ブックマーク一覧 連載 全399件
連載 329エピソード
「貴方の従者辞めます」  唐突に目の前で始まった一幕に目を瞬かせている内に、ダメ令息として嘲笑されることに。  何故か素行不良の輝くイケメンに成り代わってしまったようなので、別人と気付かれるまでこそこそと生存活動に励むことにしました。  出先で集団暴行に遭ったのをいいことに、色んなショックで都合良く記憶喪失ということに。  白々しくても惚け切ってみせます。  馴染みのない高い視線と大きい手、腕力と各種筋力も鍛えて体力を付けたら、憧れのイケメン騎士に?  なってみるのも悪くないかと割り切ってみた、異世界転移者のお話しです。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年06月01日
連載 37エピソード
 5年前に突如出現したダンジョン、それが全てを変えた。溢れ出すモンスター、スキルやレベルの出現、ダンジョンから採れる不思議なアイテム。  これは、ただ自分のためだけに一人でダンジョンに潜る少年のお話。  
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ローファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月02日
連載 477エピソード
【30万PV感謝】ある日突然召喚された主人公。 召喚術式のエラーで遥か天空の上に放り出された?! おまけに身体がこれあたしのじゃありません!? 名前を失くしたり、降って湧いたトンデモ魔力に振り回されたり、神様にお会いしたり、王子様に睨まれたり。主人公の明日はどっちだ?! ダークな背景を主人公の馬鹿魔力とネタ体質が吹き飛ばしていくよ! 気が付いたらちゃらんぽらん主人公の諸国漫遊異世界世直し旅になってたけど!仕様です!! 一周年記念に副題を少しだけ短くしました☆ 残酷描写要素も残念ながら仕様です。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月01日
連載 67エピソード
伯爵令嬢クローディアは婚約者のアレクサンダーを熱愛していたが、彼は王女殿下に夢中でクローディアを毛嫌いしており、「お前を見ていると虫唾が走る。結婚しても生涯お前を愛することはない」とクローディアに言い放つ。 絶望したクローディアは「アレク様を殺して私も死ぬわ!」と絶叫するが、その瞬間に前世の記憶が蘇り、ここが前世で好きだった少女漫画の世界であること、自分がヤンデレ系悪役令嬢クローディアであることに気が付いた。「私ったら、なんであんな屑が好きだったのかしら」 アレクサンダーへの恋心をすっかり失ったクローディアは、自らの幸せのために動き出す。(他サイトにも投稿しています)
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月01日
連載 93エピソード
有象無象の貴族、1000をも超すといわれる男爵家の一つ、ワレンジャール家の子供に転生した。 はっきり言って勝ち組などではなく小物貴族そのものだった。 鶏口ならず、牛後の糞的立ち位置。 けれど前世も慎ましく生きていたため、妙にそのポジションに居心地の良さを覚えることに。 培った勿体ない精神、節約術で何故か家族や友人に愛され、周りからは勘違いされつつも、多くの問題を解決していくのだった。 勿体ない精神から生まれたユニークスキルや、気づけば『アーティファクトの使いの倹者』なんて二つ名がつき始めたが、やはり小物貴族ムーヴはやめられそうにもなかった。 本作品は『カクヨム』にも投稿しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年05月28日
連載 29エピソード
 カージン王国で文官として働く孤児のリャーナ。文官として採用されている筈なのに、同じ魔術師第1部隊で働く魔術師カーラが押し付けてくる仕事でフラフラだ。  今日もカーラが押し付けてきた結界魔術陣の魔力充填の仕事を熟していたら魔力欠乏に陥り、魔獣がはびこる山の中で倒れてしまった。  人の好さそうな冒険者ダルカスに助けられ、自分の境遇をぽつぽつと話している間にリャーナは気づく。アレ? もしかして私、冷遇されていたのでしょうか。  清く貧しく逞しい文官が、理不尽な待遇から抜け出すべく、努力するお話です。 
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月25日
連載 270エピソード
 『爺ちゃんの光呪文は他の人の光呪文とどうして明るさが違うの?』 幼い頃にふと思った素朴な疑問、すべてはそれから始まった。  貧乏貴族の3男坊に生まれた少年が、魔法の不思議さに魅入られ、普通とはすこしちがった使い方をすることによって活躍する(予定の)お話です。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月02日
連載 37エピソード
 義父である伯爵の葬儀が終わった当日。夫は私に離婚届を突きつけてきました。  私との離縁を求めるのですか?  私が魔女であるとご存知のはず。  しかし夫は聞く耳を持たずに、隣りにいるお腹が大きな女性を妻にすると言い張ります。  そこまでおっしゃるのでしたら、構いません。離縁いたしましょう。  そのことを後悔されないことを、願っておりますわ。  魔女との契約を破棄したらどうなるか。あなたはご存知かしら? *皆様から応援していただきましたお陰で「電子書籍化」することになりました。ありがとうございます。引き続き応援していただけると嬉しいです。 *この作品は短編の「魔女との契約婚で離縁すると、どうなるかご存知?」を連載したものです。 *後ほど内容と合うように題名を変えると思います。 *1話から6話までが短編の話になっております。 *内容を不快に感じましたら閉じてください。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月01日
連載 243エピソード
「今回は運が悪かったと思って諦めて。可愛そうだけど来世で頑張って」 一方的にそう告げられた男は、訳も分からないまま異世界に堕とされた。 デミトリという名の青年に転生していた男は、十七歳を迎えて間もなくとあるきっかけで前世の記憶を取り戻す。記憶を取り戻す前から何度も死にかけ、心が折れそうになっていたが…… 「なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだ?」 あまりの理不尽に、気づけば怒りが諦念を凌駕していた。 抗う事を決意した男の、呪いまみれの数奇な冒険が始まる。
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月02日
連載 226エピソード
藤堂怜央は学生ながら優秀な制御技術者。今日も今日とてコンテストに向けたロボットアーム調整に余念がない。だが、天候神の失策であっけなく事故死。神に望みはないかと訊かれ、迷うことなく制御がやりたいと答えたが、転生先は電気もなく、電子回路も存在しない異世界だった。生まれ変わったレオンは制御のことなどすっかり忘れ去っていたが、魔術と接した時、前世の記憶を取り戻すのだった。今般書籍化される運びとなりました。誠にありがとうございます。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2025年06月01日
連載 56エピソード
竜王の治める国ソフームには、運命の番という存在がある。 運命の番――前世で深く愛しあい、来世も恋人になろうと誓い合った相手のことをさす。特に竜王にとっての「運命の番」は特別で、国に繁栄を与える存在でもある。 「ロイゼ、君は私の運命の番じゃない。だから、選べない」 ずっと慕っていた竜王にそう告げられた、ロイゼ・イーデン。しかし、ロイゼは、知っていた。 ロイゼこそが、竜王の『運命の番』だと。 「エルマ、私の愛しい番」 けれどそれを知らない竜王は、今日もロイゼの親友に愛を囁く。 いつの間にか、ロイゼの呼び名は、ロイゼから番の親友、そして最後は嘘つきに変わっていた。 名前を失くしたロイゼは、消えることにした。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月01日
連載 53エピソード
【本編完結済、書籍化予定作品です。応援ありがとうございます!】 結婚して五年目。 そろそろ子供が欲しいと言っても素気無くする夫の秘密を偶然知ってしまった。 冒険者ギルドにサポーターとして登録している私――シーラの夫リオンは、結婚したらあまり行かなくていい遠征に月の半分以上行っていた。 その間サポーターとしてクエストに行った私は、偶然夫の姿を見てしまう。 彼は一人ではなかった。 彼のそばには優しい眼差しで見ている母子がいた。 リオンの事を「パパ」と呼ぶ女の子。リオンが腰に手を回す女性。 それは紛れもなく家族と呼べる光景だった。 【ご注意】 ※作中に「私生児」「婚外子」と表現があります。 婚姻中の不貞で生まれた子は「私生児」、何らかの要因でシングルで生まれた子は「婚外子」とし、明確に差別化をしています。この異世界この国独自の文化となりますので実際とは異なります。 また、作者の他作品とも関係ありませんのでこの作品のみの解釈と認識していただきますようお願いします。 ※作者の脳内異世界のお話です。 ※感想欄は基本的に返信しておりません。あくまでご自身の意見としての感想をお願いします。 他者の感想への悪質な感想等は削除させていただく場合がございます。 ※同時公開していたアルファポリスでは非公開になりました。 ※動画サイトでの朗読などの無断転載を禁止します。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年05月31日
連載 82エピソード
大陸の大半を領土とする帝国にある、山に囲まれた辺境の領地。そこに政治的な理由から皇女と婚約した若き領主がいた。 名はエルクで、自分にやれることをこなしながら平和な日々を過ごしていたが、婚約者の皇女は魔法の才能から人々を脅かす魔物と戦う日々を送り、帝国にとってなくてはならない存在になっていた。 エルクは皇女と過ごす日々を大切に思いながら、強くなり魔物と戦うその姿を見て、辺境の領主では釣り合わない。いつ婚約破棄されてもおかしくないと考えるようになった。 そこでエルクは自分が最終的に選ばれないにしても、候補に上がるだけの人間になりたいと考えた。 そこで思ったことは、皇女と肩を並べ戦える力があれば――次第に力が欲しいと考えるようになった。 ある日、皇女の叔父――皇帝の弟である公爵がエルクの下を訪れる。力を求める彼に対し魔法の道具を持ってきた。 公爵に促されエルクは道具に触れた瞬間、漆黒が溢れ襲い掛かってきた。彼は帝国に反逆するため、エルクを騙し利用するため道具を持ってきた。そしてエルクは抵抗できないまま漆黒に飲み込まれる。 漆黒に取り込まれ、エルクは死ぬだろうという予感を抱いた時、自身に前世の記憶があることに気付く。 この世界は前世で読んでいた漫画の世界であり、エルクは漆黒に取り込まれ邪神として、世界を滅ぼそうと動く存在となる。 漫画と同じ状況になってしまったエルクは嘆くが、その時漫画とは異なる展開が起こる。 道具に秘められた力、邪神がエルクが持つ前世の記憶に興味を持ち、話し掛けてきた――
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月01日
連載 770エピソード
40歳独身サラリーマンが「闘神」と「仙術」スキルを得て、若返っての異世界転移。 ただし、その世界は人類と敵対するロボットの国、赤の帝国が人類を追い詰めているアポカリプス世界。 何の説明もなく転移させられた主人公は、慎重に少しずつこの世界の謎と自分自身の力を解明していきます。 小狡く、小物な主人公がチートスキルに振り回されながら、使える術や宝貝を増やし、発掘品を手に入れ、ロボットを仲間にして力をつけていく。また、超常の力を持ってIFの未来を見通し、不幸を回避しようと足掻きます。そして、関わった人達を少しだけ幸せにして進んでいくような話になります。 ※仙術を目に見える形で使用し始めるのは23話以降になります。 ※機械種を配下にするのは74話(78部分)以降になります。 (ご注意点) 主人公の性格は俗物です。あまり魅力的でない性格で、且つ、色々拗らせています。また、登場人物やイベント等をネット小説やゲームに見立てて表現する悪癖がありますので、これらをご不快に思われる方はご注意ください。 題名を変更いたしました。 旧題『闘神と仙術スキルでロボと銃が溢れるアポカリプス世界を無双する』(2021年5月16日改・9月26日改) 初めての小説になりますので、文法・表現等におかしい部分があるとは思いますが、よろしくお願いします。また、ご感想をいただければ励みになります。 *カクヨム様にも投稿しております
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月19日
連載 804エピソード
地龍とは『昼』と『夜』のバランスを守る組織。『昼』とは人の世を『夜』とは人ならざるものたちの世を指した。地龍は『昼』『夜』の共存と平和のために、双方の等しいバランスのために刀を振るう。バランスを犯す事象を『揺らぎ』と呼び、『揺らぎ』を討つことで治め、世を守ってきた。 地龍は人の身にありて人にあらず。その特別な力は『夜』を視て、屠ることができるのだ。長い時を経て尚、地龍の武士たちは刀を携え、『揺らぎ』を斬り続けている。 武士とか刀とかイケメンとか偉人転生とか日本史っぽい気配とか、そんなん好きな方どうぞ。心理描写が主で、同音異義語が好きな文章です。雰囲気でお読みください。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月01日
連載 353エピソード
人間と魔族が争いを続けるアグリニオンと呼ばれるその世界。 勇者とその仲間たちの登場によって保たれていた両者の力の均衡が破れ、それに乗じておこなわれた人間側の大攻勢によってこの世界から存在そのものが消えかねない危機に瀕する魔族。 そんなとき彗星のごとく現れ、各地で大戦果を挙げ始めたのが魔族の中では身分の低い人間種と呼ばれる人間の血が入った魔族の男アルディーシャ・グワラニー。 だが、この魔族の男には秘密があった。 実をいえば、彼はある男の異世界転移実験の巻き添えとなり二十一世紀の日本からこの世界にやってきた正真正銘の元人間。 そして、彼と同じ立場の者は他にも……。 だが、それだけではない。 彼らの出現に触発されたのか、それとも単なる偶然なのかはわからぬものの、時を同じくして各国に次々と現れるこの地に根を下ろした者の末裔である異才の持ち主たち。 アグリニオン戦記。 それはその世界アグリニオンで長く続いた魔族と人間の争いの終幕近くで起こった、才ある者たちが、己にふさわしき武器となる極限にまで極めた剣、魔法、知識、言葉、そして権力を操り、自らが信じる正義のため、いや、自らとその背負うものの生き残りのために繰り広げた戦いの記録。 一応、第十一章までが第一部、第二十四章までが第二部、それ以降は第三部ということになっています。 エピソードが多くなったため、一部外伝として別の作品としました。 現在Ⅰ~Ⅳと「第三極」、「ロフォーテン」、「文官時代のグワラニー」「初めて領地を手にした者」などがあります。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月02日
連載 94エピソード
高校二年生の春、主人公であるシズマは、修学旅行の班決めを教師に勝手に決められた結果、付き合いのないクラスカースト上位のグループに入れられてしまう。 そんな彼らの班が突然、移動中のマイクロバスごとどこか見知らぬ世界に召喚されてしまった。 怪しげな力を振るう存在『ダンジョンマスター』の力により、条件付きとはいえどんな願いでも叶えてもらう権利を得た一同だが、シズマは一人の生徒の策略で一人取り残されてしまう―― 叶えた望みの結果、想定以上の力を手に入れたシズマは、ダンジョンマスターを殺害、その力の振るい先を自ら決める為、召喚者や元クラスメイトと決別する。 「積極的に復讐したいとは思わないけど、たぶん助けたりはしないだろうなぁ」 『戦闘職』『生産職』『ネタ枠』あらゆるキャラクターを所持しているシズマはどう立ち回っていくのだろうか。 こちらカクヨムでも同時投稿中です。 書籍化が決定しました。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月01日
連載 1579エピソード
 【祝コミカライズ・ライトアニメ化!】  とある滝にて名探偵との対決の末、終焉を迎えた最恐の犯罪者。『ジェームズ=モリアーティー』  気が付くと彼は記憶喪失で、異世界の美人令嬢の憑依霊として転移(?)していた。  しかし、憑依した令嬢は平民で寄宿舎でいじめられ、今にも自殺をしようとしていた。  彼は彼女の自殺を止めて思わず口にする。「君の問題を解決してあげよう。」と。  記憶は無いが、頭脳は変らない。彼は、その明晰な頭脳を鹿撃ち帽の名探偵無き世界でたった一人の女の子の為に存分に振るう。  虐められたら心を粉砕する。やられたら惨たらしくやり返す。  教師も生徒も貴族の親も暴力も権力も怪物も関係ない。  持っているのは『冴えた頭脳』だけ。  しかし、彼の前では全てが計算可能な変数となり、世界は彼の思うままに動き出す。  いじめられていた令嬢は死に、血も涙も無い悪役令嬢モリアーティーに生まれ変わる。  肉体は無い、記憶は無い、未知なる異世界で二人は完全犯罪方程式を組み立てる。  さぁ、見せてあげよう。明晰なる頭脳が魅せる完全犯罪の如き報復を。 ※一話平均1000文字程度です。 ※この作品は『カクヨム』『NOVEL DAYS』『小説家になろう』『エブリスタ』の4サイトに投稿しています。 ※略称は『黒モリ白書』です。 ※2020/02/07某なろうラジオ様で紹介されました。 ※2021/05/04動画サイトでVの方にレビューして貰いました。(詳細は近況報告2021年05月06日分にて) ※2023/02/28コミカライズしました! ※2023/03/12shortsにて宣伝を頂きました。(詳細は同日近況ノートにて) ※コミカライズは制作:YUZUcomics/DNP・発行:YUZUcomics。アプリ『ホンコミ』,honto,コミックシーモア, kinoppy, DMM.com/FANZA, フジテレビオンデマンド, Amebaマンガ, BOOKWALKER, Renta!,ピッコマ,レジンJP,Beltoon等(敬称略)にて配信中。 2023/11/24某なろうラジオ様よりコミカライズのお祝いを賜りました。 2024/07 ライトアニメ化、決定!
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月02日
連載 336エピソード
いつ頃から、そう思うようになったのかはわからない。 だけど、僕は凡人である事、普通である事が、猛烈に嫌になったんだ。 平凡な自分に、強烈な嫌悪感を感じるようになった。 没個性的、周りの人たちに埋没して行く自分。 だから自分を変えようと思ったんだ。 そこで、近年世間を騒がせているダンジョンに行ってみたくなったんだ。 そこに行ったら、何か変わるんじゃないかと思って・・・。
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ローファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月02日
連載 144エピソード
騎士爵家 三男の私には、前世に於ける記憶が有った。 しかし、それを公言する事は無い。 余りに悲惨で、憂鬱な記憶。 出来れば、忘却の彼方に打ち捨てたい記憶でもあったからだ。 この国の辺境の騎士爵家の三男と云えば、家の為に献身を求められ、やがて民の為に死す運命の元に産まれたと云える。 幸いな事に、私には持って生まれた『ギフト』があった。 よって、この『ギフト』を用い、騎士爵家の家長たる父、継嗣たる兄達の生残性を少しでも上げる努力をせねば成らない。 何故ならば、彼等は、私を愛してくれたから。 それが、唯一の理由でもある。 民草を護り、王国の安寧に寄与すると、壮大で殊勝で矜持に満ちた父や兄達とは違い、私にはそのような大それた信念は無い。 ただ、ただ、自身を愛してくれた者達が安寧に暮らしていける手段を求めただけだった。 だから、買い被りはよしてくれ。 私は、辺境の子であり、騎士爵家の三男で在り…… 魔物、魔獣から民を護る存在なのだから。 とある世界、とある国の、辺境の騎士爵家に生まれた漢の生き様と、心の在り処。 淡々と、一人称でお送りする、” 普通 ” の男の物語。 ©龍槍 椀 2024- (無断利用禁止)
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月20日