三大錬金術師として名高い祖母を持つ、ライム・シトラールは伝承にしか存在しない双色(ふたいろ)の髪を持って産まれた。
有名な冒険者の両親を幼くして亡くし、やがて祖母も亡くなった。
ライムは一人、辺境の地で『一流の錬金術師』を夢見て調合と採取、生活に追われる日々を送っていたのだけれど……日常を変えたのは一人の男が持ってきた一枚の手紙。
『トライグル国立レジルラヴィナー学院』という国公立の一流学院で、錬金術を学ばないかという誘い。
胡散臭い教師から受け取った手紙をライムは一つの決意をする。
『錬金術を学ぶために、学院に通う』と。
特技は採取。趣味は調合と料理。
たった一人で山暮らしをしていたから根性と体力はばっちり。
そんな女の子が国家資格『錬金術師』の資格を得る為に、人が沢山いる都会へ。
知らない景色に暮らし方、生活様式。
何より色々な人に出会って知って、仲良くなったり学んだり。
入学が決まったら情報収集?いえいえ、調合素材の調達です。だって、材料ないと調合出来ないし。どうせなら、いっぱい作って上手くなりたいし……お金も欲しいし。
入学が決まった後も選択肢は二つ。
従来通り学院でみっちり学ぶ? それとも 『新制度』に挑戦してみる?
あ、ちなみに入学支度金は借金です。返さないと借金奴隷まっしぐら。
何気ない出会いも大切で、嫌な記憶は思い出に。
そんな『異世界』での生活をちょっと覗いてみませんか?
話の流れはゆっくり。超スローペースです。
※タイトルが変更になっています!が、中身はそのままです
【書籍化決定】しました!
インプレスNextPublishing・いずみノベルズさんから出版されます。
※こっそり番外編・小話もあります。こちら、本編よりも更新速度遅いですが、気が向いたら投下します。
↓ 番外編・小話
https://ncode.syosetu.com/n3336fn/