ブックマーク一覧 ミステリー 全7件
連載 完結済 28エピソード
マンションの上階から聞こえる騒音は、主人公アサヒの心をむしばんでいった。  北海道の地方都市にある高層マンションに住む五十歳の女性アサヒ。夫は恋人をつくり半年前に家を出て別居状態が続いている。ある日、アサヒが住む二十一階の真上二十二階に小さな子どもを持つ同年代の女性が引っ越してきて挨拶にやってきた。しかしその直後から昼夜問わず謎の騒音が始まりアサヒを悩ませる。  連日の騒音に耐えかねたアサヒは意を決し本人に苦情を言うが逆切れされ状況は悪化、ノイローゼ気味になりながらもマンションの理事長や管理会社、不動産会社、市役所にも相談するが、生活音はお互い様とそれ以上介入してはくれず、引越しを考えるまで追いつめられる。 何度目かの直談判の時、アサヒが怒りに任せてドアを蹴飛ばすと上階の女が110番通報し、警察官と刑事がやってきて弁護士を立てて裁判を起こす以外に方法はないと促されたことから、その準備として上階の登記簿を閲覧し、彼女の正体を知って驚く。  
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2017年02月19日
連載 完結済 31エピソード
大阪府内で、遺体が遺棄されしかも火を点けて燃やされるという事件が三件発生し『大阪府内連続殺人遺棄・遺体焼損事件捜査本部』が大阪府警内に立ち上げられた。捜査にあたる重松猛男やその部下達は、同様の事件が府外でも複数件発生していることを突き止め、事件は大規模な連続殺人遺棄事件へと発展していくが、被害者達の共通点が浮び上がらず犯人の目星はなかなか掴めない……。遺体を燃やす犯人の目的は一体何か? 重松達はどのように犯人を突き止めるのか?
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推理[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2016年01月11日
連載 完結済 47エピソード
飛び降り自殺をしようとしていた女の前に、謎の男が現れる。 人の痛みを増殖し、恨みを持つ相手に植え付けて、復讐(ペイン・リプレイス)することができるらしい。 その復讐の第一対象者となったのは、ある小説家だった。 小説教室の生徒が書いた『裁かれる人々』を読むことになった小説家だが、周りで不審なことが起こっていた。ゲーム開発者が起こした無差別殺人事件を扱った小説が、やがて現実にリンクし始める。
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推理[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2015年01月22日
連載 完結済 47エピソード
一九九九年七月ノストラダムスの予言が世間をにぎわす中、佐藤は妻と喧嘩になり、あやまって彼女を殺害してしまう。警察に捕まることを恐れた彼は、死体を車のトランクに載せて山へと埋めに向かう。だが警察の検問に捕まり車のトランクを見られてしまうも、妻の死体は消えていた。佐藤が人気のない公園に移動しトランクの中を調べていると、そこに拳銃をもったふたり組の男が現れる。彼らは佐藤を誘拐し、その妻に身代金を要求しようと企んでいた。男たちが身代金を要求するために電話をかけると、驚くべきことに佐藤の妻もまた別の男たちに誘拐されていた。 この奇怪な事件の裏側にはノストラダムスの予言を信じる十二人のバカの姿があった。
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推理[文芸]
最終更新日:2014年10月19日
連載 完結済 827エピソード
※初めてお読みになる方は、修正版をお読みください。 当作は、「修正版」の資料用草稿作品となっています。
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推理[文芸]
最終更新日:2018年11月03日
連載 完結済 45エピソード
 フリーターとして毎日を退屈に過ごしていた和樹は、ある日山の中でとんでもない物を掘り出してしまった。それは銀行強盗が強奪した二億円近い金だった! しかしその金をそのまま使えば、札の番号から足がつく恐れがある。    和樹はきれいな金に変えていくために、様々なマネーロンダリングの手口を編み出していく。最初は数万円単位から始めるが、徐々に金額が大きくなっていき、それと共に、発覚する危険も増してくる。  そんな中、和樹は風俗嬢初音と出会い、和樹にとって唯一の心の拠り所となっていく。しかしそれが元で、やくざとのトラブルに巻き込まれてしまう。一方警察の捜査は、着々と金の出所に迫っていた。  二億円という大金を軸に、和樹と初音、刑事とやくざ、そして銀行員が複雑に絡み合うヒューマン・サスペンス! そして結末は……。銀行の意外な思惑が隠されていた! Toブックから「マネロン」二億円のゆくえ」というタイトルで出版されています。「なろう版」は運営の方針から少し内容を変更していて、書籍化されたものは、もう少し過激な内容を含んでいます。
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推理[文芸] R15
最終更新日:2013年03月29日
連載 完結済 7エピソード
 美貌の女子大生と風貌の冴えない中年刑事が活躍する痛快推理ドラマ。  リーマンショック後の世界不況。帰宅途中の美人OLが陵辱された死体となって発見された。喉元に目立つ傷跡が二つ。事件当日、死体が遺棄されている場所を通報してきた者がいた、死体は、下着を脱がされ、上着が元通りに着せられ、血がきれいに拭き取ってあった、など、事件には特異な様相が・・・・・・。  ガイシャは大企業の支社幹部の娘。母親の轢死、父親の工場に仕掛けられた爆発物による無差別殺傷事件、これらはOL殺人事件と関係があるのか?   迷宮に入りかけた姉の事件にガイシャの妹・久美が立ち向かう。   肩の凝らないエンターテインメント小説。いわゆる「経済小説」的要素はないので、誤解なきよう、おことわりしておきたい。
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ノンジャンル[ノンジャンル]
最終更新日:2013年12月18日