更新です。

次号から、全て一面構成でお送りします。

なので、実質あと三回の更新になるかと思います。

ここまでお付き合い頂いた方がどれ程いらっしゃるのかはわかりません。

けれど、彼らのお話は私に強い力を与えてくれました。

彼らの人生を代筆出来て、光栄に思っています。

そうだ、多分まだ語っていなかったと思うので、相内莉子の話を簡単にいたしましょうか。

彼女はファンタジーな世界に生きている訳ではありません。

現実を、彼女なりに生きようとしたら、ああならざるを得なかっただけなのです。

誰かの首をへし折る為に、培った筋力。

誰かの懐に入り込む為に、磨いた瞬発力。

たゆまぬ鍛錬を繰り返して居たら――それが、偽りの存在を現実に体現出来てしまったと言うだけの事。

だから、彼女はただの人間で――天音翼の、大切な友達でしかないのです。


宣伝、ご愛読ありがとうございます。

もう少し、宜しくお願い致します。

成希奎寧