2010年08月23日 (月) 01:11
ラーさんから、感想を頂きました。
「小説家になろう」は大所帯なので、わたしの作品など、あっという間埋もれて、アクセス0。感想が入るどころか、誰も見向きもしないだろうと思っていたので、感想を頂けたと知った瞬間、もう、飛び上がるくらい嬉しかったです。
この「活動報告」の第一回目にの中に、「基本的に、感想に対して作者からの返信はいたしません」と書いちゃった手前、返信しずらいのですが、めちゃくちゃ嬉しかったので、こちらでこっそり喜びの叫びと、御礼をば。
ラーさん、本当にありがとうございましたっ!
ご指摘の点については、ぜんぶ頷けることばかりで、とても参考になりました。
特に、「クオン以外の人間は信頼しないんじゃなかったのか、アガン。」の突っ込みには、ぎゃふん。
他のご指摘部分は、自分でもちょっとな~と感じていたのですが、ここは完璧にうっかりしてた。
そーだよ、アガン。あんたは人信じないんじゃん。忘れてちゃダメじゃん作者~っ!!(笑)
基本的に、プロットを立てずに頭からガシガシ書いて行くのが好きです。
この作品も、クオンとレトのキャラとラストのぼんやりとしたイメージだけで書き始めて、書きながら他のキャラやら設定を考えて行きました。
アガンというキャラは完全に脇役のつもりだったのに、初めて登場させた瞬間、うっかり惚れてしまったので(笑)、主要人物の一人に急遽格上げ。
アガンとレトの因縁は、レトが語り出すまで、わたしも知らず、書いた後に、あ~、これって事前に伏線いれとくべき内容だよね~ と思ったものの、もう終盤も終盤、あまりにも物語が出来上がり過ぎていたので、伏線を挿入する余地が無い状態でした。
その辺はちょっと残念に思っています。
ご指摘いただいた他の部分も、似たような具合で生じたひずみです。
そんなわけで、あちこちに突っ込みどころ満載の作品ではありますが、わたしがキャラ達を描きながら感じていたワクワクを、読者の方にも感じていただけたら、とても嬉しいです。
なんでこんな作品を公開してるかといえば、ひとえに、
「アガン、きゃぁあ~~♪」
と、読んだ方に言って欲しいからに他なりません。(笑)
読んでくださった方の感想は、書き手にとって最高の宝物。創作のエネルギーです。
でも「基本的に、感想に対して作者からの返信はいたしません」という方針は、今後も変えないつもりです。(たまに、こちらで御礼を呟くことはあるかもしれませんが、感想欄での返信はしないつもりです)
それは、「読み手」と「書き手」の間に、すこーしだけ距離をとりたいと思っているためです。
「読み手」と「書き手」が親密になるというのは、とてもステキな事ですし、自分の作品を読んでくださった方と交流したい気持ちもあります。
わたしの作品を気に入ってくださった方には、ひとりひとりに御礼したい。
しかし、今のわたしは「作品」を「作品」本位で読んで頂きたいという気持ちがとても強くあるのです。
「作品」の向こうに「書き手」の存在を一切意識することなく、作品の世界だけを堪能して欲しい。
感想や評価も、作者という人間を意識せずに、作品本位でお願いしたい。
感じたこと思ったことを、ありのままに、作者に遠慮することなく書いて欲しい。
「返事を書きません」などというのは、かなり傲慢な宣言ではありますが、こんなわたしの気持ちをちょっとだけご理解頂けると嬉しいです。