才能や美貌に恵まれすぎた主人公千晴は、この世界に飽き飽きしていた所に、女神様のいる空間に偶然迷い込む。
その時、女神に一目惚れしてしまった千晴は、神と添い遂げるためには神格を得て神、もしくは準神、現人神になり、女神に相応しい存在になる必要があるという。
…元々、女神は千晴が神へと至ることが出来るとは思ってはいなかったが、千晴の事は大変好ましく思っており、もし万が一にも神格を得ることが出来たなら、本当に添い遂げてあげようと思っていた。
…一方、千晴はその有り余る才能をフル活用して、神へと至らんとする。
…初めて、苦労し、思うように中々行かない事に、千晴は初めて"ワクワク"していた。
何でも簡単にこなせてしまっていた私にも、容易にはできない事があったのだ、と。
そうして、修行の果てにその神ですらありえない程の潜在能力を"1/3ほど"引き出して神に至った千晴は、女神と再会し、言葉を交わした後に"まだまだ女神にふさわしくない"
と、神格をさらにあげるために異世界へと旅立っていくのであった。
…チート無自覚女神による、異世界冒険譚、ここに始まる。