ある日、安田翔平はクラスメイトからＳＤカードを渡される。 　その中には、自分の恋人とクラスメイトが性行為をしている映像が入っていて……。

短編「悪魔の花嫁」の続編です。双子の姉を悪魔に連れ去られ、紋様が消えたリューナ。悪魔に狙われなくなった人生を謳歌したいと望むが……。※※※注意、「悪魔の花嫁」を読まれていないと分からない話です。

　侯爵令嬢アレクサンドラは、卒業パーティで婚約者から婚約破棄を言い渡された。そこからのよくある話。

美しくて周りから愛され、何でも与えられるのに、何故か周りから冷遇される姉の物を持ちさり、姉の婚約者さえ奪ってみせる妹。そして、姉以外に唯一その本性を知っている男の話。

クラスメート達と共に異世界に召喚されたマサルは、厳しい戦いの中、クラスメート全員を失いながらも、遂に魔王を倒した。 その報酬として、元の世界に戻ったマサルが見たものは……異世界のことを全て忘れ、平和に暮らすクラスメート達の姿だった。 最後まで共に戦った戦友も、かけがえのないパートナーとして愛し合った学園のアイドルも、誰もが異世界で紡いだマサルとの絆を失っており、マサルは召喚前のぼっちなオタクという立場に逆戻りしていたのだ。 打ちひしがれるマサル。果てにはかつての恋人が、異世界で外道に堕ちた少年と付き合うことになり……。

石見修司は高校3年の夏、同じ書道教室に通う足立千紗に恋をする。決死の告白の末、修司は見事千紗と付き合うことになるのだが…… 「……千紗ちゃん、なんでランドセル？」 「え？だって学校帰りですから」 「……ごめん。今更だけど、千紗ちゃんっていくつ？」 「11歳です」 「じゅーいち！？」 千紗はすごく発育が良くて大人びているが、実は小学生だったのだ。 これは小学6年生と付き合うことになった男子高校生が、ジェネレーションギャップ（？）や世間体と闘う物語である。

エリート軍人、ジュード・ステイン。彼の任務はとある人物を早急に本部に連れてくるというものなのだが、その人物というのが曲者だった。

こんにちは、ワタシ、パンダ。

ということで、ちょっとその辺の乙女ゲームのヒロインになった私の申し出を聞いて欲しい。

かつて、無実の罪を着せられて処刑された公爵家の令嬢がいた――そんな少女の記憶を持った男、ヴェイル・ウェンディア。 転生した彼が辿り着いた正解は、すなわち理不尽に対抗する圧倒的な『筋肉』である。

王子様と婚約させられたレティシアだが、肝心の王子様は性格が最悪だった。好きでもない男と、しかもあんな王子様との結婚はイヤ！！　レティシアは婚約破棄を決意する。 婚約破棄の条件は『魔王を倒す』こと。 王子様と結婚するくらいなら死んだ方がまし。悲壮な決意を胸に秘め、レティシアは旅に出る。 かくして魔王を倒し、国に戻ったレティシアを待っていたのは王子様と聖女を名乗る少女の断罪だった。 この話はPixiv様にも掲載しています。

王国の第二王子である俺は、ある日、自分が乙女ゲームの攻略対象者であることに気付く。 いや、俺、婚約者のこと大好きですから！ しかも婚約者の家の後ろ盾がなかったら、俺の命は風前の灯火ですから！ これは何かの陰謀じゃね？ 攻略されたら破滅しかない未来から、何とか逃げ切ってやるぜ！

勇者に封印され千年。封印が解かれた魔王のワシは、魔王城ではなく、どこぞの広場の台座の上に立っていた。なんじゃと？千年の間に魔王城を取り壊して、町を造った？しかも魔王なんて実在していたか怪しい眉唾物？失礼な、存在しとるわい！現にワシがここにおるではないか！千年ぶりに目覚めたら、なんかもう本当に……。いろいろと……。ふざけるなよ、人間ども！魔王のワシにひれ伏すがよい！

私のお嬢様は聖女様なのに、なぜか自分を偽物聖女だと思い込んでいるのです。 毒殺されかけてからお嬢様が繰り返し見る夢のせい？ 気づいてくださいお嬢様。お嬢様はみんなにこんなに愛されているのに！ 『悪役令嬢の胸のうち』の侍女の視点です。

素直になれないお嬢様の心の中を、そっとのぞいてみました。

第2王子の婚約者のエレオノーラが婚約破棄されたので出ていく話。

人々が幻獣や魔法と共に生きる世界。けれど王侯貴族が召喚された聖女の怒りを買い、世界から幻獣と魔法が消え去ってしまう。とある田舎の少女が時代の境目で思うこととは。

母を亡くし、叔父夫婦の元で暮らしていたある日、王城から迎えが来た。私と瓜二つの顔を持つ、姫様の影武者になるよう頼まれる。遊びを覚え、働きを放棄する姫様に代わり、私は姫として振る舞う。ついには姫様との婚姻を望む他国の王子とも、私が交流を持つことに……。そんな中、王子に付き添う騎士様に、「今日も本物の姫ではないのですね」と言われる。なぜ、私が影武者と知っているの？※短編なので、わりとご都合です。すみません……。

勝手に人を異世界に召喚しておきながら、私の力は非効率だと文句を言われ、イライラする日々を送る私。あら日城から追い出されたら、この世界で生きていけないと気がつき、この世界の知識を授けろと要求したら追い出された。困っていると地面が光り、ぱかん！と割れた地面に落ち、私を召喚した国の戦相手の国へ再召喚された。そして戦争が終わり……。※「床が光れば転移の合図です」の続編なので、そちらを読まないと分かりにくい内容となっております。

会社の廊下の床が光ったと思ったら、ぱかん！と割れ、落ちた先は異世界でした。聖女と呼ばれ、治癒魔法を期待されるものの、習っても一向に魔法が使えないので、勝手に人を召喚しておきながら追い出されました。一文無しで夕陽に向かって叫んでいると、また足元が光り……。これって、もしかして……。ここに来た時と同じ、あの光じゃない⁉「や、やった！　これで帰れる‼」喜び万歳して、ぱかん！と割れた地面に身を落とした先は……。