ブックマーク一覧 読むかも 全322件
連載 完結済 130エピソード
「――なんなんだ、あのボマーは!?」  異世界へのゲートが開発され、各国は新資源を求めてそれぞれが特区を建設。それぞれが新界と名付けられた別の異世界を探索、開発している世界。  人間が直接異世界に行くと、未知のウイルスなどで影響が出る可能性があるため、各国は専用の遠隔操作ロボット『アクタノイド』を送り込んでいた。  臆病、コミュ障ゆえに就活に失敗していた兎吹千早は完全在宅業務の文字に惹かれてアクタノイドの操縦者アクターとなる。  その選択こそが、新界関係者を震え上がらせるボマー誕生の瞬間だった。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月08日
連載 272エピソード
 誰もあなたの言葉を理解できない。  隣の友愛、目の前の憎悪、そして自分でさえも。  文脈と権威に縋ろうと、飾り立てた借り物が心に届くことはない。  それでも理解を求めるとき、対話は互いの既知を利用する。  自明の参照と引用、暗黙の了解と引喩。  未知の言葉はそこになく、あなたは安らぎの中で相互理解の夢を見る。  幻想再帰のアリュージョニスト。  合わせ鏡に理想の像、反射するのは無限の試行。  永劫の果て、理論上の世界平和は達成される。  いつか、必ず。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年12月14日
連載 完結済 57エピソード
ちょっと違った歴史を歩んだ現代の地球世界で、人間&妖精VSクトゥルー神話生物! シスコン気味の少年が少女型妖精種(ブリカス畜生)の口車に乗せられて、魔法の剣もとい人型武装祭器を駆って神話生物と戦うお話です。 未曽有の大災害"大海嘯"によって、沿岸都市の多くが海の底に沈んだ世界。かろうじて生き残った人類は、海より空より顕れ出でた敵性神話生物群、通称"界獣"の襲撃によって絶滅の危機に瀕していた。 そんな人類に手を差し伸べたのは、ミスティック・レイス。かつて妖精、妖怪、半神として神話や伝説、おとぎ話に語られてきたものたち。 立ちはだかる強大な理不尽を前にして、膝を折りかける少年。彼に、湖の貴婦人は選択を迫る。 「選んで、少年。この剣を手に、今を斬り拓くか、否かを」 ※カクヨムで公開、完結済みの作品の再掲載です。内容に変更はありません。 ※現在続編「一角獣の幻像」をカクヨムにて連載中です。
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2022年09月24日
連載 204エピソード
迷宮を彷徨うウィザードリィな青春。お先真っ暗。 奴隷狩りに捉えられた少年は商人に買われ、冒険者の道を強要される。 冒険者適性が壊滅的になかった少年は仕方なく、誰でもなれる(そして一番死にやすい)魔法使いとして迷宮に挑むのだ。 宝箱には罠が仕掛けられ、ウサギに会えば首を飛ばしてくる。 深層には人知を越えた魔物が闊歩する悪意の迷宮で、少年は生き延びることができるか? 大人向け、迷宮探索冒険譚。 暗く乾いた空気を笑い飛ばせ。 【1月31日 KADOKAWAから書籍が発売されました】 この作品はカクヨムにも掲載しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2019年08月21日
連載 158エピソード
【書籍2巻、MFブックス様より発売中 コミックヒュー様にてコミカライズ連載中 コミックス2巻発売中】カテドラル王国で旧王都と呼ばれる街、アルベイル。アルベイル大公が治めるこの街には景観に馴染まぬ不思議な食堂がある。 『名代辻そば』。通称『ツジソバ』と呼ばれるその店では、黒髪黒目という珍しい容姿をしたヒューマンの店主が、ソバというこれまた珍しい料理を出してくれる。 驚くほど安い値段で驚くほど美味いソバの数々、酒場よりも上等で美味い酒、そしてこの店に通う皆を魅了してやまないカレーライスなどが食える最高の店だ。 ある日突然、何の前触れもなく旧王城を囲う城壁の一角に現れたこの店は、瞬く間に旧王都で一番の食堂になった。 ヒューマンだけではない、エルフも、ビーストも、ドワーフも、魔族でさえもこの店の美味に魅了されている。アルベイル大公や騎士団長が人目も憚らずこの店に通っているのがその証拠だ。噂では国王までもがこの店に来たことがあるらしい。 転生者、夏川文哉が営む『名代辻そば異世界店』。 そこでは今日も訪れた人々が美味なるそばに舌鼓を打っている。 
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年06月19日
連載 300エピソード
 ヘルデンと呼ばれる大陸に、千年に渡り君臨してきたタウゼント帝国。  この旧き国家は、変革を強いられようとしていた。  産業革命と、国民意識の醸成によって生起した西の隣国・アルエット王国での民衆蜂起は王政を打倒し共和制国家を樹立させた。  平民による新国家を中心とする共和主義の熱狂は膨張し、封建制社会から脱却できずにいる帝国を危機にさらしつつある。  大量生産の開始と、国民国家の形成により達成された、以前は不可能だった規模での大量動員。  共和国建国の英雄であるムナール将軍に率いられた強大な国民軍は胎動し、その支配地を拡大しつつあった。  その一方で、帝国貴族たちは権力闘争に明け暮れていた。  千年以上もの間続いてきた帝国は、今後も無条件に続くという傲慢。  ほとんどの貴族たちは時代が変わりつつあるのに気づかず、あるいは黙殺していた。  この状況を憂いたのは、帝国に五つ存在する被選帝侯の一つ、ノルトハーフェン公爵家を継承した少年・エドゥアルド。  彼は自国だけでもと改革を行い、富国強兵、議会の設立などの政策を実施し、公国を帝国でも随一の精強な国家に育て上げた。  そして帝国貴族たちが己の利益を最大化することに奔走し内乱を引き起こしたのを機に、自身が新たな国家指導者となるべく立ち上がり、盟友、オストヴィーゼ公爵・ユリウスと共に勝利をつかんだ。  だが、エドゥアルドの進む道は茨の道。  勝利を得たとはいえ、三百を超える諸侯の意識を変え、旧態依然とした帝国の在り方を刷新するのは、簡単なことではなかったのだ。  そんな彼を影となり支える存在があった。  メイドのルーシェ。スラム街で育ち、人知れず消え去ろうとしていた命を救われたことをきっかけに、彼に仕えることとなった少女。  これは、若き皇帝となった少年と、メイドとなった少女の物語。 〇作者他作品紹介 ・殺陣を極めたおっさん、異世界に行く。村娘を救う。自由に生きて幸せをつかむ  異世界に転生した元時代劇の役者、立花 源九郎。本物の[サムライ]となったアラフォーのおっさんが、自分の生き方を見つけていく物語。 ・星屑拾いのステラ  終末世界。[星屑]を拾い集めながら暮らす少女、ステラが、[楽園]を探し求める物語。カクヨムコン参加作品(カクヨムのみの公開です)   他掲載サイト:カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+
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歴史[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月28日
連載 355エピソード
【本編完結、現在番外編連載中】【TOブックス様よりノベル五巻、2025/3/15発売! コミカライズ一巻、2025/4/15発売!】【コミカライズ連載中 https://to-corona-ex.com/comics/194249653813416】10才のリルはある日自分に前世があることを思い出した。そして、今の難民の境遇に悲観する。難民脱却のために動き出したが、両親に見放されたリルには何もなかった。信用、知識、道具、力……ありとあらゆるものが不足していた。でも諦めずに0から始めてみることにする。そのために冒険者を目指すことにした。何もなかったリルが少しずつ様々なものを手に入れて、出会った人々に支えられながら、町の中と外の依頼を両立する唯一無二の冒険者へと成り上がっていく。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月04日
連載 163エピソード
2023/6/16書籍版に合わせたタイトルに変更しました 「お前らいい加減にしろよ! 俺は魔剣技師で何でも屋じゃねぇし、ここは工房で、食事処じゃねーんだよッ!!」  日本人だった前世の記憶を持ってこの世界に生まれた主人公バッカス。  彼は子供の頃に神が振るう神剣と呼ばれる武器を見た。  それ以来、彼は神剣に憧れそれに迫る魔剣を造ることを夢に、魔術と魔導技術の世界へと足を踏み入れた。  そして現在――27歳のバッカスは、酒好きの多い町ケミノーサで魔剣の研究をする片手間に、日用品の魔導具を造ったり魔術士として何でも屋を手伝ったり昼行灯として食事をしたり酒を呑んだりしながら生活している。  魔剣だけ造っててもお金にならないので仕方が無い。  神剣にこだわり続けてても生きてはいけないから他のモノも造る。  いつかは神剣に迫る魔剣を造りたいがそれはそれ。   魔剣技師バッカスは好き勝手生きている。  酒を呑むのは好きだし、食事も大好き。料理そのものは趣味ながらプロの域。  何でも屋としても腕利きで、魔術士として戦闘するのもお手の物。  気づけば餌付けしてしまっていた友人知人に囲まれて、魔術の腕前頼りにやたら厄介事が舞い込んでくる気がするけど気にしない。  口は悪いがお人好しのバッカスは、喰って呑んで魔剣を造って、時々舞い込む厄介事に手を貸して、ちょっぴり女難の相に悪さをされながら、日々の生活を営んでいる。  冒険控えめ、食事は多め、時々バトルな、スローライフ気味異世界生活を送るバッカスの雑記帳。  これは――強き芯を抱く者たちの幻想譚。  カクヨムにも掲載しております。  書籍版1巻 2023/7/14 発売
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月14日
連載 264エピソード
第三部完結。 【不変の未来に立ちはだかる信念、その先で手にする運命とは】 愛する人々に迫る闇を払う為、世界を変える決意を胸にアルトは教会騎士となる。仲間達と共に神秘の力【マーラ】を学び、強大な力を持つ魔物と戦う術を得れた。しかし、古代より続く秘密の殿上の戦いが激化して、世界は黄昏へと進む。果たして彼の選択は、闇に覆われる世界へ黎明をもたらす事が出来るのか――。Epic of Cavavill シリーズ第一弾。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月13日
連載 201エピソード
 書籍化が決定しました。2023年2月10日、カドカワBOOKS様より発売いたしました。  この世界に産まれたものは、必ずその身に精霊を宿す。  いかなる生物であろうと例外なく、精霊は宿るはずであった。  しかし、高天原と呼ばれる島国で武家の長男として生を受けた雨月晶は、精霊を宿さずに産まれたため、家族から疎まれ、ついには故郷から追放されてしまう。  それから3年、晶は故郷から遠く離れた南の地で、穏やかに日々を営んでいた。  だが、平穏な日々は終わりを告げ、晶は自分を知る旅へと、一歩、足を踏み出す。  一話の文字数が大体5000超あります。  是非とも、読んでいただいたら嬉しいです。  2024年9月21日、五章開始に伴い章題を追加しました。  一章 華都奏乱篇  二章 聖教侵仰篇  三章 巡礼双逢篇  四章 帰月懐呼篇  五章 濫海浄罪篇
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月22日
連載 完結済 162エピソード
魔道具作りは金がかかる。素材はもちろん加工のための設備や拠点。知識や技術を習得するためにも教本、指導料、研究用の素材代など、何をおいても必要になるのは金だ。腕が良ければ魔道具を売って金を稼ぐこともできるが、その技術を得るためにはやはり金が要る。金さえあればどんな凡人でもそれなりの技術を身に着け、良い素材と設備でそれなり以上のものを作り出すことができるのが魔導技師の世界だ。 新米魔導技師の少年ウルは金持ちの後輩たちに次々追い抜かれていく状況を打破しようと、一攫千金を求めて危険な迷宮都市を訪れる。しかし世界は彼が思っている以上に世知辛く過酷で……
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年12月07日
連載 146エピソード
 他人の死期を見ることのできる特殊能力を持つ少年オリベル。この力を持つが故に周囲との関りを断ち切っていたオリベルはある日、同じ村の少女ステラと出会う。不思議な事にステラの顔には死期が見えなかった。それからオリベルは唯一死期を気にせずに遊べるステラへ徐々に心を開いていき、毎日遊ぶほどの仲にまでなった。そんなある日、ステラが世界を救う英雄の後継者であることが判明し、王都へと連れていかれることが決まる。 ステラが王都へと連れていかれる前日、初めてステラの顔に死期を見る。それもあと六年しか生きられないというものであった。  死期とは絶対に変える事の出来ない運命。  これは死期が見える特殊な力を持つ少年が幼馴染のためにその運命へと抗っていく物語。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月13日
連載 234エピソード
【コミックス1巻 4月14日発売&コミカライズ連載中】 魔王を倒し、平和になった時代。魔王を倒した勇者が死に際に言った。 「私は魔王を倒していない」 じゃあ誰が倒した? どちらにしろ勇者の最後の言葉は国王に伝えなければならない。 勇者にまつわる展示会、飲食店、本の出版などの事業を展開予定だった勇者の孫ディンは戸惑い、決意する。 「よし! 隠蔽するか」 隠蔽工作しつつ、祖父の言葉の調査をしていくうちにディンは世界に波紋を呼ぶ最悪の事実を知る。 勇者物語には誰も知らない続きがあった。 ※カクヨムでも投稿しています
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月27日
連載 86エピソード
目が覚めたらTSしていて、しかも奴隷になっていた。剣闘士として戦うことを運命づけられた"ジナ"は、『ビクトリア』という名前で闘技場に立つ。彼女はこの命が軽い異世界で、どう生き、何を見るのか。 ハーメルン様、カクヨム様でも投稿しています。 【追記】 この度ドラゴンノベルズ様にお声がけいただき、書籍化させて頂きます……! 発売日は6/5! どうかよろしくお願いいたします! https://www.kadokawa.co.jp/product/322501000520/
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写ありガールズラブ
最終更新日:2025年06月09日
連載 完結済 12エピソード
『帝国貴族の剣闘士生活』のオマケである『剣闘貴族のあとしまつ』の続きです 今作から読んでもあまり意味はわからないと思います ではお気が向かれましたら、どうぞ
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年03月22日
連載 完結済 44エピソード
人殺しの少年は、世界を救う王子になれるか? その王国には怪物が現れる。怪物は大地を砕き、疫病をばら撒き、野山を焼き払う恐ろしい災害だ。同時に、その王国には特別な王子様がいた。怪物に抗する聖なる力を持ち、人心を束ねるカリスマ性を備えた王子様が。 これは、そんな王子様の『影武者』を演じるために育てられた、九人の子供たちの物語。 影武者たちに与えられた名前は—— 電光のワン。 熱線のツウ。 砂城のスリイ。 凍土のフォウ。 剛腕のファイブ。 透明のシックス。 天翔のセブン。 天秤のエイトナイン。 そして最後に……不気味なテン。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2023年09月16日
連載 完結済 82エピソード
現代から剣と魔法の世界へ異世界転生したサラリーマン、村上拓哉。 小さな国、アルナーグの第三王子として新たな生を受けるが、彼はその世界の誰でも持つという「魔力の目」を持っていなかった。 そのため、彼は世界の理の一つである魔法に全く関与することができず、早々に落ちこぼれ人生を歩む……こともなく、ささやかな現代知識チートを活用しつつ、離宮で比較的のんびりと過ごす。 しかし、世界は「鉄の国」の武力侵攻の気配に怯えつつあった。 そして一つの噂が流れる。 禁忌の名を持つ鉄の国の王、通称「悪魔王」は、「魔力の目」を持たないという…… そんな彼が、離宮に幽閉されるまでのお話。
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推理[文芸]
最終更新日:2023年07月15日
連載 完結済 165エピソード
俺の名はジャスパー・ベルモンド。 斜陽貴族の次男坊。 ベルモンド家は王家の血を引いていると親父は誇りにしているが、本当だろうか。眉唾だ。 とりあえず、一つ年下の許嫁であるコニールとイチャイチャしてお気楽に暮らしていられれば、それでいいや。 そう思っていた王立学校に通う俺の人生はある日を境に劇的に変化した。 四十年の長きにわたってリーズラーン王国を治めていたロイス三世の突然の崩御。 国内に動揺が走る服喪の期間に、ベルモンド家に王宮からの使者が現れる。 政権の重役の席が回ってきたかと胸を高鳴らせる親父の期待を冷たく踏みつぶすように使者は俺の名前を呼ぶ。 「ジャスパー・ベルモンドよ。新国王陛下の『異腹の双子』として生涯をかけて陛下に使えよ」 異腹の双子とは、つまり国王陛下の影武者のこと。 市井から存在を抹消されて、一生、影武者として陛下の傍で暮らすわけ。 使者が帰ると、親父は烈火のごとく怒った。異腹の双子に選ばれるような馬鹿者は親でも子でもない、って。 影武者としていつ死んでも良い、何の取り柄もない凡庸な人間として国に選ばれた不名誉な人間をベルモンド家から出してしまったことに親父は怒り心頭だ。 母さんは、突然息子が家から出てしまい、会えなくなることに泣き崩れる。 学校を退学して、王宮へ出仕することになった俺は、気持ちの整理がつかないままコニールのもとへ。 だけど、そこでコニールが他の男と乳繰り合っているのを目撃してしまう。 コニールは開き直り、笑顔で俺に別れを告げる。 俺の人生って何なんだろう。 絶望から始まった影武者生活。 だけど、同い年の新国王ロイス四世陛下は俺を気に入ってくれて、 俺を無二の友として接してくれる。 国王と一緒にいる影武者だからこそ見られる景色。 国王と一緒にいる影武者だからこそ遭遇する事件。 喜び、悲しみ、寂しさ、悔しさ、空しさ、おびえ、楽しさ、勇気。 毎日がワンダフルデイズ。
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2023年12月07日
連載 88エピソード
人間と魔族が争っていた時代から数百年後のこと。 魔法使いになることを夢見るリーヴェという少女がいた。 魔法使いになるには金がかかるが、リーヴェは貧乏な平民。 リーヴェの選んだ道は、魔法使いとつながりを持つために冒険者になることだった。 冒険者としての初仕事。 魔王城跡地に赴いた時、少女は箱の中にいる魔族と出会ってしまう。 その魔族は、かつて魔王と呼ばれていた存在だった。 現代の魔法を見たいと魔王は望み、リーヴェは魔法を教えて欲しいと懇願する。 この出会いにより、リーヴェの運命は大きく変わる。 以前とは比べものにならないほどの金を得るようになった。 箱持ちと呼ばれ、その名が人々に知られるようになった。 友人と呼べる人たちが何人もできた。 人生の最盛期を迎えるも、事態は一変する。 突如起こった戦火の渦にリーヴェは巻き込まれてしまう。 様々なものを失っていく中で、リーヴェの選んだ道は―― のちに人々から箱持ちの大魔法使いと呼ばれる少女の物語。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年04月18日
連載 228エピソード
「私の人生は幸せだったと言えただろうか?」 大国エルバニア王国で8公の1つと数えられる名家グランマーレ公爵家夫人のベネルネスは死を目前にして自問自答していた。 かつて「氷の貴婦人」と呼ばれていた彼女は28歳という若さで病に倒れた。愛する子供達と夫、誇りであったグランマーレ公爵家、ベネルネスにとって全て失いたくない大切な宝物であった。 「どうか健やかで気高く強くあって欲しい」と子供達に願い、愛する夫に全てを託して深い眠りについた。それは満足のいく別れではなく、大切な宝物を失いたくないという未練しかなかった。 意識が遠退いていき深い眠りへと誘われる。しかし眠りから目覚めるとそこは暗い闇の世界、勇気を出して目を開くと知らない場所で、新たな家族に囲まれ、新たな人間として生まれ変わってしまった。 「私はベネルネスではない?」 なんと前世の公爵夫人ベネルネスの記憶を持ったまま新たにウェルマ・ライアンという名前の女の子に生まれ変わってしまっていたのだ。 しかも後々知るのは、ここは生まれ変わった世界はベネルネスの死んだ直後の世界だった。 エルバニア王国は魔法によって栄華を極めており、そこには魔力に色を持つか持たないかによって格差が生まれる階級社会で成り立っている。 色のない無色の下級騎士の家系に生まれたウェルマは、理不尽な階級社会の壁にぶつかり、出会い別れを繰り返して新たなる人生を歩む事となる。 いつか私の大切な人達と再会できる事を夢見て、ウェルマは騎士を目指す。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年12月03日