ブックマーク一覧 お気に入り 全55件
連載 83エピソード
伯爵令嬢クローディアは婚約者のアレクサンダーを熱愛していたが、彼は王女殿下に夢中でクローディアを毛嫌いしており、「お前を見ていると虫唾が走る。結婚しても生涯お前を愛することはない」とクローディアに言い放つ。 絶望したクローディアは「アレク様を殺して私も死ぬわ!」と絶叫するが、その瞬間に前世の記憶が蘇り、ここが前世で好きだった少女漫画の世界であること、自分がヤンデレ系悪役令嬢クローディアであることに気が付いた。「私ったら、なんであんな屑が好きだったのかしら」 アレクサンダーへの恋心をすっかり失ったクローディアは、自らの幸せのために動き出す。(他サイトにも投稿しています)
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月08日
連載 完結済 21エピソード
リディアーヌにはモーリスという幼馴染がいる。婚約こそしていなかったものの、将来二人は結婚するのだろうと、周囲の誰もが思っていた。リディアーヌ自身も当たり前のようにそう思っていたが、ある日、モーリスと友人の会話を聞いてしまい、その将来が音を立てて崩れていった。リディアーヌは彼の婚約者ではないし、親同士が仲が良いだけで将来を誓い合った仲でもない。そのことに気が付いたリディアーヌは、モーリスから離れることを決意した。周囲が思う当たり前に逆らうことを決めたリディアーヌは、同じ皇宮仕えをしているドロシーに成り行きで男性を紹介してもらうことになったのだった。GW中の完結を目指しています。←すみません、無理でした。延長します。電子書籍化が決定いたしました。詳細はまたお知らせいたします。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月18日
連載 133エピソード
辺境伯令嬢レイテ・ハンガリアは極悪である。 幼い頃から領地の哀れな孤児らにパンをパシらせ(※金持ちアピールで釣銭はあげた)、魔物との戦いで夫を亡くした未亡人らを下女にして容赦なくコキつかい(※逆らえないよう給料は嫌味なほどあげた)、さらに反逆者を許さぬように職にあぶれた者たちを集めて戦士団を作っているという極悪ぶり。 まさに悪である。 そんな彼女がある日、火傷まみれの奴隷を買ってみると――? ◆カクヨムにも掲載! ◆マンガ版、超絶素敵作画で連載中~~~~!!! https://comicpash.jp/series/6567e72ad17cf
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月30日
連載 22エピソード
最初に抱(いだ)いた愛の行方とは…
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月06日
連載 59エピソード
竜王の治める国ソフームには、運命の番という存在がある。 運命の番――前世で深く愛しあい、来世も恋人になろうと誓い合った相手のことをさす。特に竜王にとっての「運命の番」は特別で、国に繁栄を与える存在でもある。 「ロイゼ、君は私の運命の番じゃない。だから、選べない」 ずっと慕っていた竜王にそう告げられた、ロイゼ・イーデン。しかし、ロイゼは、知っていた。 ロイゼこそが、竜王の『運命の番』だと。 「エルマ、私の愛しい番」 けれどそれを知らない竜王は、今日もロイゼの親友に愛を囁く。 いつの間にか、ロイゼの呼び名は、ロイゼから番の親友、そして最後は嘘つきに変わっていた。 名前を失くしたロイゼは、消えることにした。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月07日
連載 56エピソード
【本編完結済、書籍化予定作品です。応援ありがとうございます!】 結婚して五年目。 そろそろ子供が欲しいと言っても素気無くする夫の秘密を偶然知ってしまった。 冒険者ギルドにサポーターとして登録している私――シーラの夫リオンは、結婚したらあまり行かなくていい遠征に月の半分以上行っていた。 その間サポーターとしてクエストに行った私は、偶然夫の姿を見てしまう。 彼は一人ではなかった。 彼のそばには優しい眼差しで見ている母子がいた。 リオンの事を「パパ」と呼ぶ女の子。リオンが腰に手を回す女性。 それは紛れもなく家族と呼べる光景だった。 【ご注意】 ※作中に「私生児」「婚外子」と表現があります。 婚姻中の不貞で生まれた子は「私生児」、何らかの要因でシングルで生まれた子は「婚外子」とし、明確に差別化をしています。この異世界この国独自の文化となりますので実際とは異なります。 また、作者の他作品とも関係ありませんのでこの作品のみの解釈と認識していただきますようお願いします。 ※作者の脳内異世界のお話です。 ※感想欄は基本的に返信しておりません。あくまでご自身の意見としての感想をお願いします。 他者の感想への悪質な感想等は削除させていただく場合がございます。 ※同時公開していたアルファポリスでは非公開になりました。 ※動画サイトでの朗読などの無断転載を禁止します。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年07月04日
連載 完結済 38エピソード
ラプラディア王国第一王女でありながら修道院の司祭として働くカミラはある日、横暴な兄に妹の婚約者だった少年騎士との結婚を命じられる。 カミラは美しい妹ではなくて八つも年上の自分と結婚せざるを得ない夫のルークを気の毒に思い、結婚生活もぎこちないものになる。 やがてカミラは娘を授かるが、襲撃者から娘を庇ったことで石化してしまう。 カミラが目覚めたときには、十五年の年月が経っていた。そんな彼女を待っていたのは、年齢差が逆転した夫と美しい女性に育った娘からの溺愛だった――!?
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年03月29日
連載 40エピソード
【7月16日よりコミカライズ配信開始】 日々、教会に通っては精力的に慈善活動を行う妹のことを、誰もが「聖女に違いない」と褒めそやします。 でもその寄付のおかげで我が家の家計は常に火の車。ボロボロのブーツや取手の取れたままの鍋をどうにかしないといけないのに、せっせと貯めたお金さえ妹は寄付してしまいました。 どうしたものかと頭を抱える私の前に現れた見目麗しい男性は王国からの遣いで、聖女を探しているのだとか。 「教会にいます。誰もが認める聖女が! どうぞよろしくお願いします!」 妹が聖女として王都へ行ってくれれば、売れ残りのパンで命を繋ぐことも古い衣服を無理に繕うこともしなくてよくなるんですから。 どうぞどうそ。お連れくださいませ、今すぐに。 ※同タイトル「N0277IO」の連載版です。 ※7月16日より毎週火曜日「マンガアプリPalcy(パルシィ)」にてコミカライズ配信。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年02月28日
連載 71エピソード
「この俺が召喚してやったんだから、ありがたく思ってこの国のために働け」 ――もともとは日本で暮らしていた美亜を「聖女」として召喚した王子は、あまりにも高圧的にそう言った。 美亜が転移した異世界の王子と王女は、それ以外にも暴言や失礼なことばかりで、こんな奴らには従うわけにはいかない、と美亜は命令を拒否する。 「あなた達がそんな態度なら、私は聖女の力を使いません」 「聖女のくせに命令に従わないなんて、処刑してやりますわ!」 「聖女である私を処刑したら、困るのはあなた達ですよ」 そんな美亜をわからせてやりたいと、ある日王女は美亜の足元に、死にかけの騎士を転がす。 「さあ、聖女の力を使いなさい! それともあなたは、この騎士に死ねと言うんですの?」 自分で手当てや処置をするわけでもなく、ただ美亜を従わせるための道具として騎士を利用する王女に、美亜の怒りは限界に達する。 そうして美亜は王女に、聖女の特殊な力を使い、とある反撃をするのだった―― ※短編版の続きは5話からです! ※書籍化決定しました! 詳細は追々ご報告いたします!
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月03日
連載 59エピソード
仕事と私、どっちが大切なの? ……なんて、本気で思う日が来るとは思わなかった。 彼は、王族に仕える近衛騎士だ。そして、婚約者の私より護衛対象である王女を優先する。彼は、「王女殿下とは何も無い」と言うけれど、彼女の方はそうでもないみたいですよ? 婚約を解消しろ、と王女殿下にあまりに迫られるので──全て、手放すことにしました。 お幸せに、婚約者様。 私も私で、幸せになりますので。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年11月01日
連載 250エピソード
 公爵令嬢ファラーラ・ファッジンは、王太子殿下に婚約を破棄され、心を病んで幽閉されてしまった。  そのとき見た夢は、社長令嬢の蝶子として嫌っていた元友人に婚約者を奪われてしまうというもの。  蝶子って誰? 私は婚約破棄されたの?  悪夢から目覚めたファラーラは自分が王太子殿下と婚約した翌日――十二歳であることに驚いた。  よくわからないけれど、夢と同じ人生は歩みたくない。  それにどうせならもっと魔法を活用して、新しいことをやってみたい!  そのためにもファラーラは今までの傲慢だった自分を反省し、明るく楽しい未来を目指してやり直すことを決意した。    感想はやる気につながりますので大歓迎なのですが、しばらく多忙のため返信はできません。勝手いって申し訳ありません。  ※ツギクルさまでも公開しております。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2021年04月10日
連載 75エピソード
*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆* ◇* \\\書籍化/// 2024.09.17 電撃の新文芸様より発売!! *◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆* ◇* 『お父様に認められたい一心でわたくしは…………邪魔者を皆殺しにしたのに』 キャンディスの後ろには死体が積み上がっていた。 ディアガルド帝国、唯一の皇女だったキャンディス・ドル・ディアガルドは幼い頃から愛情に飢えていた。今まで気に入らないものをすべて排除していたがキャンディスが十六の時、ルイーズという少女が現れたことですべてが崩れた。 ルイーズはキャンディスがずっと求めていた父の愛情も居場所も婚約者を奪っていく。 キャンディスが嵌められたと気づいた時にはもう牢の中……そこで本当の地獄を知り、『悪の皇女』と呼ばれるようになる。 処刑台の上で告げられたのはルイーズの『邪魔者を排除してくれてありがとう。これで全部、わたしのものよ』という言葉だった。 悲しみと絶望を抱きながらキャンディスは父に首を斬られた……はずだった!? 五歳まで時が戻ったキャンディスは真逆作戦を発案!!! 今度は誰も殺さない『いい皇女』になり、ルイーズが宮殿にやってくる前にはディアガルド帝国を出ようと決意する。 すでに皆に怯えられ嫌われているキャンディスの『いい皇女への道』は前途多難。 次第に嫌われていたはずのキャンディスは皇帝に溺愛されはじめて……? 目指すは誰も殺さない、いい皇女様!? 無意識に愛されながら周囲を巻き込み未来を変える溺愛ファンタジーです☆ アルファポリス、カクヨム、ベリーズカフェにも掲載中
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年02月01日
連載 完結済 94エピソード
⭐︎12月7日よりツギクルブックス様にて書籍販売決定しました⭐︎ イラストは鳥飼やすゆき様です。お手に取って頂けれると嬉しいです。どうかよろしくお願いします! 震えながら殿下の腕にしがみついている赤髪の女。 怯えているように見せながら私を見てニヤニヤと笑っている。 あぁ、私は彼女に完全に嵌められたのだと。その瞬間理解した。 口には布を噛まされているため声も出せない。 ただランドルフ殿下を睨みつける。 瞬きもせずに。 そして、私はこの世を去った。 目覚めたら小さな手。 私は一体どうしてしまったの……? 流血場面が何度かありますのでR15にしております。 Copyright©︎2024-まるねこ
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年12月16日
短編
アレクサンドル・ベルヌイ・ファランドール公爵といえば、王国軍中将であり、ソードマスターでもある。 王太子の異母弟である彼は、臣籍降下の願いが聞き届けられ公爵となった。 隣国との戦争が勝利で終わったことを祝う戦勝パーティで、公爵はまさかの一目惚れをする。 相手は右に左にと意外な俊敏さで茂みをかき分け、王宮の庭園に生えている草を引っこ抜き、両手いっぱいに持ってご満悦の令嬢だった。 戦馬鹿な公爵と、薬草学を学ぶ風変りな令嬢は、持ち前の知識を生かして様々な事件を解決するようになるのだが──
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年06月30日
連載 完結済 120エピソード
社交界で芋くさ令嬢と馬鹿にされているアニエスは、王女に婚約破棄された公爵令息ナゼルバートを偶然助けることに。しかし、それを見た王女がナゼルバートに罰としてアニエスとの結婚を命じる。私との結婚が罰ゲームって酷くないですか?ほら、ナゼルバート様だって嫌がって……いないですと?これは芋くさ令嬢と公爵令息が互いに距離を縮めたり、古い家のしきたりから自由になった芋くさ令嬢がにょきにょきと活躍するお話。本編完結済みです。 単行本7巻発売中!コミック6巻発売中!
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年11月09日
連載 35エピソード
ホンス伯爵家にはプリシラとリリアラという二人の娘がいた。 黒髪に茶色の瞳の地味なプリシラと、金髪で明るい色彩なリリアラ。両親は妹のリリアラを贔屓していた。 救いは、祖父母伯爵は孫をどちらも愛していたこと。大事にしていた…のに。 プリシラは幼い頃より互いに慕い合うアンドリューと結婚し、ホンス伯爵家を継ぐことになっていた。 それを。 あと一ヶ月後には結婚式を行うことになっていたある夜。 アンドリューの寝台に一糸まとわぬリリアラの姿があった。リリアラは、彼女も慕っていたアンドリューとプリシラが結婚するのが気に入らなかったのだ。自分は格下の子爵家に嫁がねばならないのに、姉は美しいアンドリューと結婚して伯爵家も手に入れるだなんて。 …そうして。リリアラは見事に伯爵家もアンドリューも手に入れた。 けれどアンドリューは改めての初夜の夜に告げる。 「君を愛することはない」 と。 わがまま妹に寝取られた物語ですが、寝取られた男性がそのまま流されないお話。そんなことしたら幸せになれるはずがないお話。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年06月17日
連載 完結済 45エピソード
生まれつき魔力が強いせいで継母に虐げられてきた私。なんでも異母妹が霞んでしまうからだとか。それで私は完璧な婚約者を持っていたけど、毒親の思惑で婚約破棄せざるを得なくなって断罪されたんだよね。つまり私はざまぁされる悪役令嬢だったわけ。 前世の記憶を思い出したからには、絶対に思い通りになるものか。というわけで私は隙を見て、養子に出ます。あ、公爵家なんて異母妹にあげますから。 え、魔力が強いから王家の養子に欲しいって? もちろん、私はそちらに行きますので。 で、怖いはずのラスボスの王妃様なんですが、ちょっと私に甘くありませんか? *第一部完結。書籍化、コミカライズ決定いたしました! 本当にありがとうございます!!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年07月07日
連載 完結済 55エピソード
◼︎書籍版発売中 ※詳細は活動報告をご覧下さい。  書籍版ではエル側の視点や、本編に入らなかった要素やその後の話などを加筆してますので、ぜひWEB版との違いを楽しんでいただければ幸いです。 「これで満足しましたか?」 感情の無い笑顔で彼女は私たちにそう言った。 異世界転移させられた聖女は帰還を餌に魔王討伐の旅へ向かい、苦労の末仲間と共に念願を果たしたが結局「ごめん帰還術は無い」と言われ、国も仲間も想い人も全て捨てた。 ー召喚された聖女は慈悲深く、当たり前のように慈愛の心で私達を救ってくれるー そんな国民共通の常識を押し付けられた聖女と、彼女がいなくなってから初めてその意味に気づいた王子の後悔の物語。 ※こちらはダークファンタジー枠 応援ありがとうございました。記念カキコ。 ・日間総合ランキング1位:2024/6/1 ・週間総合ランキング1位:2024/6/4 ・月間総合ランキング1位:2024/6/20
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月30日
連載 60エピソード
☆お知らせ☆SQEXノベル様から書籍1巻発売中です!イラストは雪子先生です!書籍2巻は2025年7月7日発売予定です(*^^*)  わたし、スカーレットは燃費が悪い神殿暮らしの聖女である。  ご飯は人の何倍も食べるし、なんなら食後二時間もすれば空腹で我慢できなくなって、おやつももりもり食べる。というか、食べないと倒れるので食べざるを得ない。  この調子で人の何倍ももりもり食べ続けたわたしはついに、神殿から「お前がいたら神殿の食糧庫が空になるから出て行け」と追い出されてしまった。  もともと孤児であるわたしは、神殿を追い出されると行くところがない。  聖女仲間が選別にくれたお菓子を食べながら、何とか近くの町を目指して歩いていたわたしはついに行き倒れてしまったのだが、捨てる神あれば拾う神あり。わたしを拾ってご飯を与えてくださった神様のような公爵様がいた!  神殿暮らしで常識知らずの、しかも超燃費の悪いわたしを見捨てられなかった、二十一歳の若き公爵様リヒャルト・ヴァイアーライヒ様(しかも王弟殿下)は、当面の間わたしの面倒を見てくださるという。  三食もりもりのご飯におやつに…とすっかり胃袋を掴まれてしまったわたしは、なんとかしてリヒャルト様のお家の子にしてもらおうと画策する。  しかもリヒャルト様の考察では、わたしのこの燃費の悪さには理由がありそうだとのこと。  ふむふむふむ、もぐもぐもぐ……まあ理由はどうでもいいや。  とにかくわたしは、この素敵な(ごはん的に!)環境を手放したくないから、なにが何でもリヒャルト様に使える子認定してもらって、養女にしてもらいたい。願いはただそれだけなのだから!  そんなある日、リヒャルト様の元に王太子殿下の婚約者だという女性がやってくる。  え? わたしが王太子殿下の新しい婚約候補⁉  ないないない!あり得ませんから――!  どうやらわたしの、「リヒャルト様のおうちの子にしてほしい」と言う願望が、おかしな方向へ転がっていますよ⁉  わたしはただ、リヒャルト様の側で、美味しいご飯をお腹いっぱい食べたいだけなんですからねー!   ※書籍化に伴い「燃費が悪いと神殿から厄介払いされた聖女ですが、公爵様に拾われて幸せです(ごはん的に!)」から「燃費が悪い聖女ですが、公爵様に拾われて幸せです!(ごはん的に♪) 」に改題しました。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月04日
連載 完結済 40エピソード
アイリスは『氷の女』と呼ばれている。 とある侯爵家の一人娘として生まれ、クラム公爵マシューの妻となって数年、一度も笑ったことがないから。 そんな彼女がまともな夫婦関係を築けるはずもなく。 夫とは寝室を共にすることはおろか、話をすることも、顔を合わせることもないまま、時間だけが過ぎていた。 そんなある日、アイリスは自分の体調に異変を感じた。 時折、胸に張り裂けるような痛みを感じるようになったのだ。 「『氷心症』です」 医師が告げたのは、不治の病の名だった。 はるか北国にいたという氷の魔女の呪いだ。 この病にかかった者は、少しずつ心臓が氷っていく。 そして、発症から約1年で死に至る。 その診断を受けた数日後、夫のマシューから離縁を申し渡された。 「不治の病にかかりましたので、ちょうどよかったです」 アイリスはそれだけを言い残して、公爵家を去った。 夫とはそれで終わり、……のはずだったのに。 なぜか、マシューはアイリスを追いかけてきて──。 【書籍化決定しました!】【コミカライズ企画進行中です!】
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年06月07日
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