中学1年生の留美には、1歳年下の小学6年生のカレシがいる。留美のクラスの女子には、「付き合うなら年上、同学年なんてガキだし、まして、年下なんて赤ちゃんとおんなじ」と考える子が多く、留美は肩身の狭い思いをしていた。カレシ自体に対しては何の不満も無くて、むしろ自分には勿体ないくらいの人だと思っているのだけれど、カレシのことを大っぴらにすることはできない。そんなとき、カレシとのデート中に、ばったりとクラスメートに会ってしまうのだが――
「小説家になろう×ポプラ社 恋&謎解き学園ショートストーリーコンテスト」において、胸キュン賞をいただきました。胸キュン賞作品を集めた、「ほんとはずっと好きだった (たちまちクライマックス! 3) 」において、改稿の上、「私のカレは小学生」というタイトルで、掲載されています。