※最初の2章は、能力成分薄目でお送りすることを先にお詫びします。
隔週火曜日に更新中!
《異能力》―――科学や物理で全てを説明できない力。本来、人が持たざる力。
一部の人間が、それを手にすることができるようになった世界。
空想が、現実になった世界。
とある少年が、ある日《能力》を得た。
一見《大当たり》。でも。
一度に《5分》しか使えない。しかも次の発動まで最低《1分》。
《1秒》が生死を分ける世界で、どんなに努力しても、絶対に破れない《時間》の壁。
普通に考えれば、絶望的な致命傷。
しかし後になって、彼を知る人は、皆口を揃えて言う。
「あいつは《最強》ではなかったけど、《最恐》ではあった」
――――――
時にシリアス、時に日常、時々ラブコメ(?)。
そんな感じでお届けできたらと思っております。