たくさんいただいています & ベルばら長文感想
2025年03月26日 (水) 14:38
挿絵(By みてみん)
楠木結衣さま作成

書き友読み友の皆さま、こんにちは。
花粉と黄砂が飛び交っていますが大丈夫でしょうか。いずれにしても春ですねー。

我が家では、弟くんの大学受験が先週やっと終わりました。3月後半までもつれこんだうえ、桜咲いてからもひと悶着ありまして。長かったです(^_^;)
割烹作る心の余裕がなかったため、いろいろいただいているのにご紹介が遅れてすみません。でも、ようやく落ち着いてきてほっとしています♪


◆レビュー2ついただきました◆


ひとつめ。
『冒険にでかけよう』に、いでっち51号さまがプレゼントしてくださいました!
素敵なレビュータイトルはこちらです。

”そして小さな文学少女は夢をみて冒険にでるのです――”

「夢は諦めるものでなくて膨らますもの」
わあ、私の童話からメッセージを受け取ってくださったんですね。
「想像を膨らますロマン」「醍醐味」というお言葉にも感動しました。
醍醐味という言葉をいただくのって、作家の醍醐味だと思うのです。うれしいですー!


ふたつめ。
『春のはじめのカフェテラス』に、水渕成分さまがプレゼントしてくださいました!
素敵なレビュータイトルはこちらです。

”シンプルな舞台装置に、じわじわとにじみ出る情感。ほのぼのとした現実世界恋愛を味わってみてはいかがでしょうか。”

575文字のこの掌編に、まさかレビューをいただけるとは。すごく驚き、二度見三度見、四度見してしまいました。
情感……575文字で情感……そしてほのぼの恋愛認定……。うれしいぃぃぃ……!
短いけれど自分でも気に入っているお話なので、お言葉にじーんとしました。

いでっち51号さま、水渕成分さま。
本当にありがとうございました!


◆家族部門賞いただきました◆


『冒険にでかけよう』ですが、もうひとつビッグプレゼントをいただいています。
石河 翠さま主催の「勝手に冬童話大賞2025」にて、家族部門賞をいただきました!

勝手に冬童話大賞2025、結果発表②

『うみほたるちゃん』に続いて2度目の家族賞です。とてもとても光栄です!
石河 翠さまは大人気書籍化作家さまなのに、毎年のように冬童話をすべて読破、しかも賞まで。選評も、それは丁寧に書いてくださって。
新作短編が定期的に投稿されるたびに「すごいなあ」と思っているんですが、童話賞でも圧倒されてしまいます。

石河 翠さま、どうもありがとうございました!


◆読み参加賞いただきました◆


本羽 香那さまが主催されていた「一足先の春の詩歌企画」にて、参加賞をいただきました!
企画は先日、大盛況のうちに終了したんですが、私は例によって何の投稿もできず……。
でも、本羽さまは読むだけ参加の人たちにも、参加賞を用意してくださっていました。それも詩です。こんな参加賞は想像もしていなかったので、びっくり!
こちらのページを、ぜひごらんくださいね。

『「一足先の春の詩歌企画」の参加賞 読み手様のワード』

私は「うぐいす」というワードでした。でも実は最初は「雪解け」というワード希望を出していて、締め切り間際に「うぐいす」に変えたんですね。
そしたら、どちらのワードも詩に入れてくださってる……!
公式には「うぐいす」なんですが、なんだかとても得した気分です。

香那さん、どうもありがとうございました!


◆おすすめ作品です◆


★いでっち51号さまのおすすめはこちらです。
『わがままなザッハトルテ』

こちらの作品は、多方面に展開していてすごいのです。ボイスドラマ化されているし、何人ものかたが二次創作されているし、単になろうに投稿するだけでなく「ザッハトルテを愛でる会」みたいな広がりを見せていて。
こんな活動もあるんだと瞠目しております。人間その気になれば、いろいろなことができるんですね。


★水渕成分さまのおすすめはこちらです。
『カレンダーは3年3月。ルームメイトは卒業での別れを寂しがっているけど、私はそれが杞憂だと知っている』

こちらは先日、なろうラジオで朗読されました! 
私はなろラジを動画のほうで視聴してるんですが、動画がアップされた当日にたまたま聞いたら、なんとこの作品が。
大賞は惜しかったですがノミネートだけでもすごいです。本当におめでとうございます。
下野さんと巽さんが「冬童話でも読まれたかたですよね」ってお話ししてたんですよ。いいなあ、私も名前覚えてもらいたいー(無理)


★石河 翠さまのおすすめはこちらです。
『お姫さまと本の悪魔のおはなし』

こちらは冬童話参加作です。そしてお姫様の「冒険」の行先が、実は私の童話と同じ「本の中」なんです。
わあ、石河さまと同じ! 気づいたときはテンション上がってしまいました。
といっても、作品の仕上がりは天と地ほどもちがいます。石河さまのはもちろん、素敵な恋の物語ですよ♡


★本羽 香那さまのおすすめはこちらです。
『レビュアー・リーダー・ライターの三刀流だけでなく、企画主催者も行った2年目』

私は9年目ですが……香那さんの1年分にも届かない活動ぶりだと、このエッセイで再確認を……く~。
本当にすばらしいご活動で、なろう運営さんから賞が出てもいいんじゃないかと思います。なろうってこういうかたに支えられているんですね。
主催された企画についての思いもたっぷり入ったエッセイです。


◆企画参加作を読んでいます◆


香月よう子さま楠 結衣さま主催のバレンタイン企画。
参加したかったんですが、やっぱり1グラムも思い浮かばないため、せめて読みで参加しようと読書しています。
昨日までに投稿された分については、すべて読みました。感想も全部書くのが目標です。

で、そちらに集中している分、ほかの読書ができていないんですよね。
特に長編。読み途中の作品に最近行けてなくて……。でも必ず伺いますので、待っててくださいね(^ ^)


◆光と闇の読者様へ◆


先日の更新にたくさんの反響をありがとうございました! 
最初に書いたようにバタバタしてましたが、更新だけはなんとかしようと頑張りました。なので、いいねやご感想の数々が本当にありがたかったです。報われました!

ただし……。
みなさーん、ラキスまだ引き受けてませんよー!?!?(笑笑)

この先の展開をちょっとだけ言いますね。実はタリッサでのメインイベントは、聖劇じゃなくて活劇になる予定です。
まだ全然練っていないので、書けないんですけど。しかも結構な活劇なので、書けるかどうかまったく自信ないんですけど。
生暖かーくお待ちいただけるとうれしいです♪


さて、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
このあとは、全然別の話題について語らせてください。
それは、ベルばら感想。いやもう語りたくて語りたくて~。

もちろんスルー推奨です。興味のあるかただけよろしくお願いしますね。


◆『ベルサイユのばら2025』◆


昭和の名作少女漫画が、リメイクされて令和によみがえりました!
といっても、私、友人から誘われるまでそれを知りませんでした。あららー。ちょうど心の憂いがなくなったタイミングだったこともあり、軽い気持ちで映画館へ。
ストーリーは知っていて名作であることはわかってる。だから、それ以上のことは期待せずに鑑賞したのですが……。

気軽な気持ちで観てすみません。そう言いたくなるほど見ごたえある映画でした。すばらしかったです!

上映時間が約2時間。その長さに(短さにというべきか)凝縮したおかげで、ストーリー全体の流れとかフランス革命に至る道筋とかがはっきりわかり、とても感動しました。
各キャラクターの心情の変化なども、こまかいエピソードに惑わされない分わかりやすくて。
そして何より、原作の偉大さがいまさらながら胸に迫り、なんだかもうひれ伏したくなりました。

池田理代子さんは24歳でこれを描かれたそうです。
連載開始は1972年。
貴族から平民まで、老若男女のキャラクターの造形を、その若さでよくぞ。
ジェンダーフリーなんて言葉も想像できないその時代に、男装の指揮官というヒロインをよくぞ。

どれだけ心血を注いで描かれたことか。
「ベルばらの存在しない世界に、ベルばらを生み出す」。それがどんなに大変だったことか。
自分がものを書くので、つい書き手側の気持ちを考えてしまうんですが、そういう点からみてもすごく感動しました。

ベルばら? ストーリー知ってるよ。
そういうかたにこそ、おすすめしたいです。
逆に全然知らないかたは、あらすじや絵を確認してからのほうがいいんじゃないかと。そのうえで映画を観て、名作とはどういうものかを知ってほしいと思います。

あ、ただ、ガチのファンにはダイジェスト過ぎて物足りないかもしれません。私は漫画や宝塚で履修してたけど、そこまでファンというほどじゃなかったんですよね。
何しろ、本来の嗜好がタンポポとかカスミソウなので、あの大輪のバラは眩しすぎまして……(笑)。

でも、たとえダイジェストでも、バスティーユに突撃する迫力を大画面で見るだけで価値がある。オスカル様の渾身の叫びを聞くだけでも、きっと満足できるはず。
ぜひぜひ映画館のスクリーンで!
ちなみに当方、東宝さんの回し者ではありませんー!

……と、ここまで褒めれば「観に行こっかな」と思うかたもいらっしゃるかと思います(いないか)。
そういうかたのために、次のこともお伝えしておきますね。
この映画、実はツッコミどころも満載です。特に前半、ハンパないですー。

その1。ザ・昭和!を体現する、キラキラおめめの絵柄。
原作に忠実といえば忠実だけど(今どきの絵柄に改変されるよりはいいけど)、アニメなのでほんとにきらめくんですよ。ここまでキラキラしなくても、と若干引きました(笑)

その2。やはりきらめきながら流れる涙。
特に男性がよく泣きまして(原作こんなに泣いたっけ)、滂沱の涙がきらめきながら流れ落ちるシーンが多数あります。ほとんどギャグかと、いえ何でもありません。

その3。いきなりはじまるミュージカル演出。
これは何かというと、短い時間で経過を説明するために、歌に乗せて絵をばーっと流していくんですね。 ミュージカルでよくある手法です。
それはいいんですが、そのときの歌と絵がまるでプ〇キュアみたいな……なぜこの音楽? ここで挫折する観客、一定数いるんじゃないかと……あわわ。

その4.。ショックを受けたとき、おめめは白目、ひたいに縦線。
伝統の描き方ですよね、漫画なら(マヤ!)。しかしアニメ映画で見るとは思いませんでした。

その5。ロザリーの出番がワンシーンだけ。
上の4つとちがい、私としてはこれは仕方ないと思っています。2時間でまとめるための英断かと。ロザリー入れたら倍の長さになりますもんね。
でもロザリーは貴族と平民をつなぐキーパーソンなので、そこが気に入らない人たちもいるかもしれません。

最後に。主題歌はテレビシリーズのOPとEDに遠く及びません!
家に帰ってから昔のを検索して、何度も聴いてしまいました。


以上で感想終わりです。
好き放題書いたけど、ようやくこれで消化できました。
書かずにいると消化不良になるのよー。そういうことってない?
読んでくださったかたがいらしたら、どうもありがとうございました!

※個人の感想です


お返事は少しづつ返していきますので、ご了承くださいませ。
ではでは。

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開催日3月14日~末日

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コメント全34件
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こまの柚里
2025年03月30日 23:38
田尾風香さま

お祝いをありがとうございます! 読書はお暇なときがあればでOKですよ(^ ^)  光と闇を読んでくださってるだけで、めちゃめちゃありがたいです!

ラキス実は引き受けてない(笑)。けど、ここで断ったら評価が地の底まで落ちそう……。
ベルばらの絵柄が苦手ってわかります。私も趣味としては、あっさりした絵柄の方が好きなので、昔は全然興味ありませんでした。でもアニメで動きがついて、声優さんの美声で語られると、やっぱり違いますよー。
田尾風香
2025年03月30日 15:42
レビューおめでとうございます!
作品読むのは……そのうちに……(ゴニョゴニョ
そういえばラキス引き受けてないんだっけ……というか、すんなり引き受けそうにない気がする、ということに、やっと気付いた笑
ベルばらは、あのイラスト……絵柄?がどうにも苦手で、全く読まないままです汗
こまの柚里
2025年03月30日 09:25
黒星★チーコさま

ようこそ、いらっしゃいませ! 今回はガラにもなく、ベルばらのことを書きまくってしまいました。
でも、レビュー……そういえばそうですね。さあみんな、レビューを読んで観に行くのです!(少女漫画表現を知っている人と一緒に・笑)
こまの柚里
2025年03月30日 09:17
逢乃 雫さま

お祝いと労りをありがとうございます! 作品に「心に残る」「爽やかで好き」というお言葉もうれしいです!
「光と闇」のほうも、第三部まで来てくださって感謝の気持ちでいっぱいです。
第二部以上に重かったり暗かったりびっくりしたり。読むの大変かもですが、飽きることはないと……思いたいです……(希望)

寒暖差がすごいですが、寒いと桜は長持ちしそうですね。体調に気をつけてお過ごしくださいねー。
こまの柚里
2025年03月30日 00:12
虹色冒険書さま

お祝いをありがとうございます! あわわわ、すごく勿体ないお言葉もありがとうございます……!
いえいえ、連載の反響は、最新話の内容がちょっと書き込みたくなる案件だったせいなのです(^_^;) 
そして、読み合い仲間の皆さまが義理堅くていらっしゃるから、そのおかげなんですよー。

ラプンツェル最新話も拝読しています。今回の(も)引きが素晴らしくて、わくわくしました。次回がすごく楽しみです!
ベルばら気になってたのでレビュー助かります!!
昔の漫画表現を知らない人と見に行っちゃダメそうですね……(^_^;)
逢乃 雫
2025年03月28日 19:31
レビュー2件、おめでとうございます!
「冒険に出かけよう」、親子の姿がとても心に残る作品です。「家族部門賞」の受賞もおめでとうございます!
「春のはじめのカフェテラス」も、爽やかで素敵な作品で好きです。
企画の参加賞もおめでとうございます。
「光と闇」、第二部まで読ませていただきました。その壮大かつ緻密な世界観に引きこまれます。この後の続きも、楽しみに読ませていただきます。
「ベルサイユのばら」、映画で話題ですね。
ツッコミどころ、楽しく読ませていただきました。
暖かくなり、桜も咲き始めて、いよいよ春も本番ですね。受験の関係も、本当におつかれさまです!
虹色冒険書
2025年03月28日 18:11
レビューその他数々、おめでとうございます!
更新するとたちまち多くの反響が寄せられるこまの柚里様の御作品! 変わらずのご人気ぶりがとても眩いばかりです。さすがでございます^^
激戦区のファンタジーでそれほどの読者様がいらっしゃるのは、こまの柚里様の手腕の賜物ですね。今後とも羨望の眼差しを向けさせてくださいませ。

ベルサイユのばら、超が付く有名作品ですよね。
でも連載開始がそんなに前だとは存じませんでした。教えてくださいましてありがとうございます……!

先日はうちの割烹にお越しくださいまして、誠にありがとうございました。
こまの柚里様の祝いのお言葉、大変嬉しい限りでありました。
ファンタジーの巨匠様として、今までもこれからもこまの柚里様のことは心より尊敬申し上げております^^
こまの柚里
2025年03月28日 11:48
ジャガイモ探偵さま

わあっ、いらっしゃいませ。コメントありがとうございます!
ベルばらのカラー……。予告はわかんないですけど、映画は前半カラフル、後半は内容に合わせて色調が暗くなっている気がしました。
ロザリー、私もベルばら内で一番好きなキャラですよ。でも彼女を抜いたことで、あれだけ綺麗に2時間にまとまったと思うので、仕方ないなーと。
11歳で資料集はすごいですね。さすがです♪

はともかく。
惚気話が……! きゃあ漫画みたい。てか相方さんがいらしたんですね。そこも驚く……! 割烹上げてよかったです、聞かせていただきありがとうございます!
それにしても、お二人ともその若さでよく読まれましたよね。しかも弟さんまで。アンドレは今で言うとヤンデレですよねー(響きも似てる笑)。

それと、ここですみませんが、お絵描き企画のイラスト拝見しています。あれは私が大好きなイラスト。デジタル音痴でなければ塗りたかった~。
ジャガイモ探偵さまの絵に憧れています。以前、昼咲月見草さまの作品に描かれたイラストが本当に素敵で、自作のファンタジーの世界観にも合っている気がして、いまだに忘れられません。お絵描きもまた見せてくださいね♡
こまの柚里
2025年03月28日 11:21
冬野ほたる様

お祝いをありがとうございます! 桜咲いてほんとによかったです。一時は行くとこないかと真剣に思いましたよー。

ベルばら、冬野さんは読了済みだと予想してましたが、文庫まで♡ わーい、うれしいです。私は友人から借りた派でした。
オルフェウスは未読なんです。外見オスカル様だなあとか思っちゃって手に取らず(^_^;)

CMあんまり見てないんですけど、声は若い頃は高くて後半落ち着いてるので、そのせいもあるかも。
24歳はびっくりしますよね。でも当時の漫画家さんってよく考えるとみんな若かったわけで、それなのにいまに残る名作がたくさん。すごい時代でしたね。
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