既に消滅した二つの古代世界「魔道世界」「科学世界」の知恵を引き継ぐ、【魔道石板】を手に入れた主人公が、大河下流の辺境領主に任命され、【九人の妃】たちと協力して発展させていくお話です。
幼い頃に行き倒れの旅人から引き継いだ魔道石板には滅んだ二つの世界の英知が詰まっており、燃料となる【魔素】、補助となる【触媒】が手に入れば便利な物品を【召喚】することができます。しかし、主人公の魔道石板は燃料切れの瀕死状態。そんな中、父親の所有する二つの領地のうち、王都から遠く離れた大河下流の辺境地を継ぐことが決まり、着任までに妃を娶るよう命令が下されます。ところが、田舎に引っ込むなどまっぴらな王都の令嬢からは相手にされません。婚活に行き詰まっていたところに降って沸いたお見合いの席で集まったのは、王妃から目を付けられている【反主流派】の令嬢たち。何故か彼女たちの身体からは濃厚な魔素反応が。妥協の産物だった結婚が、いつか本物になる…………といいのですけれど。
お目汚しですが、お付き合い頂けたら幸いです。
本日(20220724)時点で1330人のユニークユーザーの皆様に読んで頂けました。
自分の手元にあった文章が、多くの方の目に触れるという喜びに打ち震えています。
お時間を割いて下さった皆様に心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。
※連載が滞ってしまい、大変申し訳ありません。ワクチン三回やったんですが……。