夕暮れがせまる、河岸で魔法少女は、川面に目を向けていた。今夜は、学校でパーティーが開かれる。川から流れる風が、友人たちを待ちわびる彼女の頬をかすめる。

大人になる日の、恋人のくれた一番の贈り物。

　ある日突然、親友(♂)が神さまのワガママで性別が入れ替わる妙な体質に。 　諸悪の根源ジジイ神をぶっ飛ばして元に戻させる――そう誓ったラフィンは、親友のアルマと共に旅に出ることに。 　親友は本来は男であって女じゃない……そうは思うのに、少女の姿だとどうしても気になる。まな板を通り越して絶壁と言われる貧乳も気になる。 　複雑な葛藤を抱えながら、ラフィンは宿敵ジジイ神をぶっ飛ばすことが出来るのか否か。 　※長らくの蒸発大変失礼致しました。 　多忙だったり入院したりと、なかなか執筆の時間を取れずにいましたが、ようやく時間を取れるようになってきましたので、残り一章頑張って書いていこうと思います。 　終章に入る前にプロットの確認でまた少しお休みしますが、年内にもう一話上がる予定です(12/28)

　この世界には『秘女』と呼ばれるヒトの姿をした者が存在する。 　秘女は普通の人間とは違い、魔法を操ることができた。 　ある日、かつて龍だったはずの少女は秘女として、この世界で目を覚ます。 　争いの絶えない森の中、生きるだけでさえ困難な状況で、常に『死』に怯える毎日。 　身体中から溢れる力、目の前で繰り広げられる惨劇。そして、かつて自分たちが殺された不自然な記憶…… 　少女は少しづつ分かっていく自分の姿と過去に向き合い戦い抜く。……それは、大切なモノを守り抜くために。 　そして、戦いの先に待っている真実とは……?! ※現在更新停止中