これは竜の子の“思い出”を辿る、二度と取り返しのつかない物語──
時は2031年、江戸幕府の日本。
幕府の天領・甲府藩には、聖なる剣を携え、国を脅かす魑魅魍魎から民と財産を護る特命部隊「甲府御庭番衆」が居る。
今在る尊き世界を変わらせず護り抜く為、命の灯火を燃やし闘う御庭番たち。
嘗て両親を殺され日常を奪われた竜の子・硯桜華は、ある日出会った聖剣に誘われるまま、御庭番としての戦いに身を投じる。
人を守るべく聖剣を手にした竜の子の壮絶な、二度と取り返しのつかない物語が回り始める。
※時代劇風ファンタジーです。現実の江戸幕府とは政治体制等が異なります。
※各話の最後には作品設定のtipsを掲載しています。