ブックマーク一覧 読中 全128件
連載 28エピソード
王太子に婚約を一方的に破棄され、政からも追われた侯爵令嬢アイリーン・アスナルク。婚約破棄を機にアスナルク家は、政治の舞台から徐々にその姿を消していった。 だが彼女は、親友のエイリー・ノアの紹介で王国の庇護下にあった沿岸の新興国・フェレグリードに招かれ、制度も組織も整っていないその地で、政務の基盤を一から築き上げていく事となった。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月27日
連載 71エピソード
公園で仲良くなったおじいちゃんから渡された手紙。 呼び出されてこっそり参加した遺言状の開封の儀。 私宛の遺言状には『王太子の嫁な!』と書かれていた――――。 ***** 読んでいただきありがとうございます! 連載版も頑張れよ!そんな感じでブクマや評価などしていただけますと、笛路が大喜びして小躍りしますですヽ(=´▽`=)ノわはーい♪
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年07月29日
連載 63エピソード
竜王の治める国ソフームには、運命の番という存在がある。 運命の番――前世で深く愛しあい、来世も恋人になろうと誓い合った相手のことをさす。特に竜王にとっての「運命の番」は特別で、国に繁栄を与える存在でもある。 「ロイゼ、君は私の運命の番じゃない。だから、選べない」 ずっと慕っていた竜王にそう告げられた、ロイゼ・イーデン。しかし、ロイゼは、知っていた。 ロイゼこそが、竜王の『運命の番』だと。 「エルマ、私の愛しい番」 けれどそれを知らない竜王は、今日もロイゼの親友に愛を囁く。 いつの間にか、ロイゼの呼び名は、ロイゼから番の親友、そして最後は嘘つきに変わっていた。 名前を失くしたロイゼは、消えることにした。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月25日
連載 65エピソード
シヴィアは知らなかった。母の愛が向けられず、諦めた自分よりも酷い目に遭わされている従兄が居る事を。後妻である祖母ディアドラが、先妻の息子夫婦を殺め、一人生き残った子供カッツェを、虐待していたのだ。だから、シヴィアは決心した。祖母の悪事を白日の下にし、正当なる後継者の従兄へ全てを返す事を。 ※ドアマットヒーローを助けるためにスパダリ幼女が頑張るお話。救う側の物語です。※一部登場人物は大変悪辣なので、暴力表現を含みますのでご注意を※悪女VS悪女の悪女はディアドラ(祖母)VSフローレンス(妹)です
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月24日
連載 71エピソード
好きな気持ちのせいで苦しくなる。 仮面婚約者でもかまわないと思っていた。 それでも、この苦しみがなくなるなら―― 大好きな気持ちが『無関心』へと変わり、孤独が消えていく。 連載版です。恋愛小説です。 書籍化&コミカライズ決定しました。 ※書籍作業終わりました!web版は書籍版の流れに合わせて改稿、新規投稿しました。 「薔薇会の後は」の回までは書籍版に準じて改稿済みです。 現在2章を執筆中です。未改稿です。感想は書き終わったら公開にします。 この作品を読んでくださった全ての読者様に感謝いたします。 よろしくお願いいたします。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月23日
連載 38エピソード
結婚から2年、ロシャーナ帝国の皇后アナスタシアは、夫である皇帝ニコライは自らの婚外子を第一皇子にすると宣言される——。 その瞬間、皇后の心にあった恋は完全に消えた。 ――皇太子になれない第一皇子。 ――懐妊の兆しのない皇后。 国を守るため、皇后は決断する。 「陛下、私があなたのお妃様を探しましょう」 王宮の権力闘争、誤解から遠ざかった愛、そして皇后が見つける新たな道。 これは恋を捨てた皇后の、新たな使命の物語。 --- --- --- なろう系好みのタイトルに変えたほうがいいというアドバイスを受け、タイトルを変更しました。 それに伴い、現在全体的に大幅な改修を行っています。
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異世界[恋愛] 残酷な描写あり
最終更新日:2024年11月29日
連載 完結済 46エピソード
 アイリスは、突然、婚約破棄を言い渡され混乱していた。  父と母を同時に失い、葬儀も終えてまだほんの数日しかたっていないというのに、双子の妹ナタリアと、婚約者のアルフィーは婚約破棄をしてこの屋敷から出ていくことを要求してきた。  そしてナタリアはアルフィーと婚約をしてこのクランプトン伯爵家を継ぐらしい。  だからその代わりにナタリアの婚約者であった血濡れの公爵のところへアイリスが嫁に行けと迫ってくる。  しかし、アイリスの気持ちはひどく複雑だった。なんせ、ナタリアは知らないがクランプトン伯爵家はアルフィーに逆らえないとんでもない理由があるからだった。  連載版ですよろしくお願いします。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年10月10日
連載 完結済 206エピソード
《あなたのお城の小人さん ~ご飯ください、働きますっ~》の続編です。    交通事故で亡くなった独身アラサー女子、相模千尋は、紆余曲折して王宮料理人のドラゴの子供に生まれ変わった。  神々と懇意で同じ魔力を持つ幼女は、世界中に森を作り、それを魔力で繋ぎ、世界に魔法を復活させるよう神々から頼まれる。  神々とは関わりのない、アルカディア独自の魔法文明を築くため、新たな金色の環を完成させなくてはならない小人さん。  神々の代行者、御先(仮)な小人さんの冒険が、再び始まります♪  カクヨムにも掲載しております。  
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年06月19日
連載 完結済 74エピソード
 あるお城の片隅で小さな子供が眼をさましました。  御腹が空いて、喉が渇いて今にも死にそうでした。  小さな子供は立ち上がります。自分を生かすために。  死んでたまるかっ!!  衰弱死しかかっていた子供の中で眼を覚ましたのは元地球人、相模千尋。  彼女は生きるためにひた走ります。  浮浪児になって料理人に拾われたり、蜂蜜を求めて森に突撃したり、病気になって、うどんを求めたり。  紆余曲折しながら、複雑怪奇に物語は進みます。  猪突猛進にお城を走り回る彼女に、ついた渾名が小人さん。  悲喜交々が織り成すドタバタアドベンチャー。どうぞ、御笑覧あれ♪
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年07月01日
連載 101エピソード
【コミカライズ決まりました!】  侯爵令嬢ベルティーユが目を覚ますと、半年の月日が流れていた。その間の記憶が頭に浮かんできてわかったのは、異世界人ミノリがベルティーユに憑依し、ベルティーユを憎悪する家族や鬱陶しがる婚約者とたった数ヶ月で打ち解けたということだ。  そしてミノリは、憑依が終わったことで本来の自分の体でこの世界に現れて……。  なぜ憑依されたのかはどうでもいい。中身が他人になるとあっさりベルティーユを受け入れた家族や婚約者を恨みながら、ベルティーユは病で命を落とした――はずだった。  気づけばなぜか、三年ほど前に時間が戻っていたのだ。  そのうち死ぬ運命。それなら愛などない家族も婚約者も捨てて、残りの時間を自由にのんびり過ごそう。そう決意したベルティーユは、ユベール公爵家の若き当主に契約結婚を持ちかけたのだけれど……。 「愛していますよ、ベルティーユ」  公爵がいつの間にか、ベルティーユを本気で溺愛し始めたのである。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年04月01日
連載 29エピソード
 伯爵令嬢アメリアの人生は散々なものだ。  両親はアメリアに興味がなく、母親は男と家を出ていった。父である伯爵はアメリアの母が出ていくと、すぐに浮気相手を後妻を迎えた。  新しい母親にはアメリアと同い年のカタリナという娘がいて、カタリナは何でも「欲しい、欲しい」とアメリアのものを奪ってしまう。  悲惨な幼少期を終える頃には、アメリアは声を失っていた。機能的には問題ないものの、精神的なもので出なくなったのだ。  そんなアメリアの様子を、私はアメリアの中からずっと見ていた。  何度も助けようとした。アメリアの中にいるのだから、つらい時は交代をしたいと願った。  けれど、それも叶わない。  だが、転機が訪れる。アメリアは聖女の力に目覚めたのだ。第二王子ミュゲルと婚約をし、やっとアメリアが幸せになれる。  そう思ったのに、今度はカタリナが城へとやって来るように。  そして、カタリナは窓からアメリアを突き落とした。 「バイバイ、お姉様。ミュゲル様とは、私が代わりに結婚してあげるからね」  そう言って、笑いながら。  目が覚めた時、アメリアを待っていたのはひどい現実だった。  アメリアは心を閉ざし、私はアメリアと入れ替わった。  なんてことだ。こんなに心優しく美しいアメリアに、すべてのことが優しくない。  こんな国なんて、捨ててしまおう。  旅に出るんだ。  たくさんの美しいものが、楽しいことが、この世の中にはきっとあるから。  この世の美しいものをアメリアに届けよう。  いつかまた、表に出てきてくれるように。  その時、私はどうなったってかまわないから──。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年05月27日
連載 90エピソード
【書籍化決定しました! TOブックス様より9月1日に発売されるのに伴い題名変更しました。旧題「ヒロインなんてお断り。転生したオバサンは仕事に生きます」】  私、シェリルは八歳の夏に前世の記憶を思い出した。浮気した夫と離婚し、ふたりの娘を育てるために苦労したオバサンだった私は、今回の人生ではしっかり勉強して、安定した仕事について、何があってもひとりで生きていけるようになりたいと思っていた。でも悪役令嬢役だというローズマリーと出会い、ここがゲームの影響を受けた世界だということ。複数の転生者がいること。自分がヒロインだということを知らされた。そんなことを言われても私はそんなゲームは知らないし、恋愛には興味がないのに、男が寄ってくるのはヒロインの呪いなの? ゲームのラスボスだった王弟殿下だって、ちょっとは魅力的だし上司としては最高だけど、恋愛はしないわよ。私は枯れヒロインとして生きていくわ。転生したオバサンが、美人で優秀だけど残念な変人として活躍するお話です。略して「転オバ」をよろしくお願いします。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月25日
連載 70エピソード
【KADOKAWA/エンターブレイン様より3月28日(金)から書籍発売中! コミカライズ企画も進行中です!】 「魔力のないお前は俺たちの主人に相応しくない、契約破棄してくれ!」  契約していた精霊にそう告げられ、ミスティア・レッドフィールド男爵令嬢は呆然とした。 「精霊様方もこう仰っていますし、崇高なるお力をベストな状態で奮って頂かねば。お姉様、どうか契約主の御立場を私に譲ってくださいませ!」  精霊たちを自らの傍に侍らせながら、アリーシャ・レッドフィールド男爵令嬢が言った。  上位精霊に見劣りしない可愛らしい容姿に、愛嬌のある性格――そして潤沢な魔力量。なにもかもがミスティアとは正反対である。しかしつたないながらも、ミスティアは精霊達のために身をなげうって努力してきた。だが全ては無駄だったらしい。 (――なら、差し上げるわ)  ミスティアは妹であるアリーシャに精霊達を譲ることを決意する。失意のミスティアだったが、そんな彼女にある救いの手が差し伸べられるのだった――。 ※第一部・第二部完結。第三部公開中。 ※カクヨムでも公開しています。 ※書籍化に伴い、タイトルを変更しました。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月28日
連載 完結済 66エピソード
拙作短編「お前を愛することはない、だと?」の続編です! アシュバートン王国の王妃の座を円満に辞して、晴れて自由の身となったロザリア。彼女は外国に赴任している外交官テオドロスと再会し、想いを確かめ合って再婚する。外交官夫人となったロザリアは夫にべたべたに溺愛されながら、いつものように古書店に赴き知的好奇心を満たす日々を満喫するのだった。 しかし稀代の政治家であり、好奇心旺盛なロザリアがそう大人しくしている筈もなく。他国の政治問題に巻き込まれたり、円満な筈のアシュバートン国王夫妻に泣きつかれたりと、まだまだ引退には早いようです。ラブラブ夫婦が色んな意味で大暴れする、ハッピーエンドラブストーリーです!よろしくお願いします!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年08月03日
連載 75エピソード
宝石鑑定士として働く私には、母親の決めた婚約者がいた。 荷物持ちや支払いを強要してくる最低の男だったが、 地味な自分には他に相手がいないからと、その婚約を受け入れていた。 ある日、実家に帰ると、妹が私の婚約者と浮気をして妊娠していた。 さらに「浮気して、何が悪い?」と開き直り、 母も「お姉ちゃんなんだから、妹の浮気くらい我慢しなさい」と理不尽なことを要求する始末。 さらに婚約者の借金まで押し付けられそうになった私は、家族と縁を切って、一人で生きていくことを決意する。金蔓を失った家族は、抱えた莫大な借金に絶望する。一方で、私は宝石鑑定の知識を活用し、後宮の宮女として輝かしい人生を歩んでいくのだった ※他サイトでも掲載中
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月24日
連載 207エピソード
書籍、2月25日 MFブックス様から発売です。ありがとうございます。 「お前たちを異世界に転移させる。どのように転移するかを自分で選ぶといい」 真っ白い世界に集められた人達に対し、告げられた言葉。 その言葉に従い、自らの能力を決め、異世界へと旅立つ。 異世界に転移するなら……死にたくない。 生き延びるために選んだユニークスキルは<直感>。 危険な世界でも戦えるようにと選んだ魔法と技能。 日々の暮らしが困らないように手に職を持つための生産アビリティ。 ゲームのようなステータスがあるファンタジー世界。 転移した世界では、異世界人は望まれた存在ではなく……厳しい現状。 生き延びることを目標とした主人公が冒険者兼薬師として成長していく。 第一章、完結しました。 第二章、完結しました。 第三章、完結しました。 第四章、完結しました。 第五章、連載中です。 カクヨムにも投稿しています
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月30日
連載 141エピソード
【第一部 味噌編】 完結いたしました! 【旧タイトル】 姉の身代わりで嫁いだ残りカス令嬢の幸せすぎる腐敗生活〜恐ろしい辺境伯は最高のパートナーです〜 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 第9回カクヨムWeb小説コンテスト【恋愛部門】にて、ComicWalker漫画賞&特別賞を受賞しました! ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1月15日、ビーズログ文庫様より 1巻、書籍発売です! ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ネファーシャル子爵家に生まれたマグリットは姉のアデルとは違い、魔法の力に恵まれず、ずっと家族に虐げられて使用人として育てられてきた。 『残りカス』と呼ばれるマグリットの願いはただ一つだけ。 (……ああ、日本食が食べたい) なんとマグリットは日本人としての知識を持ち、定食屋を経営していた記憶があった。 そんな中、姉のアデルが駆け落ちしてしまい、代わりにマグリットが腐敗魔法を使う恐ろしい辺境伯の元に嫁ぐことに!? しかしマグリットは悲観するどころか大喜び! 屋敷に着くと、そこにはイザックと呼ばれる使用人(?)の男性しかおらずガノングルフ邸は荒れ放題……! マグリットはイザックに手伝ってもらいながら屋敷を綺麗にして生活を満喫するが、マグリットはガノングルフ辺境伯に会いたくて会いたくてたまらない。 その理由とは……? *2024.01.17 日間総合1位 *2024.01.20連載中週間総合1位 *誤字報告、とても助かっております!本当にありがとうございます。 カクヨム掲載中
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年03月09日
連載 574エピソード
「君に伝えておくことがある。私は君を妻として愛するつもりはない」 結婚式が終わった早々、夫になったばかりのアレクシスにそう告げられたメルフィーナ。 アレクシスから開拓中の貧しい土地をもぎ取り、 公爵邸を後にしたメルフィーナの共はアレクシスのつけた 監視役の護衛騎士、セドリックと無口な侍女のマリーのみだった。 結婚直前に前世の記憶を取り戻したメルフィーナは、 ここが前世で雑学系乙女ゲームと揶揄された 「ハートの国のマリア」の世界であり、 自分がアレクシスルートの悪役、 メルフィーナ・フォン・オルドランドであると気づいてしまう。 家族とは不仲、結婚相手には愛する気も子供を作る気もないと 言われたメルフィーナは、何もかも馬鹿馬鹿しくなった。 実家も婚家も、もう知らない! あんな男のために悪役になって 修道院送りになるのもまっぴらご免よ! 不遇に育ち不遇な結婚をしてしまったメルフィーナは、 家族も夫も関係なく勝手に幸せになろうと決意するのだった。 ※このお話の舞台は乙女ゲームの世界であり、現実の歴史とは一切関わりがありません。 作中に出てくる文化・習慣・宗教・風俗等は全て架空のものです。 あくまで創作上のものとして楽しんでいただければ幸いです。 TOブックス様より同名で書籍化しております。 同出版社様にてコミカライズも連載中です。 作品ページ下部よりそれぞれリンクを貼ってあります。 2024/2/1 追記 カクヨム様でも投稿しています。 2025/1/25 追記 コメント欄に展開予想の書き込みはご遠慮下さい。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2025年07月15日
連載 48エピソード
【9月30日に書籍発売!】   /   短編「初夜の前に愛することはないって言われた? ”前”なだけマシじゃない!」の連載版です。ジメジメターンは2話目ぐらいで終わります。 短編と大筋は変わりませんが、多少の加筆修正と設定変更があります。更新はゆっくり気味。一話一話の長さにバラつきが出ると思います。   /    伯爵令嬢アナベルは、侯爵子息のブライアンに熱烈に求められて結婚した。……はずだった。「君を愛する事はない」初夜を終えた途端、ブライアンは本性を見せる。彼には身分の問題で結ばれる事が出来ない恋人がおり、アナベルはその隠れ蓑に選ばれただけだったのだ。それまで囁いた愛は全て嘘……。反抗したくても処女も失っているので白い結婚は望めないし、実家を援助してもらっているために強くも出れない。アナベルはお飾りの妻として無為に日々を過ごすしかなかった。ブライアンからは社交も茶会も禁じられ屋敷に閉じこもるしかなかったが、アナベルが大人しく従順だったためにブライアンから外出を認められるようになる。外に出れるようになったものの、問題があった。お飾り妻という事実は周りに秘密にしなくてはならず、アナベルは対話での嘘がとても下手なのだ。よって下手に人と関わる事も出来ない。悩んだ彼女が始めたのは、美術鑑賞や演劇鑑賞といった、出来る限り人と話さなくてすみそうな趣味だった。それでも一人でいると落ち込むことが多いアナベルだったが、ある時デビュタントからの友人であるメラニアに外出を誘われるようになってから、次第に考え方を変え始める……。気が付けばアナベルは夫のことなど忘れ去り、自分の趣味に没頭し、自由に過ごすようになる。   /   定番の「愛することはない」を告げられた凡人妻が、自分の好きな事に集中していたらいつの間にか夫に軽いざまぁをやり返す事になる話。夫との元鞘(?)はありません。ご都合主義な展開が多いです。軽い気持ちでお読みください。本人の恋愛は二章からスタート予定。 残酷描写及びR-15は、その後の展開の時の予防です。ガッツリはないと思います。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年10月08日
連載 50エピソード
書籍化・コミカライズ決定! HJノベルス様より9/19第一巻発売予定!! 【第三章準備中】 魔術師の名門フェレス家に生まれた姉妹。姉のレティシアは優秀で、史上最年少で宮廷入りを果たした大天才。それに比べて妹のメイアナは、突出する才能は一つもなく、魔術師としても三流以下。時代遅れのルーン魔術しか使えない無能と呼ばれていた。 姉の補佐として宮廷で働くメイアナ。劣等感から姉に逆らえず、仕事のほとんどを一人で熟し、成果を出しても姉の手柄にされる。婚約者も奪われ、空っぽになったメイアナに、ある日転機が訪れる。 魔術の大天才と言われる第二王子が、優秀な姉ではなくメイアナをスカウトしに来た。 君が必要だと言ってくれた王子に、メイアナは応えようと立ち上がる。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年05月03日