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連載 387エピソード
薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。 花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が明けるまでおとなしくしていようと思うのだが、彼女の好奇心と知識はそうはさせない。 ふとした事件を解決したことから帝の寵妃や宦官に目をつけられることになる。 早く市井に戻りたい、猫猫はきょうも洗濯籠を片手にため息をつくのだった。 旧蛇足編は、薬屋番外編のほうにおいてあります。 書籍化されました。 レイブックスさんにて全一巻、ヒーロー文庫さんで現在十五巻まででております。文庫版一巻はレイブックス版の一巻をもとに加筆修正しております。 ビッグガンガンさんとサンデーGXさんでそれぞれ、コミカライズ連載中です。
作品情報
推理[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年02月05日
連載 完結済 213エピソード
大学二年生の佐倉那智(さくらなち)は、とあるきっかけで同級生の天上河原透子(てんじょうがわら・とおこ)の故郷である豊玉島(とよたまじま)を訪れることになった。 東京から約三百キロ、伊豆諸島の南方に位置するその島は、自然保護のため厳しく入島が制限された秘境の地であり、最後の楽園とも呼ばれていた。 そして透子の所属する天上河原家は豊玉島の経済・司法・祭事を牛耳り、島を統治している一族であった。 透子の母・冴子の急死により、島に集まった一族は十四名。 冴子の葬儀の夜、当主である天上河原繁(てんじょうがわら・しげる)の惨殺死体が発見された。 死体の両足が太腿の半ばで切断されていた状況は、十年前、天上河原家で起こったある事件と酷似していた。 透子の父である勲の妾・イルサが離れと呼ばれる洋館で、やはり同じように両足を切断されて殺されていたのだ。 そしてイルサの子供である哲治(てつじ)と、勲がイルサに贈った時価四十億円の紅真珠のネックレスは、その日を境に忽然と姿を消した。 繁の死を皮切りに、再び十年前の事件が息を吹き返す。 イルサを殺したのは誰なのか。哲治は生きているのか死んでいるのか。 真珠の島を舞台に繰り広げられる、ドラマチックミステリー!!
作品情報
推理[文芸] R15
最終更新日:2021年12月30日