人の発する負の感情から生まれる汚濁という異形の化け物や人に害を為す妖怪。
それらを滅することを生業とする隠師(おじ)の一人、神楽菫(かぐらすみれ)。
彼女は幼い頃に兄を陰惨な事件で亡くしていた。
その謎を探りながら、隠師と敵対する勢力とも戦いを繰り広げて行く。隠師、御師、巫術士、そして汚濁を生じさせようとする者たち。諸勢力の思惑が絡み合い、その渦中に彼女の存在があった。
果たして兄はなぜ死んだのか。どうしてその場に居合わせながら、事件の詳細を思い出せないのか。謎が解明された時、菫が取る行動とは。
マグネット!さんにも掲載中。
©️九藤 朋2018 .
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