2019年07月26日 (金) 01:33
深夜です。本日7月26日、『破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃』のコミカライズの単行本第一巻が発売するそうです。
単行本には北下路も、書き下ろしのショートストーリーを一本書かせてもらいました。
このショートストーリーの出来は、個人的に結構気に入ってます。
コミカライズの いのうえひなこ先生には、コンプエース(漫画を連載してくれてる雑誌様)の編集部の方々などもご同席の会議で、一度だけお会いしたことがあります。
といっても結構前です。昨年末ぐらいでしょうか。
先生はお一人の作家さんではなく、一つの御名義で活動されている二人組の漫画家さんです。
(要は、某室山先生とか、某ゆでたまご先生みたいな感じ)
打ち合わせ当時、先生方はすでにゴレ蛮を熱心に何度も深く読み込んでくれていて、作品づくりへの姿勢も熱く、こんな方々に作品作りに携わってもらえるなんて、本当にありがたいなぁと思いました。
お仕事が完璧なので、今も毎月監修でネームを拝読する度にありがたいなぁと思っているんですけど。
で、たしか会議中、書籍でまだイラスト化がされていなかったエメアリゥ・ヘイレムについて打ち合わせている最中だったと思うんですが、先生方から爽やかに言われた一言があります。
「北下路先生は、
やっぱり巨乳がお好きなんですか?」
え? やっぱり??
やっぱりとは?? 自分周囲から一体どういうキャラ解釈されてるの!??
ショッキングな事件でした。
いのうえ先生のご漫画は、プロットの練り方が丁寧(小説と漫画ではまったく同じ流れをなぞるって訳にはいかないのですが、その辺の調整がとてもお上手)で、作画も綺麗で、本当におすすめです。
毎度思うんですが、自分の立場が原作者とかいうかなり特殊な状況なので、何を書いても宣伝っぽくなってしまうのがつらいところなんですよね、この手の活動報告って。漫画好きな人間としては普通に作品のファンなんですけど、どう書けば上手く伝わるんだろこれ。
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先生のツイッターのアドレス一番下に貼っておきます。
ここでしか見られないゴレやネマキの素敵な絵も、ときどき投下して下さいますよ。
https://twitter.com/hinako_zooya
いつも素晴らしい作品をありがとうございます。
『破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃』の世界観とキャラクターに、私は深く魅了されました。特にネマキとゴレの関係性は、鈍感な主人公と献身的なヤンデレ魔像という絶妙なバランスで、読むたびに胸が締め付けられるような切なさと笑いを届けてくれます。土属性魔法へのこだわりや、伏線が丁寧に紡がれるストーリー展開は、他の異世界ファンタジーとは一線を画す魅力です。
第三巻の続きが待ち遠しく、毎日公式サイトやSNSをチェックしています。エピソード107で描かれた「魔太の魂の謎」や「ネマキの記憶の行方」など、未解決の伏線が気になって仕方がありません。また、読者の間では「ゴレの嫉妬シーンがもっと見たい」「異世界の歴史と魔法体系の深掘りを期待する」といった声が多く上がっています。
先生が書籍版の執筆に集中されていることは承知していますが、どうかこの物語を最後まで紡いでください。Web版の更新が止まっていても、私たちは長い間待ち続け、応援しています。かつて特典小説で『オーバーロード』とのコラボを実現されたように、先生の創造力はまだまだ可能性に満ちていると信じています。
どうかご無理のないペースで構いません。ネマキとゴレの旅路が、いつか完結の時を迎えられるよう、心から願っております。
2025年2月16日
熱烈な読者より