契約妻のメリッサは、魔術師団長である夫が戦地から帰るのを待ち望んでいた。
「恐らく戦場から帰れないだろう……君はいずれこの家を継ぐ双子の世話さえしてくれればなにもかも好きにして良い」
そう彼女は、夫の兄夫婦が遺した双子のお世話のために妻に迎えられのだ。この三年間戦地に手紙を送っても返事もない。
だからメリッサは夫が帰ってきたならこの婚姻関係は終わると信じて疑っていなかった。
しかし、帰ってきた夫は当然のようにメリッサを溺愛し始める。可愛い双子も母と慕うメリッサを絶対逃がしはしないのだ。
ほのぼの家族&溺愛ロマンスファンタジー
皆さまの応援のおかげさまで、書籍化決定いたしました。素敵な続報をお届けできるよう頑張ります。
これからも双子と三人の侍女、そしてヒロイン、ヒーローをよろしくお願いいたします!!