品である。ならば今までやったことのないやり方にこそ、正解が隠されているはず」


という意識などで行動してみてはいかがでしょうか?


まず上記の参考資料について。
これはプロットのことを言ってます。

地形や歴史の資料だとか他の作品とかではありません。
それはプロットを作るための参考資料ですから。
プロットこそ作品を作るための参考資料です。

「描写に迷ったらプロットを見ればオケイ」
「それでダメならプロット作り直せばいい」
「俺は1ミリたりとも悪くない。プロットが悪い。プロットを作るために利用した資料が役立たず」

という創作活動をすればいいのです。
準備を整えればいいんだと。

なので、普段どんなプロットを作っているかわかりませんが、
プロットを10~50倍にするくらいの勢いで作りこみましょう。

例えば、プロットのストーリーを

「主人公がヒロインを山賊の襲撃から助ける」

を書いていたとします。これを

「主人公がパンツ一丁で涙目になって逃げているヒロインを醜い山賊から助ける」

などのように詳細に書きましょう。
すると主人公の心理描写で

「こんなひどい状況でも美少女は美少女だった。美少女は神」
「山賊の顔は醜いが、同時に美少女のかわいそうな姿も目に入ってしまうので、もはや俺の中で山賊の醜い顔ランキング1位に輝いてしまっている。ヒャッハー! 天誅じゃー!」

という描写を書けるとっかかりになります。
プロットのキャラクター設定や世界観設定も同様です。

「主人公はいつも警戒しながら寝る」

というようなのがいつもの書き方なら

「主人公はいつもナイフを取り出せる猫のぬいぐるみを抱いて寝る」

というように寝るときの状態を詳細に書いておく。
するとヒロインと寝ていたところを盗賊に襲われたシーンを書く場合に

「うん、警戒って大切だね」
「待ちなさい。なんでぬいぐるみからナイフなの?」
「常在戦場ということだよ」
「違う、そうじゃない。猫のぬいぐるみの意味は何なのよ?」
「……(戦場に癒しは必要って言ったらみんな首をかしげるんだよなあ)」

というように、プロットのストーリー以外からでも描写の発想できるようにしておくのもどうでしょう?



とりあえず、発想を転換する例を上げてみました。

三人称用の創作方法なら一人称の作品を書けないのは当然ですからね。
自分なりに一人称の書き方を考えて、それを実行してみましょう。
それでダメだった時に俺に一人称は無理、と諦めればいいですから。
ぐーてん
2018年07月05日 23:47
秋雨そのは様、コメントありがとうございます!

感性ですか……。
そういう抽象的なものってすごい苦手なんですよね。笑

演劇で例えると見えてくるものもありますね。
主人公を操って舞台に絡ませるのか、舞台を動かして主人公に絡ませるのか。
自分が動かしたいのはどっちなのか。
それによって書く人称が変わりそうですね。

もういっそのこと両方動かしながら演劇を進めるってのは駄目ですかね?笑
ぐーてん
2018年07月05日 23:23
北條カズマレ様、コメントありがとうございます!

ん~、他ではどうなのかはわからないんですが、自分はなろうでは一人称はありかなと思ったりもしてます。
というのも、なろう出身の作品で自分が購読もしてる作品が完璧なまでの一人称なんですよ。
正直読み手の頃にそれを読んで思ったのは面白いな。ただそれだけでした。
書き方のルールなんて意識して読んでもいませんでしたから。
正直一人称と三人称の違いも書く側になって初めて知ったぐらいです。
おかげで最近になって書き手の苦労がわかりました。
簡単そうに書かれてあってもそれは目に見えない努力があってのこと。
改めてその凄さを実感しています。

なろうを利用する読者様って結構書き方の作法なんてどうでもいいんじゃないかと勝手に思ったりもしてます。
面白ければ後はどうでもいい。
自分がそうでしたから。笑
最近は読み手が受け入れてくれるならどんな書き方でもいいかな。そんな風に考えてます。
まあ、一人称は自分には合わないことがわかったので暫くは三人称で書くことになりそうですが。笑
ぐーてん
2018年07月05日 22:47
迷子の犬様、コメントありがとうございます!

どうやら現時点での自分の得意な文体は三人称だということはわかりました。
一応このキャラならこう思ってこう言うだろう。
そう考えながら書いてはいるんですが、どうしてもキャラよりも自分の考えに引っ張られてしまう。
上手く言ってる作品でよく耳にするのが作品を書いていると、ある段階からキャラが勝手に動き出す。
一人称でもそういった感じに書ければいいんでしょうけど今は自分か勝手に動いてる状態ですね。
情けない。

取り敢えずは自分が書きたいように書いてみます。
兎にも角にも優先すべきは人称よりも完結ですから。
ぐーてん
2018年07月05日 22:35
もり様コメントありがとうございます!
そしてお疲れ様です。

最近自分が好きだった作家の作品を読み直してみたんですが、人称が曖昧な部分がちらほらありました。
自分が読む側から書く側に移って初めて気づきましたね。
けど面白いんです。
そんなのが気にならないぐらい面白い。
何度も読み直したぐらいですからね。

そこで思ったんですが、やっぱり読む側の気持ちとしては面白ければそれでいいのかなと。
勿論ちゃんとルールを守って書けている方がいいんでしょうけど、意外と読者が求めてるものってそういうルールとかじゃなくて単純に面白いかどうなのかなって。
キャラに魅力があったり、ストーリーに惹き込まれたりと。
そう思うとちょっと気が楽になりました。
人称を気にして書く前にまずは自分なりに書いてみて作品を完結させる。
細かいルールの修正はそれからでもできますしね。

本当作品をちゃんと完結させた人って尊敬しますよ。
ぐーてん
2018年07月05日 13:55
かいん軒様、コメントありがとうございます!

確かにシーン毎に書ける書けないが出るんですよね。
選んだ人称にそのシーンを合わせるのか、もしくはシーンを人称に合わせて書くのか。
技量があれば統一して書けるんでしょうけど自分もまだまだですし、難しいです。

ただ、今思えば自分が読者側だった時には人称なんて気にして読んだ記憶がないので、ぶっちゃけ読み手が求めてるものって、そういうものじゃないのかもしれませんね。
面白ければどうでもいい。
自分が書く側になるまではそう思ってましたしね。

お風呂はいいですねぇ。
自分も妄想にふける時は長風呂になったりします。
最近は色んな構想を練ることができても、それを勢いに任せて書くことが出きない。
これが俗にいうスランプなんだろうか。
いや、単なる実力不足なんだろうな。

初めての小説が魔法コレクターとはこれまた嬉しいですねぇ。
ラストは決まってるんで悩みが解決すれば完結まではいけそうです。
応援ありがとうございます!
ぐーてん
2018年07月05日 13:38
由房様、コメントありがとうございます!

なんとなくはわかってても、それをいざ文字で起こそうとすると思ったよりも上手くいかないんですよね。
何か違う。何かが違う……。
そう思ってもそれがどこなのかが具体的にはわからない。
むず痒いです。

確かに一人称だと主人公以外の場面が書けなくなるデメリットもあるんですよね。
そういう意味では三人称の方が自由度が高いし。
ん〜、悩みます。

個人的な感想ですけど、由房様の作品の一人称はキャラの心情がわかりやすく伝わってきますね。
自分もそんな風に書ければいいんですが。
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