ブックマーク一覧 カテゴリ1 全295件
連載 完結済 24エピソード
第二王子の成人と共に王太子が決まる大事な時期に、婚約者である第一王子から「少しの間、自由が欲しい」と言われて困惑した。あと二ヶ月しかないのに、ルエラが教育や社交などを放棄してしまえば、王太子には第二王子が選ばれることになる。 そう説明しようとしたが、口の中が痺れてきた。何かがおかしいと思ったが、目の前が突然真っ暗になった。 目を開ければ、そこは自分の部屋だった。どうやら王家の秘毒を飲まされたようだ。婚約者に毒を盛られたことで気持ちが一気に冷めた。しかも毒の副作用なのか、体に痺れが残っていた。毒の後遺症が残り、婚約は白紙に戻された。 療養のため領地に戻ることに。その途中に行き倒れている魔術師を拾った。この魔術師は侯爵家に雇われていて、ルエラは彼の治療を受けることになった。 一方で、罪悪感なく自由を満喫した第一王子とその側近たちには厳しい現実が待ち構えていた。 2024-11 コミカライズが決まりました。応援、ありがとうございました(≧▽≦)
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年07月27日
連載 62エピソード
★書籍化・コミカライズ決定です!書籍は24年1月30日発売予定! 「――うるさい。俺だって、好きでお前にこんなにも惚れている訳じゃない……」 「か、可哀想なエドガルドさま……」 *** 悪女の汚名を着せられて、神殿を追放された聖女メアリ。けれど、命懸けで働いても給金すら貰えない日々から解放された当のメアリは大喜びだ。 「これからは、悪女として生きてみせましょう」 メアリは売り飛ばされた先から逃げるため、魅了魔法を使って逃げ出そうとする。しかしメアリに大金を積んだ相手こそは、強国の冷酷な第一王子エドガルドだった。 エドガルドは『他者の魔法が一切効かない』という体質で、その特異性と残酷さから、呪われた王太子として恐れられている。 彼は、「俺の妃となり、悪女として振る舞え」と持ち掛けてきた。 確実に何か裏がある、怪しい取引だが…… 「――それは、私を悪女として雇ってくださるということでしょうか!?」 「……は?」 嬉々としたメアリの反応に、困惑を見せるエドガルド。 そんなふたりの視線が重なった瞬間、魅了魔法が発動してしまった。 一瞬慌てつつも、エドガルドには魔法が効かないことを思い出してほっとしていると……? 「お前いま、俺に何をした?」 「まさか、魅力魔法が効いちゃってますか!?」 呪われた王太子のはずが、何故かエドガルドはメアリに恋をさせられたようで!? 「……正真正銘の、この悪女め……」 (た、大変なことになっちゃった……) *** 不本意そうなエドガルドは、渋々な割にはとんでもない溺愛をメアリに注いでくる。 メアリはそれを可哀想に思いつつ、せめて立派に悪役令嬢ならぬ悪女を勤めようと頑張ることに。 なのに、元筆頭聖女の力による精一杯の悪事は、うっかり民を幸せにしてしまう。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年01月30日
連載 344エピソード
【☆書籍化☆ 角川ビーンズ文庫より1〜7巻発売中。フロースコミックよりコミックス1〜3巻発売中。Audiobookよりオーディオブック1〜4巻配信中、続巻予約受付中。ありがとうございます!】 略称「ブラチェン」 社畜SE雪村利奈は、乙女ゲームの悪役令嬢エカテリーナに転生した。 前世の頃から皇子より悪役令嬢の兄アレクセイにハマっていたけど、実物はさらに素敵!そして母と共に幽閉されて育った悪役令嬢と、祖父亡き後10歳で公爵家を背負って生きてきた兄が可哀想すぎて泣く! よーし破滅フラグと国の滅亡フラグを回避して、みんなで幸せになるぞー。 かくして建国以来四百年続く超名門ユールノヴァ公爵家の悪役令嬢と、口が悪くて気が強い歴女なアラサー社畜、ふたつの人格が統合。外見は上品なお嬢様、中身は怒涛のツッコミ属性。チートな魔力とかはないけれど、前世の知識が意外と使えて、エカテリーナは注目されていく。 ゲームでもシスコンだった超有能お兄様は、自分を慕ってくれる妹が可愛くてさらなるシスコンに。妹を美化するシスコンフィルターがキレッキレですね!私のブラコンも負けません!張り合ってていいのかよくわからないけど! そして、ヒロインと皇子には破滅フラグ対策で近づかないはずが、どんどん親しくなって……けど皇子、君は私にとって破滅フラグの化身なんで……うう、それなのに。 それにしても乙女ゲームの世界と言いつつ、設定になかったことだらけ。前世社畜アラサーなんで、超セレブな公爵令嬢生活は腰が引けて仕方ないんですが。三大公爵家の権力闘争とか……ひええ。 とにかく悪役令嬢エカテリーナは、お兄様のために頑張ります!
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月20日
連載 完結済 12エピソード
春を告げるラクサの花が咲いたら、この契約結婚は終わり。 夫は他の女性を追いかけて家に帰らない。私はそれに傷つきながらも、夫の弱みにつけ込んで結婚した罪悪感から、なかば諦めていた。体を弱らせながらも、寄り添ってくれる老医師に夫への想いを語り聞かせて、前を向こうとしていたのに。繰り返す女の悪夢に少しずつ壊れた私は、ついにある時、ラクサの花を咲かせてしまう――。 真実とは。老医師の決断とは。 愛する人に別れを告げられることを恐れる妻と、妻を愛していたのに契約結婚を申し出てしまった夫。悪しき魔女に掻き回された夫婦が、絆を見つめ直すお話。 別サイトにも掲載しています。 エブリスタ新星ファンタジーコンテスト「やり直し」で佳作をいただき、講評を参考に全体を見直しました。 ドリコム大賞二次通過作品です。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2022年08月28日
連載 完結済 16エピソード
本編+ヒロイン視点+番外編で再完結しました。 アルバインは几帳面な性格の、体格に恵まれた騎士だ。彼が想いを寄せる令嬢ネフィリアは、今日も彼の筋肉に熱い眼差しを向け、褒めたたえ、撫でまくる。その眼差しはしかし、アルバイン本人に向けられると冷静さを取り戻してしまうのだ。アルバインは彼女に問いたい。貴女が好きなのは俺か、俺の筋肉か、と――。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2023年04月16日
連載 完結済 62エピソード
ビーズログ文庫様より書籍3巻発売中、FLOSコミック様よりコミック2巻6/17発売です。 下部にコミカライズのリンクあります! 皆様の応援に感謝です!! ◆本編完結済み/番外編ときどき更新◆ 美しい妹と比較され、家族から虐げられる伯爵令嬢、マルグリット・クラヴェル。 彼女は、妹の身代わりとして敵対するド・ブロイ公爵家のルシアンのもとへ嫁ぐことになった。 「はじめに言っておく。お前を愛するつもりはない」 「はい! わたしもあなたを愛する気はありませんので、どうぞご心配なく」 「……」 「え、なにか変なこと言いましたか?」 公爵家での扱いは冷たいものだったが、実家で慣れているマルグリットは気にしない。 実家を出て生来の明るさを取り戻したマルグリットは、無自覚にルシアンの心を癒やしていく。 やがてルシアンはマルグリットに恋心を抱いてしまう。 (愛するつもりはないと言ったのに、愛してしまった) (お名前をお呼びすると真っ赤になって眉を寄せるのは、怒っておられるのかしら……) 二人のすれ違いは続く。 一方、領地経営にも関わっていたマルグリットを追い出してしまったクラヴェル伯爵家は、経営が怪しくなってゆき……。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月16日
連載 完結済 248エピソード
 こんにちは、園子と申します。  目が覚めるとそこはめちゃくちゃファンタジーな場所でした。  鮮明な夢だとしても驚かないですが、ほっぺをつねったところ、どうやら起きているようです。まじか。現実か。  なんと、そこはわたしが中学生時代に沼っていた、『The King's Grail of EternalⅡ』、通称キングレシリーズの、グレⅡと呼ばれているシミュレーションロールプレイングゲーム (SRPG)の世界でございました。なんですと。  ということはわたしが青春を捧げた不遇の推しキャラ、『宰相オリヴィエ・ボーヴォワール』様もいらっしゃるということ……!  ――まずいです! このままではゲーム通り暗殺されてしまいます‼  なんで転移したとかどうでもいいです。  シナリオとか知ったこっちゃないのです。  元の場所に戻れないなら、腹をくくってここで生活してやりましょう!  そして、オリヴィエ様をお守りするのです!  これは、オリヴィエ様を幸せにするべくわたし園子が駆け巡り、推し事したりこっそりお助けしたりするお話です。 ※見切り発車です ※書き溜めありません ※そんなに長くなりたくないです(目標:4万文字程度)(追記:すみません、たぶん10万文字になります)(さらに追記:すみません、終りが見えません)(さらにさらに追記:60万文字前後での完結めざします!)(さらにさらにさらに追記:ムリです!)(完結しました!!!) ※こまけぇこたぁいいんだよ!! ※書き手が深いこと考えていないので、フィーリングで読んでください ※たぶん隔日更新 ※他サイトにも投稿しています(こちらが先行です)
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年10月01日
連載 完結済 50エピソード
大勢の前で婚約破棄を言い渡され、相手を返り討ちにしたことから令嬢としての評判を地に落とした伯爵令嬢・ウィレミナは、気にせず弟妹の世話をして一生を過ごそうと決めていた。 しかし、その心身ともの頑丈さを見込まれ、亡くなった先代妃の代わりに二人目の妃として国王陛下の元へと嫁ぐ。夫となったライアン陛下には「愛することはないだろう」と言われていたものの、共に過ごす内にウィレミナの方が彼のことを愛するようになってしまった。先代妃の忘れ形見、聡明なお子様ディーノ殿下に叱咤激励されながら、腹を括ったウィレミナは恋の成就へと果敢に挑む!! 連載版を始める事にしました!恋が実るまでの基本的なストーリーは同じですが、短編版ではカットしたエピソードなどが入っています。その後も続きます。どうぞよろしくお願いします!
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2022年07月03日
連載 完結済 3エピソード
ある日、私は憧れの少女漫画『星灯りの下であなたとワルツを』の主人公エレインに転生したことに気がついた。 前世、いつも励まされていた彼女のようになりたいから、頑張ろうと思います。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2021年02月03日
連載 完結済 131エピソード
 2025.3.10Mノベルスfより5巻発売です!  次にくるライトノベル大賞2023 単行本部門3位・女性読者投票1位  次にくるライトノベル大賞2024 単行本部門9位・女性読者投票2位  をいただきました!  みなさまの応援のおかげです。ありがとうございます。 ****     「君を愛することはないだろう」  政略結婚の初夜、生真面目軍人ジェラルドにそう言い渡された伯爵令嬢アビゲイル。  前世は魔王のアビゲイルだが、魔王とはいえ食生活は貧しかった。  憧れの人間に転生して、これで豊かな食生活がと期待するも、継母と義姉は餓死ギリギリを狙って攻めてくる。  虐げられた生活を送っていた彼女にとって、政略とはいえこの結婚はそんな生活から脱出するための希望だった。  だからせめて、せめてこれだけは確認させてほしい。 「……ごはんは欲しいです」  黒髪青目でいかつい系の軍人旦那様は、ひもじい子には意外と優しかった。庇護欲にあふれた使用人にも大切にされ、アビゲイルの美味しい食生活がはじまる。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月11日
連載 142エピソード
婚約者である王太子の浮気現場に遭遇したソフィーリアは、自分が我慢の限界を迎えていたことを知る。その時、ソフィーリアの前に現れたのは一人の騎士だった。 ーーーーーー シリアスもどきのバカップル珍道中。第4章始めます! ー------ 書籍2巻(イラスト:コユコム様)発売中。 コミカライズ(漫画:あず真矢様)第3巻発売中! マグコミ様にて毎月第3火曜日にコミカライズ更新中です!! 応援本当に有難うございます!!!!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月20日
連載 完結済 254エピソード
■書籍化・コミカライズ1巻9月1日発売■ 「君との婚約は破棄させてもらう。正直言って僕は君のような女性がタイプじゃないんだ」 ――ある日、庶民の娘アルメは、婚約者の浮気の現場に遭遇してしまった。そしてその場で婚約破棄をくらい、呆然として帰宅する……。 もう家族もいない一人ぼっちの自宅にて、改めて将来のことを考えた時、ふと思いついた。『氷魔法の才能をいかして、アイス屋でもオープンしようかな』と。 アルメは前世の記憶をヒントにして、今までこの街になかったデザート、『アイス』を売り始めた。そのアイスに、たまたま縁のできた男がハマって常連客となっていく。男の名前はファルクというらしい。 ――ちょうど時を同じくして、街には一人の上位神官が来訪していた。 人々が熱狂する新しい神官様は、神秘的な雰囲気で見目麗しい『白鷹』と呼ばれる従軍神官だそう。……でも凛々しい姿は仕事中だけ。オフに見せる素の姿は、素朴で癒し系、飾らない雰囲気の人だった。 そんな白鷹は変姿の魔法で容姿を変えて、お気に入りのアイス屋へと通う日々。アルメはファルクの正体――実は神官『白鷹』である、ということに気が付くことなく、良い友人として関係を深めていく。 ――いつの間にやら、すっかり白鷹ファルクの特別なお気に入りになっているとは、思いもせずに。 (※設定ゆるめ。女性主人公の日常(仕事)と恋愛が主軸の物語です)
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年03月02日
連載 完結済 116エピソード
目が覚めると、記憶がありませんでした。 どうやら私は『稀代の聖女』で、かなりの力があったものの、いまは封じられている様子。ですが、そんなことはどうでもよく……。 「……私の旦那さま、格好良すぎるのでは……!?」 一目惚れしてしまった旦那さまが素晴らしすぎて、他の全てが些事なのです!! とはいえ記憶を失くす前の私は、最強聖女の力を悪用し、残虐なことをして来た悪人の様子。 天才魔術師オズヴァルトさまは、『私を唯一殺せる』お目付け役として、仕方なく結婚して下さったんだとか。 聖女としての神力は使えなくなり、周りは私を憎む人ばかり。何より、新婚の旦那さまには嫌われていますが……。 (悪妻上等。記憶を失くしてしまったことは、隠し通すといたしましょう) 悪逆聖女だった自分の悪行の償いとして、少しでも愛しの旦那さまのお役に立ちたいと思います。 「オズヴァルトさまのお役に立てたら、私とデートして下さいますか!?」 「ふん。本当に出来るものならば、手を繋いでデートでもなんでもしてやる。…………分かったから離れろ、抱きつくな!!」 ……でも、封じられたはずの神力が、なぜか使えてしまう気がするのですが……? ★『推し(夫)が生きてるだけで空気が美味しいワンコ系残念聖女』と、『悪女の妻に塩対応だが、いつのまにか不可抗力で絆される天才魔術師な夫』の、想いが強すぎる新婚ラブコメです。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年01月31日
連載 完結済 20エピソード
その夜、リーフェットは針の魔女として処刑台に上げられていた。家族からは冷遇され続け、婚約者には利用された。おまけに、ここでリーフェットを殺すのは初恋の人だという。 あんまりな運命に、従順たれと教え込まれてきたリーフェットもとうとう決心する。 死んで堪るものか。絶対にここから逃げ出し、今度こそ幸せになってみせると。 (……でも私、子供になっていない?!) これは、いつの間にか幼女になっていて愕然とするリーフェットと、針の魔女を追いかけて来た筈なのに、どうして保護者になったのかなと途方に暮れている王様の、どちらが相手をたぶらかすかの苛烈な戦いのお話。 そして、ぽんこつ気味な刺繍魔術と、もしかしたら王様の命がかかっているかもしれない美味しいタルトのお話です! 11/19:番外編2本追加しました
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年11月19日
連載 完結済 83エピソード
「エルヴィラ・ヴォダ・ルストロ。お前を聖女と認めるわけにはいかない! お前が育てていた『乙女の百合』は偽物だった! この偽聖女め!」 アレキサンデル様が、わたくしをそう罵ります。 皆が驚きの声をあげました。 「エルヴィラ様が聖女でなかった?」 「何かの間違いでは?」 それもそのはず。 本来なら、わたくしが、正統な聖女だと認定されるはずの儀式です。 それが、一転して、「偽聖女」呼ばわり。 さらにアレキサンデル様は、宣言します。 「聖女ではない女とは結婚できない! お前との婚約は白紙に戻す」 そこで、初めてわたくしは、口を開きました。 「ーー承知しました」 ※カクヨム様でも連載してます。 ※本編はweb版です。書籍版とラストはおなじなのですが、エピソードが違うところがあります。 ※2020年11/10にツギクルブックス様から書籍発売中です!イラストははま先生です!皆様のおかげです。ありがとうございます。 ※がうがうモンスターにてコミカライズ連載中です。 ※書籍4巻2024年10月10日発売!
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年10月10日
連載 86エピソード
妖精のイタズラによって、取り替えられてしまった貴族の赤ちゃんと庶民の赤ちゃん。 14歳の時に発覚して、庶民として暮らすことになってしまったアンナ。当然幼い頃からの婚約者とは解消されることになった。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2019年06月30日
連載 完結済 56エピソード
 ハグル王国の工作員クロエ(後のビクトリア)は、とあることがきっかけで「もうここで働き続ける理由がない」と判断した。  そこで、事故と自死のどちらにもとれるような細工をして組織から姿を消す。 その後、二つ先のアシュベリー王国へ入国してビクトリアと名を変え、普通の人として人生をやり直すことにした。  ところが入国初日に捨て子をやむなく保護。保護する過程で第二騎士団の団長と出会い好意を持たれたような気がするが、組織から逃げてきた元工作員としては国家に忠誠を誓う騎士には深入りできない、と用心する。  ビクトリアは工作員時代に培った知識と技術、才能を活用して自分と少女を守りながら平凡な市民生活を送ろうとするのだが……。 工作員時代のビクトリアは自分の心の底にある孤独を自覚しておらず、組織から抜けて普通の平民として暮らす過程で初めて孤独以外にも自分に欠けているたくさんのものに気づく。  これは欠落の多い自分の人生を修復していこうとする27歳の女性の物語です。 ◆МFブックス様より発売中。 ©守雨 Syuu All Rights Reserved. Reproduction and translation are prohibited.
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2022年02月02日
連載 完結済 128エピソード
【シリーズ累計20万部突破】【1~3巻重版】【GAノベル様より最終6巻が3/15発売(イラスト:さらちよみ先生)コミックス5巻同日発売!(作画:迂回チル先生)】 名門貴族でありながら、契約の儀で"名無し"と呼ばれる最弱精霊と契約してしまった伯爵令嬢ブリジット。 第三王子・ジョセフに婚約破棄を告げられたブリジットは、公爵令息のユーリまでも態度の悪さからジョセフに睨まれているのを知る。 そうして嫌われ者の二人は、図書館でばったりと出会った。 「馬鹿な女ほど可愛い」というジョセフのために、愚かな少女をわざと演じてきたブリジットだったが、ユーリとの出逢いをきっかけに本来の聡明さを取り戻し、幼い頃からの夢である"精霊博士"を目指していく。 そして、ブリジットが契約した最弱精霊の正体にも、実はとある秘密があるらしく……? 「ユーリ様って、なんというかものすごく悪役っぽいですわよね」 「お前にだけは言われたくないが……つまりお前は、僕にシンパシーでも感じているのか? 迷惑だからやめてくれ」 今日も"赤い妖精"と"氷の刃"の応酬は続く。 ――これは性格も顔もキツめな悪役令嬢と悪役令息が惹かれ合い、やがて恋に落ちていく物語。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月15日
連載 完結済 5エピソード
勇者の称号を与えられるほど技量と人格に優れているのに、醜さからそれぞれ「オーグ」「ゴブリナ」とあだ名されているオーグストとサブリナ。 清廉な彼らはそれでも互いの人格に惹かれ合い、魔王討伐後、「容姿になんか惑わされない」と誓い合って結婚を決める。 ところが、婚約を機に「真の姿」を見せたら、さあ大変。 実は二人とも、諍いを避けるべく変装していただけで、本当は絶世の美男美女だったのだ。 (はっ!?なにこのかわいい生き物なにこれなにこれなにこれ) (なんんだなにこれなにこのイケメン!ちょ、え、ひゃ…!) その顔面を視界に入れるだけで呼吸が止まりそうなほど、互いがタイプど真ん中だった二人。 けれど、ああ、容姿に思いきり惑わされている自分を悟られては、相手に軽蔑されてしまう! 二人は勇者としてのあらゆる技術を駆使し、必死に平静を装うが――? ※ラブコメ習作。不定期更新。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2021年07月16日
連載 完結済 8エピソード
「わかさま」と「にいさま」と私。昔、領主館には三人の子供がいた。十年前と六年前に二人はそれぞれ出て行って、今残っているのは十七歳になった私だけ。 でも、ようやく王都の学院に行っていた若様が卒業して、六年ぶりに帰って来るらしい。私の結婚相手候補を連れて……。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2018年08月10日