ブックマーク一覧 カテゴリ1 全64件
連載 完結済 25エピソード
「この日、ここにおりますレオンハルト・アルヴィスとエリシア・ヴァンデールは夫婦となり──……」気付けば、そこに立っていた。……えっ、どういうこと!? 気が付いたら結婚式の真っ最中だった。しかし、すぐにズキリと頭が痛み、覚えのない記憶が流れていった。わたしは社交界で毒婦と呼ばれるエリシア・ヴァンデール伯爵令嬢で、現代人でもあった。……ここは女性向け小説の世界? 「この結婚は政略に過ぎない。他の男と子を生さない限り、好きにすればいい」結婚相手の公爵は冷たいが、とにかく義理の息子に殺されたくない! ……って、え!? 「だぁれ?」「……何故、こんなことになっている?」まさかの幼女になってしまった毒婦と呼ばれる令嬢が幸せを掴むお話。2025.06.15.完結。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月15日
連載 2エピソード
王太子 シャルル・ルールに、四人の婚約者候補が準備された。美女才媛の中の一人に選ばれた小柄なマリア。てか、この中に私、必要?さっさと王太子に婚約者を選んでもらい、解放されたい。 本当は、もう少しだけ彼のそばにいたいと思う気持ちを無視して、マリアは別の嫁ぎ先を探す。コメディです。 ごめんなさい!R18にするの忘れてて、ムーンライトに移動します!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月05日
連載 完結済 45エピソード
魔女に恋愛を占ってもらったルイーゼ。 的中率百パーセントを誇る魔女が言うには、ルイーゼの未来は大きく二つに分かれているらしい。 大好きな先輩の愛人か、ヤンデレくんの愛が暴走した成れの果ての監禁か。 危険な未来を回避するために、ルイーゼが魔女から買ったのは紫色の小瓶。 瓶を持っているだけでいいと言われたのに、ついうっかり! ルイーゼは、義弟ジュリシスに瓶の中身をかけてしまった。 すると、氷よりも冷たい生意気な弟が激変。激甘デレデレ人間に。 「ルイーゼに寄ってくる男は全員潰す。僕がルイーゼの彼氏になります」 魔女の怪しい薬は、なんと、惚れ薬だった!! ルイーゼの母が言うには、惚れ薬の効果は三日間。 薬が切れたら、元の関係に戻ると思ったのに……。 あれ?おかしいな?というお話。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月27日
連載 完結済 23エピソード
リリは中規模の団の踊り子の一人だ。そんな彼女はある日、団長からお客をとるようにと言われて、自分を買った人の元に向かった。しかしふわふわのお布団の魅力から、熟睡してしまったのだ! そして目を覚ますと、同じ布団の中に見知らぬ男性がいて…… と言う第一話から始まるお話でございます。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月05日
連載 完結済 62エピソード
成績優秀な男爵令嬢のハリィメルは、ある日、同じクラスの公爵令息とその友人達の会話を聞いてしまう。 どうやら彼らはハリィメルに嘘告をするつもりらしい。 「俺とつきあってくれ!」 嘘告されたハリィメルが口にした返事は―― 「では、こちらにサインをお願いします」 果たして嘘告の顛末は? ※カクヨム、アルファポリスにも掲載。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年07月31日
連載 77エピソード
伯爵令嬢クローディアは婚約者のアレクサンダーを熱愛していたが、彼は王女殿下に夢中でクローディアを毛嫌いしており、「お前を見ていると虫唾が走る。結婚しても生涯お前を愛することはない」とクローディアに言い放つ。 絶望したクローディアは「アレク様を殺して私も死ぬわ!」と絶叫するが、その瞬間に前世の記憶が蘇り、ここが前世で好きだった少女漫画の世界であること、自分がヤンデレ系悪役令嬢クローディアであることに気が付いた。「私ったら、なんであんな屑が好きだったのかしら」 アレクサンダーへの恋心をすっかり失ったクローディアは、自らの幸せのために動き出す。(他サイトにも投稿しています)
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月20日
連載 完結済 26エピソード
婚約者のエドウィンから、好きな相手が出来たと告げられて婚約を解消された伯爵令嬢のリリーディア。兄が通う王立学院主催のパーティで、エドウィンが意中の令嬢に寄り添うのを見たリリーディアは、会場を抜け出した先で婚約破棄された過去を持つ男性と出会う。 そのころ、兄の通う王立学院では、第二王子を含む高位の貴族たちが、平民の少女に挙って愛を囁いているらしいと噂が流れていた。 異世界乙女ゲームの世界で、自分が影薄妹系ライバル令嬢であることを知らない少女が、何も知らないまま幸せになる話。 【25/5/28】誤字報告ありがとうございます。少しずつ修正中です。 【25/6/2】第六回アイリス異世界ファンタジー大賞銀賞を受賞いたしました、本当にありがとうございます。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年04月27日
連載 47エピソード
★角川ビーンズ文庫様にて書籍化(7/1刊行)★  王城での結婚式当日、新婚夫婦のベッドに花を撒く作業中だったメイドのリシェルは、花嫁を攫いに来た魔族の青年と遭遇する。  誘拐はやめませんかと説得を試みた結果、なぜかリシェルが魔族と偽装結婚する流れになり……。  うっかりメイド&初恋が重い魔族による、朝から元気に初夜を迫られて断ったり、魔王城に就職したり、魔王と足湯に入ったり、そんな偽装結婚のお話です。 ※「初夜のベッドに花を撒く係VS式当日に花嫁を攫いに来た魔族 」の連載版です。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年06月17日
連載 16エピソード
悪役令嬢に転生した少女でしたが、何故かゴキブリ並みにしぶとい原作の悪役令嬢と違い、不治の病を患うことで、原作のシナリオが大幅に狂うことに…。 「ヒロインの妨害!?体力的に無理です!」 学園生活もやっとこさの、吐血系病弱(元)悪役令嬢の奮闘期。 ※この作品はコメディーテイストな話ですが、ヒロインが血を吐くシーンがあります。 また、架空の病で現実にはない病気がでてきますが、ご不快に思われる方、病気に対して精神的苦痛を感じる方にはお薦めできない内容となっております。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月10日
連載 236エピソード
「ここって乙女ゲームの世界?でもハマってたのは妹で私じゃないし……」 侯爵令嬢に転生したマリーウェルザは、ここが乙女ゲームの世界であることに気づく。ところが、覚えているのはイケメンの王子様が出てきていたことだけ。 自分が悪役令嬢とも知らず、好きに生きることに決める。 「今世こそ恋愛したい!」 家族や友人にも恵まれたマリーは、全寮制の学園生活を満喫しようとしていた。 入学式の日、黒髪美青年・サレオスと出会ったマリーは恋に落ちる。 続々と現れる攻略対象キャラには目もくれず、 恋する人生を楽しみたい一心で気づけば不穏なフラグを折りまくる────。 ※パルシィにて毎週水曜日にコミカライズ更新! ※書籍化→契約満了につき、こちらにも転載いたします。書籍の内容とはやや異なる箇所がございます。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年02月24日
連載 49エピソード
「君も知っている通り、この結婚は契約結婚だ。よって、君を妻として愛する気はない」 結婚初夜、夫からそう宣言され前世を思い出すファラトゥール。「あれ?私今世で三回目?」と。 一度目の人生は大魔法使いだった。その時と同じ世界へ転生し、自分が死んでいる間に所有する土地が略奪され、国になっていた事を知る。 しかも他国に迷惑をかけていて、この問題を解決しないと離縁ができない。夫の愛は必要ありません。必要なのは自分の土地! 自分の大切な土地を取り戻したい。そんなファラトゥールが失われた魔法をこっそり駆使し、地味に周りを巻き込みながら大切なものを取り戻すお話。 ご都合主義のゆるゆる設定ですが、楽しんでいただければ幸いです!
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年03月16日
連載 完結済 104エピソード
【※このあらすじは5章までのネタバレを含みます※】 世界を救った、国一番の魔法使いノイ・ガレネー。 魔王と共に死んだはずの彼女は100年後―― 一人の男に抱き上げられて目を覚ます。 「俺の花嫁さんになってくれない?」 「――……は――い?」 その男はなんと、かつての愛弟子・カルディアだった。 更にノイは、何故か魔力を失って、子供の姿に! 100才越えの胡散臭い弟子と、身バレしたくない魔力ナシの花嫁さん(仮)の、命がけ騙し愛ラブコメディ、はじまりはじまり! ――これは、運命に翻弄されながらも孤独だった二人が希望を紡ぐ物語。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年02月21日
連載 完結済 50エピソード
両親が事故で亡くなり、残された姉妹のエスリィーとリアナには膨大な借金が残された。姉のエスリィーは悪女と呼ばれながらも、裕福な老伯爵に取り入り、妹のリアナを育てていた。 その姉が、恋をした。 今まで苦労した姉を幸せにしたいと考えたリアナは、自分が姉の身代わりになり、今までの悪評を引き受けることにした。 その悪女に、訳ありの公爵が契約結婚を持ちかけてきた。 姉の幸せのためにそれを受け入れたリアナだったが、一年後には離縁されてしまう。 けれど一年後。 離縁したはずの公爵が、リアナを探していた。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年10月13日
連載 27エピソード
「なんだ、娘か」 必死の形相で初産に挑み、 我が子をこの腕に抱くことだけを心の支えに頑張ったものの、 やっとの思いで産まれた娘を見て夫はそう吐き捨てた。 労いの言葉もなく部屋から出ていく夫と、 凍りついた空気の中に残された使用人達。 実家からついてきてくれた侍女は激怒し、 私は呆然としたまま不要と断じられた娘の名前を口にした。 ――瞬間、思い出される前世の記憶。 前世の私は売れない小説家だった。 風前の灯火だった作家生命を前に慣れないテンプレに手を出し、 愛情の欠片もないキャラクターを生み出したことが創造神の 怒りに触れてしまったのでしょうか? でもそれならせめて悪役令嬢になる娘にしてよ。 ナレ死する予定の母親とか、破滅回避無理じゃない? とはいえ産んだ瞬間将来娘が悲惨な死に方をするとか冗談じゃない! 自業自得は私だけで充分だってば! これはテンプレ冷遇夫(悪役)と娘(悪役令嬢)を 生み出した妻(作者)が家族の幸せの為に奔走する話。 ※カクヨムにも投稿しています(*´ω`*)
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月03日
連載 完結済 16エピソード
 突然だが、伯爵令嬢エミリアは実家が没落した。  母はすでに亡く、父は「冒険者になる!」と家を出た。自分のせいで出来た借金をどうにかしようと、一攫千金を狙って国外へ旅立ったのだ。 「せっかく貴族に転生したっていうのに!!!」  そう。エミリアは転生者だったのだ。  だが没落するまで現状に満足し、転生者知識を使うことなく生きてきた為、今更どうしようもなくなってしまっていた。前世の知識を使った商売を始めようにも、元手すらない状況だ。 「すまないエミリア……お前を学園へやる金もないんだ……」 「嘘でしょー!!?」  父の代わりに奔走する兄に告げられ絶望するエミリア。この世界、16歳を迎える貴族は須らく王立学園へ入学する。もちろん学費は高額であるが、その学園を出ていない貴族はまともな婚姻も就職先も望めない。 「人生詰んだ……」  そんなエミリアの噂を聞きつけてか、一台の豪華な馬車がやってくる。そこには最近黒い噂を聞く公爵家の当主が。 「エミリア嬢、娘の代わりに『悪役令嬢』をやってもらいたい」 「はああ!?」  『悪役令嬢』なんて単語、久しぶりに聞いたエミリアだったが、 「もちろん報酬は弾む。この家を建て直すには十分なはずだ」 「喜んでー!」  そうして始まったエミリアの学園生活。入学後、すぐに彼女は気が付いた。 「ここ、いけこれの世界じゃね?」    俺様王太子  腹黒眼鏡宰相の息子  ミステリアスな大神官の息子  女ったらしの隣国王子  マッチョおっとり騎士団長の息子  この顔ぶれ、前世で彼女の姉がハマっていた乙女ゲーム『いけめんこれくしょん』の世界だ。  だがどうやら少々ゲームとは違う様子。ヒロインであるアイリスの様子がおかしい。それに攻略キャラクター達も……。   「この! 親の七光りどもがぁぁぁ!」   今日も今日とてエミリアの怒号が学園に響きます。  エミリアは無事学園を卒業できるのか!?     いい縁談をゲットできるのか!?     それがだめならホワイト企業に就職したい!!!  性格が悪い!? 腹が膨れるならそれでヨシ!!!  そんなエミリアのドタバタなお話。  ※ノリと勢いを大事にしました。  深く考えず気楽にお読みください ※なんでも許せる人向けのお話です ※この作品は他サイトにも掲載しています
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年03月05日
連載 131エピソード
※第10回オーバーラップWEB小説大賞にて銀賞をいただきました!  十七歳の春。  前世の記憶を思い出し、その事実に気が付いたわたしは焦った。  乙女ゲームの悪役令嬢マリアは、すべての攻略対象のルートにおいて、ヒロインの恋路を邪魔する役割として登場する。  わたしの活躍(?)によって、ヒロインと攻略対象は愛を深め合うのだ。  そんな陰の立役者(?)であるわたしは、どの攻略対象ルートでも悲しいほどあっけなく断罪されて、国外追放されたり修道院送りにされたりする。一番ひどいのはこの国の第一王子ルートで、刺客を使ってヒロインを殺そうとしたわたしを、第一王子が正当防衛とばかりに斬り殺すというものだ。  ピンチだわ。人生どころか前世の人生も含めた中での最大のピンチ‼  このままではまずいと、わたしはあまり賢くない頭をフル回転させて考えた。  まだゲームははじまっていない。ゲームのはじまりは来年の春だ。つまり一年あるが…はっきり言おう、去年の一年間で、もうすでにいろいろやらかしていた。このままでは悪役令嬢まっしぐらだ。  うぐぐぐぐ……。  この状況を打破するためには、どうすればいいのか。  一生懸命考えたわたしは、そこでピコンと名案ならぬ迷案を思いついた。  悪役令嬢は、当て馬である。  ヒロインの恋のライバルだ。  では、物理的にヒロインのライバルになり得ない立場になっておけば、わたしは晴れて当て馬的な役割からは解放され、悪役令嬢にはならないのではあるまいか!  そしておバカなわたしは、ここで一つ、大きな間違いを犯す。  「おほほほほほほ~」と高笑いをしながらわたしが向かった先は、お兄様の部屋。  お兄様は、実はわたしの従兄で、本当の兄ではない。  そこに目を付けたわたしは、何も考えずにこう宣った。  「お兄様、わたしと(契約)結婚してくださいませ‼」  このときわたしは、失念していたのだ。  そう、お兄様が、この上なく厄介で意地悪で、それでいて粘着質な男だったと言うことを‼  そして、わたしを嫌っていたはずの攻略対象たちの様子も、なにやら変わってきて……。  マリアがこの世界の真実を知るとき、ゲームとは違う未来が開けていくーー ※逆ハー要素ありですが、ヒーローは一人です。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年03月06日
連載 完結済 23エピソード
生まれ持った色彩と体質故に、孤独な毎日を過ごしていたエヴァン。 逃げるように引っ越した先で、一人の少女クリスティナと出会い彼の人生は変わる。いろんな意味で。 これは長閑な田舎を舞台にした、幼馴染み二人の王道ラブストーリー……とみせかけた、イケメン無罪の限界に挑む物語! ハートフルな幼少期と、色々アウトな成長後のギャップをお楽しみください。 ※短編「違う、そうじゃない」を読まなくてもお楽しみいただけますが、読んだ方が覚悟できると思います。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年09月07日
連載 完結済 128エピソード
【シリーズ累計20万部突破】【1~3巻重版】【GAノベル様より最終6巻が3/15発売(イラスト:さらちよみ先生)コミックス5巻同日発売!(作画:迂回チル先生)】 名門貴族でありながら、契約の儀で"名無し"と呼ばれる最弱精霊と契約してしまった伯爵令嬢ブリジット。 第三王子・ジョセフに婚約破棄を告げられたブリジットは、公爵令息のユーリまでも態度の悪さからジョセフに睨まれているのを知る。 そうして嫌われ者の二人は、図書館でばったりと出会った。 「馬鹿な女ほど可愛い」というジョセフのために、愚かな少女をわざと演じてきたブリジットだったが、ユーリとの出逢いをきっかけに本来の聡明さを取り戻し、幼い頃からの夢である"精霊博士"を目指していく。 そして、ブリジットが契約した最弱精霊の正体にも、実はとある秘密があるらしく……? 「ユーリ様って、なんというかものすごく悪役っぽいですわよね」 「お前にだけは言われたくないが……つまりお前は、僕にシンパシーでも感じているのか? 迷惑だからやめてくれ」 今日も"赤い妖精"と"氷の刃"の応酬は続く。 ――これは性格も顔もキツめな悪役令嬢と悪役令息が惹かれ合い、やがて恋に落ちていく物語。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月15日
連載 完結済 155エピソード
ソアリスは、お城に勤める22歳。 結婚したのは10年前。 とにかくお金が欲しい伯爵家と 名誉が欲しい成金の子爵家の契約結婚である。 結婚当時、夫のアレンディオは15歳の伯爵令息。ソアリスは12歳の子爵令嬢。 「なんで君なんだ」 「…………そうですよね、私もそう思います」 会話は続かず、黙ってお茶を飲むこと数回。互いのこともよく知らぬまま、わずか3か月後にはアレンディオは騎士として戦地へ旅立った。 「跡取りだからお金さえ払えば兵役を免除されるのに、そんなに私との結婚がイヤだったの……?」 そして10年間、形式的な手紙が半年に一回やってくるだけで、相変わらず互いのことは何も知らない。 成金だった実家の没落により、ソアリスはお城勤めを開始して22歳になっていた。 ところが、まさかのまさかで夫のアレンディオは大活躍し、将軍として数々の武功をあげる。 そして長らく続いた戦に勝利し、凱旋するという噂が。 結婚していることをふと思い出したソアリスは「これで離婚できる」とほっとする。 この10年、城で王女さまの金庫番として確固たる信頼を得た彼女は、 もうそろそろ自由になってもいいのではと思っていた。 「英雄になった彼には、もっとふさわしい相手がいるはず」 しかし現れた彼は、ソアリスに会うなり「早く結婚式を挙げよう」と言い出した。 握りしめていた離婚申立書を渡す暇もないままに、報奨金の一部だという巨大な邸へ連れ去られ、予想外の溺愛生活が始まる。 「君は10年前と変わらず可愛らしい」 「旦那様、戦で目をやられましたか」 立派になりすぎた夫と、どうにかして離婚したい妻の攻防録です。 ★第7回アイリスNEOファンタジー大賞にて、金賞をいただきました! 書籍3巻8月2日刊行、ゼロサムオンラインでのコミカライズも連載中。 ★本編2020/11/15完結
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異世界[恋愛]
最終更新日:2022年10月04日
連載 完結済 68エピソード
【電子書籍化!】 白薔薇の騎士団長ブライアンを応援するサクラとして雇われたリリスはお小遣いのため今日も黄色い声援を送る。ブライアンはリリスの兄で、兄は好敵手である黒薔薇の騎士団長オニキスに声援で負けたくないのだ。しょうもないと思いながら、お小遣いのため今日もノルマを熟し、趣味のスケッチをしながら過ごす。 (オニキス様かっこいいなー) 本当は黒薔薇の騎士団長に声援を送りたい。だけどお小遣いが大事なので目に焼き付けて、スケッチだけして過ごしていたリリスだが…「君は、俺を見ていただろう」「ぴぃ…!?」ばれてる――――!! ★楠 結衣さん主催「騎士団長ヒーロー企画」参加作品。 ※短編で投稿していたものの、連載になります。七人兄妹エピソード。嫁取り合戦。薔薇は一体誰の手に!! など追加していきたい…!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月16日
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