その世界にはリンクスと呼ばれる人型機動兵器があった。
それは異世界由来の技術で作られ戦争に使われていた。
その世界には異世界から人が生死問わずやってきていた。
彼らは図らずも自身の知る知識や技術をその世界の人々に伝えていった。
それらはある場所の上空に現れた、黒い球体から来ていた。
別の世界から飲み込んだあらゆるものをその世界に落とす超常現象とその場所は、二つの勢力の争いの中心となった。
この世界に来た異世界人の一人にチハヤという名前の人物がいた。
―――その人は戦いの中で生きることを選択した。