継母に騙されて、聖獣の聖女(伴侶)となるための神殿に巫女にされ置いて行かれたリィナ=アイゼルクライン。一度巫女となれば二度と家に帰る事は許されず、帰れば反逆者扱い。しかも聖女の候補となるための適正の一つ、魔力(マナ)もなくここでの未来に絶望していた。ところがある日、自分の部屋にやってきた青年の羽を手にできたことから、急遽聖女候補として聖女の館へ連れていかれた彼女は、様々な聖獣に会い彼らの聖女に対する思いや思考に巻き込まれていく。
h.28.1.24第2章が始まりました。2章は主人公が男性に代わります。
青の一族のヘンリーのモットーは平穏な人生。部下のマグナとその娘のリィナに振り回されながらも平穏な人生を望んでいた。少なくとも【魔獣や聖獣にかかわる=魔王復活時は前戦必須】な人生は回避したい。一人自分の好きな研究だけを続けていたいのに父親から送られてきた物騒な箱には聖獣が入っていて、しかも主従関係を勝手に結ばれてしまい・・・。
主人公は流され系なタイプであるため苦手な方はご注意ください。別連載の勇者候補生Sの一部ネタバレが含まれる可能性があります。更新スピードは遅め。勢いで書いてるご都合主義な作品なので改稿などが生じる可能性がありますのでご注意ください。(題名もきまっておらず仮の状態です)