2021年11月10日 (水) 19:01
企業案件(?)です!
タイトルの通り、『災害で卵を失ったドラゴンが何故か俺を育てはじめた』書籍化&コミカライズします!
書籍化レーベルは双葉社Mノベルス、コミカライズも双葉社がやってるモンスターコミックスからです。
◆関係者について
●霧崎雀
私。ライトノベル作家でバーチャル美少女ボイチェンおじさんYouTuber(零細個人勢)。
しばらく本が出てなかった自称専業作家。ハイファンTSものばっかり書いてる小説おじさん。
●編集S氏
『災ドラ』のファンなのだが実は双葉社の編集者らしい。
時に「あの……会社的にそれ大丈夫なんですか……?」と言いたくなるくらい災ドラに入れ込んでいて、とにかく良い作品にして世に出そうと尽力してくださった。
私とは何か連絡事項がある度に2時間くらい長電話している。
●こずみっく様
此度イラストを引き受けてくださった絵師様。デザインがことごとく神。
◆書籍情報
●サイズ:大判
『Mノベルス』なので大判です。と言うか「話の内容的に大判の客層の方が向いてるのでは」という話になって、大判レーベルである『Mノベルス』から出した形です。
S氏「すみません、web版第一部は11万字くらいですが、書籍は大判なので13~14万字は欲しいんです」
私「増やす分には大丈夫です。元が11万字ってことは、書籍化作業してるうちにたぶん15万字になってますから」(※なった)
怨獄の薔薇姫の時はページ制限に収めるべく、ものすごく苦労したんですが、今回も結局苦労しました。
あやうく定価が+100円されるところであった。
●発売日:11/29(月)予定 地域差あり、早い場合も
そう言えば『怨獄の薔薇姫』も11月発売だった……
ちなみにルネの誕生日は書籍版1巻の発売日である11月5日ってことにしてます。道ならぬ恋に落ちた二人は冬至祭りの勢いで結ばれることができたのでしょう。
●店舗特典
○アニメイト様、ゲーマーズ様(男性向けのみ)、とらのあな様、メロンブックス様、書泉ブックタワー様etcetc:折り込みSS『ルシェラにお友だちができる話』
8P折り込みとして入ってます。ちなみに文字数は3000文字くらいなので、丁度なろう1話分のショートストーリーです。内容はタイトルの通りです。嘘じゃないです。
他にも特典が付く店舗があるかも知れません。分かり次第書き足します。ただし、数には限りがありますのでご注意!
○とらのあな様:イラストカード
とらのあなにてご購入の場合のみイラストカードのオマケがあります。
こちらはジゼルの設定資料になるそうです。
●書籍版2巻
確実に出ます。
●書籍版3巻以降
未定です。
●コミカライズ開始予定
既にかなり具体的な段階です。
スケジュール未定ですが来年の早い時期くらいには……?
また動きがありましたら告知します。
◆なろうでの今後の更新の話
●災ドラ
第二部の更新ペースをちょっと遅らせてましたが、これは別に書籍化作業のためばかりでもなく、ちょっと書籍版の発売にタイミング合わせた形です。
第一部と第二部はぶっちゃけ『発展性はあるけど、ここで切っても綺麗に物語を終われる』というのをかなり意識してやってました。
これまでなろうに投稿した新作が爆死また爆死だったので、せめてあからさまな打ち切りエンドじゃなく、ちゃんと話まとめて終われるようにと。
ただ流石にこれ以上は難しいと言うか……第三部は、ここで災ドラを終わらせるための話にするか、長く続けるための発射台にするか、どっちかに振りきった方が良さそうだなと思いまして、第三部のプロット案を2つ用意してました。
んで、どっちを採用するかは書籍版1巻の初動を見て決めようかなと思ってました。そこで書籍版が何冊くらい出せそうか、だいたい分かるはずですので。
ただこの話を編集S氏にしたら「コミカライズ版の売り上げ次第って部分もありますし……」とのことで、ごもっとも。
そこで第三部は『実質2.5部』みたいな形で中編を3つくらい書いて、第三部として予定してた辺りは更なる様子見のため第四部に回そうと思います。
長編だとどうしても、一冊分の分量でデカい事件一つ動かすことになるので、第三部ではキャラ間の絡み重点でもうちょっと日常に近いお話をやろうと思います。ここまで国家レベルの事件ばっかりで、冒険者パーティーが普通にお仕事する話とか全然書けてませんしね。
●怨獄の薔薇姫
災ドラ書籍化とか後述の漫画原作のお仕事もありまして、ちょうど章の切れ目だったのでお休みしてましたが、更新再開しました。
第四部Bのために私はオーシャンズイレブンとかグランドイリュージョン(あの映画に続編なんて無かった。いいね?)とか見ました。
他の作品の都合で更新遅延したりすることもあるかとは思いますが、これだけはお金にならなくてもラストまで書きたいです。なんかもう人生を賭けた酔狂って感じです。問題はまだ全体の予定の半分も進行してないこと。
余談。自作品に関してへりくだるのはあんまイイコトじゃないと思いますので、ここだけの話にしますが……
正直、怨獄の薔薇姫の第一部とか書籍版を書いた頃は、まだ勢いでTSものにしてたところがあると思ってます。TSものとしての良さが出ず、逆に臭みは増して、そこら辺に抵抗ある方にはとっつきがたいお話になってしまったなあと。
その経験があったからこそ災ドラでは良い感じにやれたと思っていますが、しかしこのままというのも忍びない。
別作品で大物作家になって怨獄の薔薇姫を再書籍化し、TSものとしてより誠実な作品にリライトするのが今んとこの私の野望です。もち1巻から。
どこの出版社も手ぇ上げなかったらクラウドファンディングとか自費出版ででどうにか……
●ポーションドランカー
私がなろうで最初に書いた作品です。ちなみに人生初のTS作品でもあります。
「なんでここでこの作品の話?」と思う方もいらっしゃるでしょうか。
最近の私の作品を熱心に読んでくださってる方でも、もうこれを知らないとか過去の作品と思ってるとかありそうですな。
ともあれ、中途半端な形で中断してて、私の世界観の共通設定もこれを書いてた頃より遥かに練り込まれてて、私自身の実力も付いてて。
なので設定とか伏線とか全体プロットとか全部整備し直して、リマスター版としてちゃんと最後まで書こうかなと思ってます。私が配信中に流してる『世界観tips』でもほとんどポードラの記事を書いてなかったのは、昔の作品だからってわけじゃなく、リマスターで何かが変わる可能性を念頭に置いてたからです。
正直これは書籍化とか期待してません。ただ、この作品を終わらせる前に死ぬことはできないんや。別作品書いてて「似たような事をポードラでやってたな」と思うことが多く、本当にこれは正しく私の原点となる作品です。
あくまで仕事ではなく、怨獄の薔薇姫と同じ『酔狂枠』での処理となりますので、その辺は気長にお待ちください。ただこっちは時間さえあればやれるので、多少暇になればちょっとずつやりたいですね……
●新作
以前ちょっと言った新作ですが、だいぶ設定とプロット固まってて途中まで書けてます。
これはもし書籍化したら続き書きますし書籍化する気でやってるやつですが、あくまで大判一冊の分量で読み切りとして書きます。
今まで私が書いてなかったタイプのTSに挑戦してます。構図としては女装ものに近いのかな?
できれば年内に投稿したいところだったんですが、後述する原作のお仕事もはじまっちゃったのでちょっと間に合いそうにないです。
●過去作品
手が空いたら色々処理します。
と言ってもだいたい「書籍化したら続き書くかも知れないから『連載中』扱いにしといた」ってだけで、どれも既に1冊分で話まとめてるので、だいたいこのまんま打ち切り扱いにすると思います。
『方舟八号棟(⇒エイスアークオンライン)』だけは元のも書き直しのも結局最後まで行ってなかったので、これは……いつになるか分かりませんがちゃんと1冊分書き直して完結にする予定です。
◆別のお仕事のお話
詳細はまた後日告知しますが、マンガ原作やります。既存作品ではなく書き下ろしです。人情話あり陰謀ありの群像劇ハイファンタジーという私のいつものやつで参ります。
ちなみに主人公は女装少年です。さすがに耐性無い方も多いだろう媒体でTSものをやるのは刺激が強いかと思ったので、たまにはゲートウェイドラッグを提供するのも一興かなと。
◆シメ
『災ドラ』書籍版のビジュアル公開などはまた別記事にて。
今後とも霧崎雀と『災ドラ』をよろしくお願いします。
それから、チャンネル登録高評価よろしくお願いします!