「キラ」と名付けられた少年には、記憶がなかった。
親も、友達も、居場所も。目を覚ました時には、そのすべてが忽然と消えていたのである。
しかも少年……キラは、魔法を使えなかった。
代わりに「神の如き力」を授かってはいたものの、終始暴走気味。
運命のいたずらはそれだけにとどまらず、数々の困難が立ちはだかる。
”闇”に”青い炎”、”厄災の魔獣”ドラゴン、正体不明の敵……。
キラは「力」に振り回されながらも、愛刀とともに前へ突き進む。
そして……。
キラは己の謎と向き合うこととなる。
なぜ、記憶を失ったのか?
どうして、あの時あの場所で倒れていたのか?
どこで生まれ、何をして過ごし、どんな経験をしたのか?
そのすべてが明らかになった時。
世界の真理への扉が開かれる。
これは、記憶を失った少年が、歴史上最も偉大な英雄となる物語である。
〇 〇 〇
この作品は「カクヨム」様においても掲載しております。
(URL:https://kakuyomu.jp/works/16816452219486310597)
現在、平日(月~金)午前9時に投稿してます。
当タイトルについて、更新情報はもちろん、設定などちょこちょこと呟いているので、ツイッターのフォローもよろしくです。
https://twitter.com/hikarikou2015