遥か未来、彼方の星。銀河文明が崩壊して、長い暗黒の後に現れたのは、科学文明の世界ではなく、剣と魔道の世界だった。大陸辺境の開拓民の町に暮していた少年マユラ。ある日、町は堕天使ヴィシュヌ率いる凶賊団に襲われて壊滅する。家族を失い一人生き延びたマユラは、偶然拾ってくれた傭兵チームと旅を共にすることになった。チームのリーダー、凄腕のサムライマスター志摩ハワードの弟子となり、復讐の炎を胸に、強いサムライとなることを目指すのだった。ちょっとおこがましいですが、故栗本薫先生のグインサーガに刺激されて、何十年温めてきた王道ファンタジーです。温めすぎて腐ったか、それともコクが深まったか、そこのところは自信がありません。ご一読いただき、親切、辛辣の批評いただければ幸いです。