趣味が軍事史の探求という変わり者の社会人、此出勝流は、ひょんなことから第二次世界大戦中のドイツ軍士官に憑依してしまう。
その憑依先は、歴史の表舞台にほぼ名前が残っていない無名の技術士官ギュンター・パウル・アルデルト。
知識はあるが経験ゼロ、戦場にも工場にも不慣れな勝流が、最初に与えられた任務は新型自走砲の開発。
勝流の軍事知識と情熱を頼りに、無名の技術士官が、戦争と技術の狭間で生まれた兵器の記録を刻んでいく。
※一部で妄想を挟みます。戦場の描写や兵器の動作は特にです。※現代知識のチートですが、そこはどうかお許しください。兵器開発のド素人故にです。※時々挿絵やURLを添付していますが、100%兵器に関するものです。参考にしたものがほとんどです。※小説を書くのもド素人です。いきなり話がぶっ飛んだりしないように注意してます。現実離れしすぎないことをモットーに書きます。