(第一章冒頭に、表紙としてキャラクターのイラスト追加)
恭介が目を覚ますと、いつのまにか知らない場所にいた。迷子だとか、遭難だとか、そんな生易しいもんじゃない。神隠しにあったようなものだった。なにせ、見まわしたって建物なんて目に入らない大自然。こんな場所を恭介は知らないのだ。
訳もわからず、ふて寝を始める恭介。そんな彼の耳に誰かの助けを呼ぶ声が聞こえた。慌て助けに行く恭介に不思議な現象が起こる……。
気が付くと恭介はとある孤児院にいた。その孤児院で恭介はウィノアという少女と出会い、この世界が自分知っているものではない、全くの異世界であることを知る。
行き場所を無くした恭介は孤児院に居候することになるが……。
異世界を舞台に繰り広げられるコメディ&シリアスファンタジー。