―――人間が神になり世界を司る―――ー そんな世界で神から人間に戻ろうとする青年が一人いた。名を、「アステール」。優秀と名高い彼は人間に戻るさい、あることをした、――――出来てしまった―――― これは、神の力を持ち、人間の身に戻った青年が、地上にて放浪をする物語である。 初投稿と見切り発車の要素が多数ありますので、暇つぶし程度に読みつつ問題点を指摘して頂ければと思います。

　おっさん冒険者ケインは、いつもの薬草採取の途中で幸運にも、超レアアイテム『蘇生の実』を手に入れる。 　一度は売って金に変えようと思ったケインだったが、仲間の命を救う薬を求める少女と出会う。 　その姿に、死に別れた幼馴染の少女アルテナの面影を重ねたケインは、わずかな小銭と引き換えに『蘇生の実』をあげてしまう。 　実はその少女は、剣姫と呼ばれる最強冒険者アナストレアであった。 　翌日から、ケインのもとに突然Ｓランクのパーティーから加入依頼がきたり、死にかけの最凶最悪の魔獣を奇跡的に倒して大金が手に入ったり、二十才以上も年下の聖女にいきなり告白されたり！ 　善良なだけが取り柄のケインの地味な生活は、アナストレアとの出会いから一変することとなる。