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連載 完結済 15エピソード
【他人と人生に諦念を抱く女誑しエリート(男)×色事に疎い純情天才研究者(女)】 (全15話、予約投稿済。4月13日〜16日の、18時、0時、6時、12時に、各1〜2話ずつ更新) ◇ エルンストはその朝、地下鉄の出口から出て間もなくのところで、見覚えのない森に誘われるかのように迷い込む。 彼を迎え入れたのは、見知らぬ妙齢の女性であった。 「いらっしゃい、わたしの旦那様。まずは……、眠気覚ましのお茶にするとしよう」 エルンストを「旦那様」と称する女性――ミネルヴァは、森の中の不思議な家に住んでいた。為す術なく森に閉じ込められてしまったエルンストは、その家でミネルヴァと共に過ごしながら、森の外に出るため魔術で張られたという結界を解く手段を探すことになる。 これは、自分のことを『つまらなくて空っぽな人間』と諦めきっている男、あるいは女が、それでも欲しいと望む相手を見つけるまでの、魔術仕掛けの恋愛譚である。 ◇ ※地球とよく似た地球ではないどこかの世界のお話なので、工学、回路などのワードが登場しますが、現実とは異なるファンタジーものとしてお楽しみください。筆者に工学の知識は上っ面すらもありません。申し訳ない。 ※後半に当社比しっかりめのR15表現あり。苦手な方は何卒ご注意ください。
作品情報
異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年04月16日
連載 完結済 32エピソード
【本編+後日談とも完結済】 数百年前、暴虐の限りを尽くしたという竜が、二十年ほど前に死んだ。竜ははるか過去に生きた姫巫女により眠らされ、それよりずっと国境近くで眠り続けていた。 竜が死んだことでにわかに活動範囲を広げた獣たちの対処に当たるため、国の騎士団は不眠不休もかくやという様相で討伐に当たり続けていた。 騎士団の第三部隊を任された年若き隊長、シリウスは、大変な、それはもう大変な、過労の中にあった。 そんな折、彼の元に、神殿から部隊の手伝いがしたいとの申し出がなされる。やってきたのは、神官見習いを名乗るスゥという不思議な少女だった。 少女はシリウスに言う。 「いけません。死にますよ」 これは、過労で死にかけた騎士を、謎の少女が寝かせたり休ませたりする果てに、なんやかんやあってうまいこといい感じにまとまるまでの、日常に寄り添ったお話である。 ※本編は全て一人称視点ですが、語り部はころころうつろいます。 ※一話の長さはまちまちです。キリの良いところで区切っています。 ※悪い人が出てきたりという山場はありません。 ※恋愛的にも大人っぽいことは本編中には特に起きません。 ※後日談は甘め、スキンシップおおめ(当社比)。公開順ではなく時系列順に並んでいます。本編と違い第三者視点で書いてあることが多め。柔らかめのR15あり。
作品情報
異世界[恋愛] R15
最終更新日:2023年10月15日