自由闊達な学者肌のお嬢様レンリ。
勇者に憧れる世話焼き少年ルグ。
小心にして心優しい怪力少女ルカ。
ひょんなことから知り合った凸凹三人組が挑むのは、神が造りし七つの迷宮。それぞれの迷宮を管理する七人の幼女は、可愛らしくも一筋縄ではいかない問題児ばかり。当然、その迷宮も七人七様。森の迷宮、海の迷宮、迷宮らしい迷宮などなど、どれひとつとして一筋縄でいくはずもなし。
果たして、三人は不思議な迷宮の謎を解き明かすことができるのか。
詐欺や脅迫や買収や洗脳がやたらと選択肢に挙がりがちな広義の平和的ほのぼのファンタジーのはじまりはじまり。
※拙作『迷宮レストラン』の続編です。
※前作を読んでいなくてもそのままお楽しみいただけます。