ブックマーク一覧 カテゴリ1 全411件
連載 163エピソード
生まれつき体の弱かった少年、蒼木斗真(あおきとうま)。 彼は闘病の末に命を落とし、魔法の存在する異世界に魔族の少女として転生していた。 やがて千年と言う月日が経ち、その世界で様々な経験をした彼女の中に一つの願いが生まれる。 「──日本に帰りたい」 これはそんな彼女が異世界から現代日本に帰って来た所から始まる物語。
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年06月13日
連載 完結済 36エピソード
「14年後、勇者レイノルドに殺される」。 そんな予知夢の実現を避けるため、少年時代にレイノルドを攫い、7年にわたり末弟子として育てていた魔女・アデル。彼を無能にしようとする努力がことごとく裏目に出た結果、レイノルドは最強の勇者に育ってしまい、アデルは勇者を誘拐した魔女として教会に火刑に処される。 ところが死の直前、未来から一番弟子が魔法を操り、アデルをさらに7年後の世界へ吹き飛ばした! なんでも、アデルを教会に殺されたことで、末弟子レイノルドが激怒し、世界を滅ぼそうとしているから、師匠として始末をつけてほしいという。 ところが7年後の世界で再会するなり、レイノルドは激怒してアデルを攻撃してくる。「さては誘拐犯の自分を、自らの手で殺したかったということ!?」と誤解したアデルは、慌てて逃げ出す羽目に。 しかし彼女は知らなかった。 善人ぶり、甘やかして育てていたことが原因で、レイノルドがアデルを高潔な師匠と思い込み、「偽物」の登場が許せないほど心酔していたことを――。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年12月17日
連載 64エピソード
冒険者「スイラ」の正体は竜(ドラゴン)である。 彼女は前世で人間の記憶を持つ、転生者だ。前世の人間の価値観を持っているために同族の竜と価値観が合わず、ヒトの世界へやってきた。 「ヒトとならきっと仲良くなれるはず!」 そう思っていたスイラだがヒトの世界での竜の評判は最悪。コンビを組むことになったエルフの青年リュカも竜を心底嫌っている様子だ。 「どうしよう……絶対に正体が知られないようにしなきゃ」 正体を隠しきると決意するも、竜である彼女の力は規格外過ぎて、ヒトの域を軽く超えていた。バレないよねと内心ヒヤヒヤの竜は、有名な冒険者となっていく。 いつか本当の姿のまま、受け入れてくれる誰かを、居場所を探して。竜呼んで「ヒトナードラゴン」の彼女は今日も人間の冒険者として働くのであった。 ※本編完結、後日譚をぽつぽつ更新中
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月31日
連載 完結済 29エピソード
※コミカライズ&電子書籍化企画進行中。ありがとうございます。  伯爵家の令嬢であるメルアンには精霊の声が聞こえる。 だが幼い頃にいたずら好きの精霊の言葉を信じた結果「偽耳令嬢」と蔑まれるようになり、評判の悪さから社交の場に出られなくなっていた。 そんな彼女はある日、無口で恐ろしいと噂の「口無し公爵」ウルベルトの婚約者探しのパーティーに招待されることに。仕方なく参加したそのパーティーでメルアンは悪態をつくウルベルトの声を聞いた。 しかしどうやらその声はメルアンにしか聞こえていなかったらしい。ウルベルトは自分の声を聞ける唯一の存在であるメルアンに求婚するが――。 「貴方は口が悪すぎます。お断りです」 『では、これからは悪態をつく代わりにお前への愛を囁くことにしよう』 「他の者に聞こえないからと、人前でそのような発言はやめてください!」 求婚を断ったメルアンに、今度は「精霊が起こす問題の解決を手伝ってほしい」と持ち掛けてくるウルベルト。 成り行きで協力することになり、最初は口の悪い彼を受け入れられないメルアンだが、共に過ごすうちに少しずつ……。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年12月21日
連載 48エピソード
『僕らは、恋をするんだ。お互いに』 彼がそう言ったから。 アマレッタは彼に恋をした。厳しい王太子妃教育にも耐え、誰もが認める妃になろうと励んだ。 だけどある日、婚約者に呼び出されて言われた言葉は、彼女の想像を裏切るものだった。 「きみは第二妃となって、エミリアを支えてやって欲しい」 その瞬間、アマレッタは思い出した。 この世界が、恋愛小説の世界であること。 そこで彼女は、悪役として処刑されてしまうこと──。 アマレッタの恋心を、彼は利用しようと言うのだ。誰からの理解も得られず、深い裏切りを受けた彼女は、国を出ることにした。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年12月22日
連載 完結済 11エピソード
ミリアとチェスターは恋人同士で、学生時代からの付き合いはもう6年にもなる。 学生の頃は優しかったチェスターは、仕事を始めると共に少しずつ冷たくなっていき、対等だった関係は、今では一方的なものに変化していた。 「僕の身になって考えてくれ」といつもチェスターは不機嫌そうに話す。 だけど長い付き合いの中で、ミリアはチェスターの事は何でも知ってると思っていた時期もあるが、今のチェスターがミリアにはよく分からなくなっている。 彼の身になって考える事は難しい。 だったら考えるよりも、まずは行動するべきだ。 チェスターが当然のように話してきた事を、ミリアも当然のものとして受け入れて真似していけば、自然と正解が見えてくるだろう――そうミリアは考えた。 終わりの予感から、前を見て始まりを掴むまでのお話です。 11/27〜28 [日間] 総合ランキング1位 ←奇跡メモ。 12/1 [週間] 総合ランキング1位 ←奇跡メモ。 ありがとうございます!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年11月26日
連載 完結済 59エピソード
 実家が没落してしまい、婚約者の屋敷で生活の面倒を見てもらっているエミーリエは、日の当たらない角部屋から義妹に当たる無邪気な少女ロッテを見つめていた。  彼女は婚約者エトヴィンの歳の離れた兄妹で、末っ子の彼女は家族から溺愛されていた。  ロッテが自信を持てるようにと、ロッテ以上の技術を持っているものをエミーリエは禁止されている。なので彼女が興味のない仕事だけに精を出す日々が続いている。  そしていつか結婚して自分が子供を持つ日を夢に見ていた。  跡継ぎを産むことが出来れば、自分もきっとこの家の一員として尊重してもらえる。そう考えていた。  しかし儚くその夢は崩れて、婚約破棄を言い渡され、愛人としてならばこの屋敷にいることだけは許してやるとエトヴィンに宣言されてしまう。  希望が持てなくなったエミーリエは、この場所を去ることを決意するが長年、いろいろなものを奪われてきたからにはその爪痕を残して去ろうと考えたのだった。 アルファポリスでも連載しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年11月28日
連載 18エピソード
結婚式の夜、私はあなたに殺された。 彼に嫌悪されているのは知っていたけど、でも、殺されるほどだとは思っていなかった。 「誰も、お前なんか必要としていない」 最期の時に言われた言葉。彼に嫌われていても、彼にほかに愛するひとがいても、私は彼の婚約者であることをやめなかった。やめられなかった。私には責務があるから。私は、【宝石姫】だから。 だけどそれも、意味のないことだったのだ。 彼に殺されて、気がつけば彼と結婚する半年前に戻っていた。 なぜ時が戻ったのかは分からない。 それでも、ひとつだけ確かなことがある。 あなたは私をいらないと言ったけど──私も、私の人生にあなたはいらない。 私は、私の生きたいように生きます。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2024年11月11日
連載 完結済 109エピソード
イオリは現代日本にてコミュ障をこじらせて死んだ。 やっと人付き合いしなくてすむ、やったー! と思ったのも束の間、彼女は神様の手違いで、また人間として異世界で生きるハメに! お詫びとして、生き延びられるようなチート能力と人を授けられ、イヤイヤ転生。人が滅多に来ない砂漠でなんだかんだ悠々自適なスローライフをしていたところ、無駄にキラキラした褐色イケメン集団が! 果たしてコミュニケーションはとれるのか!?(とれません) コミュ障のままでも環境が変わればなんとかなることもある、これはそんなコミュ障の物語。※コミュ障には恋愛も難しい。恋愛面ゆっくり進行中です 皆様のお陰でなんと講談社様の「Kラノベブックスf」にて書籍化!漫画とともに好評発売中です! 【新連載:職人イエナの快適カタツムリ旅】もよろしくおねがいします!
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年05月10日
連載 64エピソード
 近衛達治、二十九歳の独身男性。  会社で不当な扱いを受け、リストラに追い込まれた彼は故郷である片田舎に帰ってきた。ひとまず次の仕事が決まるまで、という気持ちで実家の手伝いをしようと考えていた達治だったが、従兄妹の涼子から近くにダンジョンができたことを聞かされる。  都心では珍しくなかった『ダンジョン配信者』という職業。  仕事に忙殺されていたために明るくはなかったが、さすがに概要だけは知っていた。幸いなことに配信機材も揃っていたので、達治は暇潰しにそのダンジョンで配信を行ってみることにする。  しかし、彼は未経験かつ無知ゆえに知らなかった。  そのダンジョンが俗にいう『超高難易度ダンジョン』である、ということを。  そんな場所に、鍬一本で乗り込む達治。  必死に止める視聴者たち。  これは、そんな配信初心者による無自覚勘違いファンタジー。 ※カクヨムにも掲載しています。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年10月27日
連載 32エピソード
自分の実力を理解出来ていない、勘違い系無自覚ハイスペック男子の無双が見たくて自分で産み出しました笑 ダンジョン配信ものです。 ただ単に無双して欲しい。 〜あらすじ〜 ダンジョン配信者の高畑優成は、異常なことに、六年間ダンジョンに住み着いている。 戦闘を配信することはなく、街づくりや物作りの様子をダンジョン配信していた。 外界に出ないことで、知識もダンジョン創成期からアップデート出来ておらず、探索者の義務として配信をしているだけで、コメントの見方はおろか、視聴者数も知らないという情弱化石人間なのだ。 無知ゆえに、貴重な素材を湯水のように無駄にしていく様に中毒者が現れコアなファンがついているがまだまだ弱小配信者。 彼はどこに住み着いているのか。 職業はなんなのか。 世界ランキングは何位なのか。 徐々に異常な高畑が世間に広まっていき大人気配信者に!?……なるかもしれない。 「カーペット作ろう。フェンリルの毛皮がどこかにあったはず」 〈ちょ!!!〉 〈まて!早まるな!〉 〈フェンリル!?討伐実績とかあるのか!?〉 〈アメリカのチームが撤退したって聞いたぞ〉 〈フェンリルはまだ俺らには早い。この前のエンシェントトレントから勢いつきすぎてる〉 〈エンシェントトレントが霞むだろ!!〉 〈コメントみて!!〉 〈スミさんコメント存在すら知らないと思う〉 〈スミさんフェンリル倒すくらいの強さ?〉 〈流石に倒すのは無理じゃね〉 〈倒したとしたらランキング何位なん〉 「できたー!」 〈できちゃった……〉 〈フェンリル君立派なカーペットになって……〉 〈毎日踏むものだから耐久値高くていいかも(混乱)〉
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年04月01日
連載 完結済 62エピソード
【第6回アイリスファンタジー大賞で銀賞をいただきました。これも応援してくださった読者様のおかげです。心より感謝申し上げます!】 ある日、マーコック公爵家の屋敷から一歳になったばかりの娘の姿が忽然と消えた。 それから十六年後、リディアは自分が公爵令嬢だと知る。 本当の家族と感動の再会を果たし、温かく迎え入れられたリディア。 しかし、公爵家には自分と同じ年齢、同じ髪の色、同じ瞳の子がすでにいた。その子はリディアの身代わりとして縁戚から引き取られた養女だった。 『シャロンと申します、お姉様』 彼女が口にしたのは、両親が生まれたばかりのリディアに贈ったはずの名だった。 家族の愛情も本当の名前も、すでにその子のものだと気づくのに時間は掛からなかった。 自分の居場所を見つけられず、葛藤するリディア。 『……今更見つかるなんて……』 ある晩、母である公爵夫人の本音を聞いてしまい、リディアは家族と距離を置こうと決意する。  これ以上、傷つくのは嫌だから……。 けれども、公爵家を出たリディアを家族はそっとしておいてはくれず――。 ◇家族との関係に悩みながらも、自分らしく生きようと奮闘するリディア。そんな彼女が自分の居場所を見つけるお話です。 ※誤脱字報告有り難うございます! ※アルファポリスサイトでも公開しています。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年11月17日
連載 142エピソード
 【書籍化、コミカライズ企画進行中】シルヴァーナ王国の直系王女は女神シルヴァーナの血を受け継ぎ、邪悪なるものを寄せ付けない破邪の力を持つため、世界中から尊敬と憧憬を集める存在である。  ある日大陸最大の勢力を誇るソベリオン帝国皇帝アンドレアスから、シルヴァーナの王女を側室にもらい受けたいと申し出があった。病弱で瘴気を集めやすく、明日の命も知れない息子のヴォルフラム皇子を救うための、形式上の妃としてである。  アンドレアスにはすでに相思相愛の皇后がいるため、側室になっても夫から愛されることはなく、一生をヴォルフラムのため皇宮で飼い殺しにされる運命だ。無礼極まりない申し出だが、国力の差を考えれば断ることもできず、女王は四人いる妹王女から十五歳の第四王女、フローラを側室に差し出すと決めた。  しかしフローラは側室入りを拒みたい一心で取り巻きの貴族子弟と密通、まんまと妊娠し、側室入りは不可能な身体になってしまった。  頭を抱える女王に、幼すぎるため候補から外されていた末の第五王女、六歳のガートルードが申し出る。 「わたしが帝国に参ります」  誰もがガートルードのけなげな決意を哀れみ、称えたが、ガートルードは己の運命を悲観などしていなかった。むしろ思うつぼだったのだ。 (これでやっと帝国に行ける。三食昼寝付き、食っちゃ寝のダラダラ生活が待っているんだわ!)  なぜならガートルードには日本と呼ばれる国で、毒親のもと、十二人もの弟妹の子育てをさせられた長女、櫻井佳那の記憶が刻まれていたのだから。  そんなガートルードにはお世話欲をこじらせた異形レシェフモートが侍り、俗世とは関わらずのんびり過ごしたい心とは裏腹の波乱だらけの生活が始まる――。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月14日
連載 完結済 28エピソード
ドロシーは、夫と義妹にいつもいない者として扱われていた。結婚したといっても、一度も閨を共にしていない白い結婚。ドロシーの家族は、結婚することがお前の幸せだと言っていたが、実際のドロシーは幸せではない。その『幸せ』とは、誰のためのものなのか、ドロシーには分からなかった。ある時、友人から皇妃の傍で働いてみないかと誘われ、そのまま皇宮に勤めをすることになり、出会ったのは、友人の兄だった。恋を知らず、幸せが何なのか分からないドロシーが知るのは、誰のための幸せなのか?苦い恋シリーズです。8話から、「置いてきた心」のオーレリアのざまぁも始まりました。 4月25日に電子書籍が発売されます。「中村 猫」名義ですので、よろしくお願いします。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年04月23日
連載 45エピソード
「……お姫様じゃないわ」 そう言って母の腕を滑り落ちたマリアベル。 溢れんほど注がれるはずだった愛情もまた、その瞬間全て失った。 心を壊し自分を見る事がない母親と、母を選びながらも娘を捨てきれない父親。 行き場のない思いを抱えたまま成長するマリアベルへ手を差し伸べたのは、優しい祖父母とその向こうのまだ見ぬ世界だった。 祖父母の導きにより新たな土地で新たな人々と出会うマリアベルが、新たな自分を見つけるーー。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年03月06日
連載 完結済 45エピソード
ヨハンソン子爵家の長女シンシアは、亡き母に恨みを持つ父の子爵と後妻、そして異母妹に虐げられる生活を送っている。 父である子爵の悪事の手伝いもさせられているシンシア。そんなシンシアの異母妹に美貌の侯爵家令息が言い寄ってくる。彼は子爵の悪事を探る間蝶だった。 いわゆるドアマットヒロインが幸せになる話です。ざまあはほとんどありません。すっきりはしないかもです。 こちらは同タイトルの短編の連載版になります。6話までは短編と同じです。短編をお読みの方は7話からどうぞ。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年10月11日
連載 14エピソード
☆書籍化が決まりました。ツギクルブックス様より2025年4月10日発売! 「悪役令嬢?生温いわね」 高熱で死線を彷徨ったカサンドラ・ヴェンデル侯爵令嬢は、自分が転生者であることを思い出した。前世は芸能プロダクションの社長。そしてカサンドラは小説「光の聖女の救世物語」に登場する悪役令嬢だったのだ。   だが前世で悪辣な手腕を使い成り上がってきた彼女には、カサンドラの悪事など児戯に等しい物であった。 「本当の悪役というものを、見せてあげるわ」 短編「悪役令嬢というものは」(https://ncode.syosetu.com/n9479jn/)の連載版です。 完結済。 ※ 犯罪に関する記述があります。ご注意ください。 ※ アルファポリスにも投稿しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年03月22日
連載 完結済 46エピソード
【第3回アース・スターノベル大賞 入選作品】 【アース・スタールナ様より1~3巻発売中!2・3巻は完全書き下ろし(イラスト:くろでこ先生)コミック アース・スター様よりコミカライズ3巻発売決定!(作画:柳矢真呂先生)】 「イヴリン、お前はもう不要だ。即刻この国から出て行け」 聖女イヴリンはある日、唐突にそう告げられた。 五歳の頃から神殿にて、国のための祈りを捧げ続けてきたイヴリンは現在二十八歳。 そんなイヴリンを、元婚約者である第一王子・アレックスと妹のメアリは嘲笑う。 「魔力が弱まったあげく、嫁き遅れるとは……何とも哀れな女だ」 (嫁き遅れって……それ、昨年あなたが私との婚約を破棄して、妹と婚約したせいですよね?) 神殿からも実家からも突き放され、その身一つで追放されてしまったイヴリン。唯一残っているのは弱まった魔力だけだった。 治癒魔法を駆使してその日暮らしするイヴリンだが、とある男性との出逢いが彼女の人生を塗り替えていく。 「あなたが嫁き遅れてくれて良かった。……そのおかげでこうして会えたんだから」 (――その言い方は、卑怯です!) 甘々な年下伯爵に蕩かされつつ、国民に慕われつつ、今日も元聖女はせっせと治癒魔法を使う。 ……ちなみに私の魔力って、本当に弱まってるのかなぁと疑問に思いながら。 ★カクヨム様でも公開しております。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月12日
連載 完結済 130エピソード
べスは、田舎で粉挽をして暮らしている地味な女の子、唯一の趣味は魔法使いの活躍する冒険の本を読むことくらいで、魔力もなければ学もない。ただ、ものすごく、植物を育てるのが得意な特技があった。 ある日幼馴染がべスの畑から勝手に薬草をもっていった事で、べスの静かな生活は大きくかわる・・ 俺様魔術師と、純朴な田舎の娘の異世界恋愛物語。 疲れた人、癒されたい人、みんなべスの温室に遊びにきてください。 9月21日異世界恋愛完結の日間ランキング1位、22日異世界恋愛総合2位です!23日週間異世界恋愛完結ランキング1位、10月4日月間異世界恋愛完結ランキング1位です!すごい!結構地味なお話なのに、皆様の応援のおかげ様です!ありがとうございます! ★アルファポリス様にも投稿しています!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年02月27日
連載 完結済 33エピソード
【電子書籍化】【2023年12月1日エンジェライト文庫から発売】 聖女としては癒しの力が低い「役立たず」のユーフェ。 「聖女がいない敵国では重宝されるはずだろう」と王太子ヨハンに命じられ、スパイとして敵国に潜り込むことになる。 第二皇子ヴィクトールを助けたら気に入られ、溺愛されることになったものの……。 「俺以外の相手への手紙なんて許せないな」(密書ビリビリ) 「愛しているからずっと側にいて欲しい」(軟禁閉じ込め) この愛は本物? それとも正体に気づいていて寝返らせようとする罠ですか? 自己肯定感の低いヒロインがヤンデレに囚われる話です。 ===== ユーフェ(16) 孤児院にいたところを王太子ヨハンに拾われ、聖女としての能力を見出されたものの……。 他の聖女が解毒などもできるのに対し、傷を塞ぐ「しか」できない役立たず。 ヴィクトール(23) アンスリウム国の第二皇子。穏やかで紳士的なヤンデレ。 不遇の身で甘んじ、皇帝位にも興味がなかったが、ユーフェに出会ったことで変わり…? ヨハン(24) 聖ポーリア国王太子。「能力の低いきみを必要としてあげるのは俺くらいだよ」と飴とムチでユーフェに接し続け、敵国に送り込んだ。 ===== ※カクヨムにも投稿しています。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年11月22日