勇者クロイドは魔王を倒した時に魔王の手により1,000年後の未来へと飛ばされた。
何故か少年となった彼は山地で目を覚まし、街へと向かう途中に襲撃に遭う馬車を助ける。
その馬車の中には王国の王女が居り、彼女から特別に褒美の言葉を得ることとなって跪いていると、自身の首に魔道具『隷属の首輪』を嵌められこう言われるのである。
『ようやく見つけたわ……わたしのわたしの大好きな人』
王女の正体は共に1,000年後の未来へと来ていた魔王だった。
これは粘着系魔王女リアナに付きまとわれながらも、結局は彼女の為に必死に奮闘してしまう勇者フロイ(クロイド)の物語である。
冒険有り、戦争有り、何でも有りの物語です。
気づけばいつものノリなので楽しんで読んでください。