ブックマーク一覧 カテゴリ1 全288件
連載 43エピソード
 魔力。  それは人類七種が例外なく宿すことのできない超常の力だ。  そう。人類は魔力を宿せない。  全人類のちょうど平均値に近い能力を持つヒューム。  森に住み、その森の魔力を加工する秘術を修めるエルフ。  暗い洞窟の中で鉱石と共に暮らし、火と鉄を見極める目を持つドワーフ。  沼や乾燥地帯に住み、歌と戦いを尊ぶ硬い鱗を持ったリザードマン。  砂漠を起源とし、金儲けを愛する猫の顔と特徴を持つマオ。  あらゆる環境に適応し、毒と病を喰らって嗤うゴブリン。  全人類の中で最も身体能力が高く、豚の頭を持つオーク。  そのどれであっても例外なく魔力を宿せない。  それでも人類は蟲憑きなどの外法を用いて魔物に抗って来た。  それでもそれはスラムの孤児であるイチゾーには関係のないことだった。  毎日生きる為に迷宮ペンギンのニゾーと一緒に解体屋として、或いは盗みをして働かなくてはいけなかったから……。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年02月20日
連載 230エピソード
 人生は不公平だ――両親の理想を押し付けられ、教師に振り回され、反りの合わない上司から逃げるように仕事を辞めた主人公。閉塞感から目を背けるようにたった一人で夜の山道をドライブしていた最中、強烈な光にハンドル操作を誤り転落した彼が再び目を開けた時、そこは見知らぬ診療台の上だった。  状況の理解も追いつかないまま、突然の襲撃に対し何故か体に染み込んでいる戦闘技術を駆使して脱出を図った彼は、そこで「都市モグラ」を名乗る組織と出会う。  偶然の出会いから適性を見出された主人公は、この新たな世界で、新たに与えられた名前と顔、そしてサイボーグ化に際して手に入れた戦闘能力を駆使して新たな人生をスタートさせる――巨大階層型都市「サイストック」の廃墟を巡る都市モグラとして。
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アクション[文芸] R15
最終更新日:2025年07月28日
連載 完結済 84エピソード
バルタニス連邦は戦争を繰り返し、領地を増やしてきた大国だった。 古くは獣人たちと戦ってきたが、科学技術が進んだ後は、獣人たちを平伏させ、従わせた。 屈服させた獣人たちの力を隣国にぶつけ、さらなる大国を目指していた。 少なくなった獣人たちは【獣人連隊】として、人間の指揮官の元で戦わされ、無謀な命令の前にさらに数を減らした。 その連隊の一つ、第三獣人連隊の指揮官【ケルビン】は獣人たちを能動的に指揮し、多くの勝利をもたらした。 だが、軍の上層部は第三獣人連隊の人的被害が少ないことを、卑怯な戦いと評し、決してケルビンとその部下の獣人たちを評価しようとしなかった。 しかし、ケルビンは愚直に任務をこなし、周りの軍人からも嘲笑の目で見られていた。 そんなある日、上層部はケルビンをいつものように叱責するが、彼らは今日が何の日かを忘れていた。 「さて、本日、午後一時を持って、自分の従軍契約期間は終了しました。  それでは、9千キロ㎡を制圧した自分に相応の見返りを渡していただきたい。  ……渡せないとおっしゃるなら、我が連隊の全力を持って、奪うしかありませんが?」 否定ばかりで見返りを与えようとしない連邦に、ケルビンは刃を向けた。   ケルビンら、第3連隊は今まで自分たちが制圧した9千キロ㎡の土地を要求、そして、此処に獣人国家の建国を宣言した。
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アクション[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月01日
連載 25エピソード
90歳の元社畜の爺さんは、最期に願った。『乱世に連れて行ってくれ』と。心臓発作で意識を失い、次に目を覚ますと……そこは戦国風の異世界だった。 空蔵吉数(からくら きす)という死の運命にあった少年に転生し、念願の乱世で彼は暴れる。特別なスキルや才能などない。あるのは前世で身につけた『神すら殺す抜刀術』のみ。 ※主人公戦闘狂です。人殺しに頓着ないです。その辺の葛藤は秒で終わります。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年02月14日
連載 86エピソード
九つの塔(が出現した世界の) 救世の勇者(は、力を経て異変に立ち向かうが) おまけに(現れた)悪役面おじさん(が、桁外れに強いらしい) ――しーっ、目を合わせるな。あいつは新人つぶしが趣味なんだ……! 怖い顔してるけど、中身はそんなに怖くないおじさんが、過去のトラウマと戦いながら一生懸命生きてるお話。 百年ほど前、突然世界に九つの塔が現れた。 塔には化け物も住んでいるけれど、便利な魔法の品や金銀財宝が眠っている。 剣と魔法の世界の住人は、こぞって塔の探索へと乗り出した。 大探索者時代の幕開けである――― ※ハーメルンとカクヨムにも投稿してあります。 カクヨムのサイトで執筆してるので、そちらが間違いなく更新されます。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年07月25日
連載 281エピソード
ブラック企業に就職し、体に鞭を打って働いていた佐藤浩一。 しかし30代半ばで体も心も壊れてしまい、入院生活を送ることとなってしまった。 身も心も空っぽになった佐藤だったが、入院生活を送る中で一つの夢を見つけた。 その夢とは『第二の人生として田舎でスローライフを送りたい』というもの。 給料は決して高くなかったが、社畜ゆえにお金を使う暇がなかった佐藤はそれなりの貯金があったため、その貯金を元に田舎に移住する。 そんな素晴らしい夢に向かって一歩を踏み出そうとしたタイミングで――まさかの異世界へと飛ばされてしまった。 とことん運に見放されたと思われていた佐藤だったが、異世界の人達は常に厳しかった知り合いの誰よりも遥かに優しくしてくれ、その上転移した際に一つの“神スキル”を授かった。 そのスキルというのは【異世界農業】という名のスキル。 育てた作物をNP(農業ポイント)に換えることができ、そのNPを使用することでありとあらゆるものと交換できるというスキルだった。 このスキルを使い、日本ではできなかった田舎でのスローライフを送ると決めた佐藤は、新たに作った夢に向かって異世界で大きな一歩を踏み出したのだった。 ※書籍化決定! コミカライズ化も進行中です! ※悪い人は基本出てきません。常にほのぼのしています。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月27日
連載 170エピソード
騎士爵家 三男の私には、前世に於ける記憶が有った。 しかし、それを公言する事は無い。 余りに悲惨で、憂鬱な記憶。 出来れば、忘却の彼方に打ち捨てたい記憶でもあったからだ。 この国の辺境の騎士爵家の三男と云えば、家の為に献身を求められ、やがて民の為に死す運命の元に産まれたと云える。 幸いな事に、私には持って生まれた『ギフト』があった。 よって、この『ギフト』を用い、騎士爵家の家長たる父、継嗣たる兄達の生残性を少しでも上げる努力をせねば成らない。 何故ならば、彼等は、私を愛してくれたから。 それが、唯一の理由でもある。 民草を護り、王国の安寧に寄与すると、壮大で殊勝で矜持に満ちた父や兄達とは違い、私にはそのような大それた信念は無い。 ただ、ただ、自身を愛してくれた者達が安寧に暮らしていける手段を求めただけだった。 だから、買い被りはよしてくれ。 私は、辺境の子であり、騎士爵家の三男で在り…… 魔物、魔獣から民を護る存在なのだから。 とある世界、とある国の、辺境の騎士爵家に生まれた漢の生き様と、心の在り処。 淡々と、一人称でお送りする、” 普通 ” の男の物語。 ©龍槍 椀 2024- (無断利用禁止)AI学習禁止。 2025/7/30 KADOKAWA様より 書籍が出ます! 宜しくお願いします。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月28日
連載 20エピソード
奈良の金物屋でバイトをしている玉城鋼太 ひょんなことから鍛治士として修行が始まる 祖父である玉城鍛鉄の指導のもと一人前の鍛治士を目指しているが、ある日本刀の修復を境に平凡な日常は終わりを迎える
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ローファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年01月01日
連載 163エピソード
 ノミの背中に金閣寺の入れ墨を彫れるド器用主人公による、不器用過ぎるオーバーテクノロジーばら撒きポストアポカリプス生活。2025.9.25書籍一巻発売(MF文庫J)
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年07月26日
連載 32エピソード
自分の実力を理解出来ていない、勘違い系無自覚ハイスペック男子の無双が見たくて自分で産み出しました笑 ダンジョン配信ものです。 ただ単に無双して欲しい。 アニセカ小説大賞にて特別賞を受賞し書籍化予定です。 〜あらすじ〜 ダンジョン配信者の高畑優成は、異常なことに、六年間ダンジョンに住み着いている。 戦闘を配信することはなく、街づくりや物作りの様子をダンジョン配信していた。 外界に出ないことで、知識もダンジョン創成期からアップデート出来ておらず、探索者の義務として配信をしているだけで、コメントの見方はおろか、視聴者数も知らないという情弱化石人間なのだ。 無知ゆえに、貴重な素材を湯水のように無駄にしていく様に中毒者が現れコアなファンがついているがまだまだ弱小配信者。 彼はどこに住み着いているのか。 職業はなんなのか。 世界ランキングは何位なのか。 徐々に異常な高畑が世間に広まっていき大人気配信者に!?……なるかもしれない。 「カーペット作ろう。フェンリルの毛皮がどこかにあったはず」 〈ちょ!!!〉 〈まて!早まるな!〉 〈フェンリル!?討伐実績とかあるのか!?〉 〈アメリカのチームが撤退したって聞いたぞ〉 〈フェンリルはまだ俺らには早い。この前のエンシェントトレントから勢いつきすぎてる〉 〈エンシェントトレントが霞むだろ!!〉 〈コメントみて!!〉 〈スミさんコメント存在すら知らないと思う〉 〈スミさんフェンリル倒すくらいの強さ?〉 〈流石に倒すのは無理じゃね〉 〈倒したとしたらランキング何位なん〉 「できたー!」 〈できちゃった……〉 〈フェンリル君立派なカーペットになって……〉 〈毎日踏むものだから耐久値高くていいかも(混乱)〉
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年04月01日
連載 90エピソード
「大尉殿は――分遣隊長殿は、戦死されました」  派遣された部隊に着任したら、隊長は既に戦死していた。 ☆ 「まずくあります。半方焼けてしまいました」  集積された輜重品は焼かれ、彼の俸給の3か月分以上が灰になっている。 ☆ 「クソが、悪魔に喰われろ」  不十分な記録。  数字だけ整えられた帳簿。  前任者のいない引き継ぎ。 ☆ 「しかし、とは申しましても、当家や領地の備蓄にも限りがございます」  子爵家の家宰は表情を変えずに言った。  それでも彼は、ここから必要な物資を調達せねばならない。 ☆ 「期限は?  それと、報酬」  冒険者と交渉し、 ☆ 「仕事が早いな、新任の隊長殿は」 「小官は代理です、少佐殿」  他の部隊長に頭を下げ、 ☆ 『久しぶりだな、レフノール。無事荷が届いたようで何よりだ。息災か?』  実家を巻き込んで。  彼は、兵站業務をこなさねばならない。 ☆ 「できればもう少しのんびりした部署が良かった」 「隊長のような方は、仕事の方で放っておかないと思います」  休みたい、という彼のささやかな願いが叶う日は、いつ来るのだろうか? ※本作は「カクヨム」様にも並行して投稿・連載しております。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月21日
連載 79エピソード
「あなたは、ウチのダンジョンマスターとして転生したのです 多くの冒険者を欲で誘い込み、探索と戦闘で、彼らの血と魔力と命を 吸い取れるダンジョンを作ってください、マスター」 ある日、現世の病院で死にかけていた男は、不思議な幻聴を耳にする 俺にダンジョンマスターとして、ダンジョンの運営をしろというのだ やけに具体的な幻聴を前に 男はダンジョン経営の構想にふけりながら、病気で亡くなる そして今、幻聴の言っていた通り、本当にダンジョンマスターとして転生した男は、幻聴の主であるダンジョンコアに対しこう告げる 「よし…温泉ダンジョンを作るぞ」 こうして俺のダンジョン経営はスタートした
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2025年07月21日
連載 288エピソード
 目が覚めると地龍に転生していた主人公。  まあ、成ってしまったものは仕方が無いと地龍生活を謳歌するが、ある時主人公は自分が人間たちにとって極上の素材であることに気付く。  俺はゲームで言うところの素材じゃないんだ!  ヤバい!このままでは人間達に狩られてしまう!  これは地龍に転生した主人公が自分の身と惰眠を守るためにダンジョン製作やらゴーレム作りやら色々頑張る物語である(一般的に見れば過剰防衛と言えます)。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年04月26日
連載 80エピソード
高校生二年生のときに異世界に召喚された摩耶健太(まやけんた)は、人里離れた森の奥でひっそりと暮らしていた。そんなある日、健太の家に訪問者が現れた。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月07日
連載 242エピソード
パライゾ王国の都市インフェルノにある冒険者を育てるための育成施設であるラルヴァ学園において、トップの成績を誇るパーティーであるアギヤ。そんな名誉あるパーティーに在籍する青年――ナダは、冒険者必須の技能であるアビリティやギフトが無いという理由で「君はもうこのパーティーにいらない」と言われてリーダーからパーティーを追い出された。だからと言って、それから力が覚醒することも、持つだけで最強になれるような武器を手に入れる事も、ましてや運命的な仲間と出会う事もなかった。ただ、無情にも力がないという現実が押し寄せる中で、一人の落ちこぼれのあがきが静かに幕を開けた。
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アクション[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月26日
連載 完結済 30エピソード
この世にはまだ、科学の力では解明できない奇怪なものが残っている。人知を超えたそれらは、時に気まぐれに我々へ接触してくることだろう。 ……ただし、それらは概ねぽやぽやしているので、そんなに警戒しなくてもいい。日常がちょっと変になったり、ちょっと楽しくなったり、その程度の影響しか無いのだから。 これは、そんなぽやぽやした怪奇と、それに接する人間達の平和な話です。
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年12月22日
連載 602エピソード
*活動報告にて、書籍七巻刊行、コミカライズ情報掲載中。番外編もあります。 恵まれた生まれながら家族仲のよろしくなかった男が生まれ変わったのは、帝国が大陸全土を掌中に収めた魔法のある異世界。転生して皇帝の長男アーシャになったが、血筋のせいで嫡男ではない。だったらいっそ嫡男の弟に任せつつ、前世ではありえなかった仲良し家族を目指そう。 宮殿の端に追いやられつつ、誰も目を向けずにいる錬金術を趣味にして好き勝手。さらに科学ではありえない知性体を生み出し、セフィラと名付けた。知性体を育てつつ、アーシャはのびのび自由を謳歌……したかったのだが、皇帝長男の動向に貴族たちは疑心暗鬼でちょっかいをかけて来る。子供のふりで逃げたり、時にはやり返したりしながら、アーシャは宮殿の端で忘れ去られた錬金術の可能性を広げていく。 「弟にはいつになったら会えるかなぁ」 *以下にご注意ください。  ・主人公の立場は弱いまま、皇帝になりたくないので成り上がりません。  ・死人が出るような報復はありません。  ・五話ごとに閑話が差し挟まります。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年07月25日
連載 73エピソード
彼は死んだ。そして生まれ変わった。地球とよく似ている、しかし確かに異なる世界へ。 弱小貴族家の次男ヴィルヘルムとして第二の人生を謳歌しながら、しかしその平和な日々は唐突に終わりを告げる。 老いた帝国はある日呆気なく崩壊し、貴族たちは生き残りをかけて企み、結び、そして戦う。ヴィルヘルムの故郷も否応なしに動乱の時代へと引きずり込まれていく。 そしてヴィルヘルムは気づく。望む人生は、求める平穏は、自らの手で掴みとるしかないのだと。 「国を作ろう。大切なもの全てを、守り抜けるほど強い国を作ろう」 受け継いだ家紋、アクイレギアの花の意匠。その旗の下に楽園を築くため、ヴィルヘルムは道を切り開く。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年12月06日
連載 120エピソード
 ※ 書籍化決定しました。(人''▽`)ありがとう☆  旧タイトル:トーマ ~騎士爵家の養子になった転生者~  不運が重なった主人公は、よい家族に巡り合って領地に産業を興す。  そしていずれは……。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月26日
連載 67エピソード
魔王軍に滅ぼされた王国の兵士は、何の因果か最弱のスケルトンに転生を果たした。辺りを見渡すと、そこは美しかった王都の景色はどこにも残っていない。 今となっては憎き敵にして自分の同族、アンデッドたちがひしめく死者の街と化していた。 かつての仇敵を殺すため、そして愛する姫君を助けるために、進化を重ねて目指すは英雄。 これは身体はアンデッド、心は人間の心優しきアンデッドが世界を救う話。 ※カクヨム様にも投稿しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年12月20日