ティアラは今年から王都の学園に通う15歳の伯爵令嬢。
大好きな学園ロマンス小説に憧れ、夢いっぱいの気持ちで新生活を迎えた。
しかし、彼女にはひとつ悩みがあった。
それは、『見た目が幼すぎること!!!』
身長140cmのティアラに対し、婚約者のカイルは188cmの長身で、大人びた雰囲気を纏う青年。並んで歩けば、まるで 幼女と保護者…いや、兄妹? いいえ、れっきとした婚約者 です!
周囲の目を気にしてオロオロするティアラ、彼を狙う令嬢たち、さらには皇女殿下まで現れて……と思いきや、なぜか自分は皇子にまで目をつけられてしまい!?
――ふわふわ可愛い学園ロマンス…かと思いきや、この物語には隠された真実があった。
ティアラは幼い頃、カイルの魔力暴走に巻き込まれ、記憶を操作されていた。心が壊れないように…。
ふわふわしているのは、そのせい。
幼い心も、そのせい。
……見た目が幼いのも、そのせい………?
カイルは彼女の記憶と魔力を取り戻すため、陰で奔走していて――。
※カクヨムでも掲載中。画像はサイズの関係で、カクヨムの方が綺麗です(pixivにて、まとめ絵も載せてます)
★本編完結
★『光の子と守護者の旅』
もしも、あの時、全部あきらめて、逃げ出してしまったら…?
三章途中離脱のアナザーストーリー。帝国を出て、二人は旅に出ることに。近々公開予定です。(カクヨムでは公開中)