こんにちわ。三津です。
　今まで活動報告なんてものを書いてこなかった僕ですが、はたと気づいて見てみれば初投稿から一年が経っておりまして、これは何か残しておかなければと思った次第であります。
　あくまでメモとして。見せるのではなくて振り返るものとして。なろうで活動している大勢の作者さんと比べれば、自分は未だ底辺でうごめく搾りかすみたいなユーザーなので、そこは、ね？　現時点で見せる人がいないので……。

　さて、僕は自称作者としてこの一年でいくつかの作品を書きました。「バトルクライ」（現四九話まで）、「ねむたい。」、「桃色の森」の三つですね。どれも思い入れのある物語です。そしてどれにも僕の欲望が詰め込まれている気がします。書いている途中は気が付かなかったのですが、結構一貫しているモノがありまして、振り返っている今となっては冷や汗ものです。明言はしませんが。
　数にして三作品。話数で言えば五四話。
　ちょ～っと少ない気がするんですよね。執筆速度が遅い！　「バトルクライ」に至っては、物語の終わりが見えているクセに、辿り着く過程に迷って手探りばかりしているという事実。見切り発車で投稿して、設定が練り込まれていなかったというのもありますがね。
　速度が遅ければ読み手からも見限られてしまいます。無名の作者なら尚のこと。僕は初投稿の初動も生かせず、読者を惹きつける強みも欠けているようですから、速度だけは一定以上を保たないとダメなんですよね。
　一年間本気で書いたつもりですが、本気度が足りなかったのかも。もしくは要領よくできていなかったか。
　何にしろ結果です。一年費やして納得いく成果を得られていないのが、敗北の証です。
　どうしましょう。どうしたら評価されて、世にいる作者さんたちのように書籍化したり、ツイッターで呟かれたり、映像になったりするんでしょうか。

　と、ここまで考えたのですが、改めて自分の軌跡を振り返って思います。「まだ一年しか経っとらんやんけ！」と。
　早計でした。言ってみれば、小学一年生で全ての学業課程を修了しようとするようなもの。これからも努力が必要なのは当然ですが、ヒステリーを起こすにはまだ早いですね。
　基本的なことは変わりません。僕は自分の書いたものには自分で納得したいタチですから、納得できるまで煮詰めます。
　一時期はよく見かける物語の展開に自分の作品を落とし込もうとしましたが、それだとつまらないんですよね、自分が。意味がないと言ってもいい。
　クリエイターはみんな、自分の中にある何かを表現したいはず。作品の創造というのは彼らの情熱の発露のはず。そこに妥協があってはいけませんよね。
　僕の場合は特に締め切りがあるわけでもないし、一応は時間の制約がありません。（いや、のんびりと時間をかける宣言をしているではないですが）とりあえず縛りのない趣味であるうちは、納得できる形になるまで、粘土のごとく練ってこねて千切ってくっつけて、試行錯誤したいと思います。
　そうした活動の中で、自分の作品が世の作品群の中に並べられたらいいと思います。
　できることなら、僕にとっての「ALWAYS 三丁目の夕日」のような、人生になくてはならない作品を、誰かに届けてみたいものです。
　まだまだ遠い目標ですが。

　拙い文をつらつらと書きました。ただの日記にお付き合いくださった方、ありがとうございます。