ブックマーク一覧 カテゴリ1 全359件
連載 23エピソード
私、シセリアは王子の婚約者であり国家にとっての聖女であった。だが、王子は私の妹と浮気をして、あまつさえ私に婚約破棄を宣告する。私は王都にいられなくなり、辺境へと向かう。だけど……王都の結界は私にしか張れないものなんですが……まあいいでしょう。これからは逃亡先で幸せなセカンドライフを送ろうと思います。 短編の連載版です 原案・はにゅう
作品情報
異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年07月19日
連載 完結済 10エピソード
「君に婚約を申し込んだ時の気持ちは、決して嘘じゃない。本当にあの時は、君が運命の人だと信じていたんだよ。 だけど君が言っていた通り、君より運命を感じる人は他にいた。彼女を一目見た瞬間に、僕は本当の運命に気づいてしまったんだ」 「本当にごめん」とうなだれる婚約者の彼は、この世界のヒーローだ。ヒロインではない私は、いつかこんな日が来るのではないかと思っていた。 だから「あなたには私より相応しい人がいる」って言ったのに。 マーサは情けない顔で泣き笑いをするしかなかった。 前世で覚えるほどに繰り返し読み込んだマンガの中に転生した、ヒロインではないヒロインのお話です。 10話で完結。 2025.7/9 [日間] 総合ランキング 1位 ←奇跡メモ
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月11日
連載 99エピソード
【『元戦闘用奴隷ですが、助けてくれた竜人は番だそうです。』というタイトルでコミックシーモア様にてコミカライズが毎月16日に先行配信中! 】戦闘用奴隷として生きてきた八番は、ある日、死に直面したことで前世を思い出した。前世のわたしは死んだらしい。そして自分を助けてくれたのはセレストという竜人の男性だった。「せ、れす、と、さん」この人は優しい人だ。「あなたが望まないことは、したくありません……」でも、どうやらこの人はわたしの番(つがい)らしい。番って何? え、夫婦?! 神様の定めた運命の相手って、どうしたらいいの? 元戦闘用奴隷の少女と番に一途な竜人の青年が互いに歩み寄っていくお話。続編は毎週火曜更新!
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月15日
連載 完結済 59エピソード
まさか自分がプロジェクトリーダーとして作った乙女ゲーム『恋してルミエール魔法学園♡』の世界に転生するとは――いうなれば私がこの世界の"創造主"といったところか。 私は、自分の理想の男性として作り上げた攻略キャラ『騎士団長の子息 侯爵令息 アベル』の婚約者 『侯爵令嬢 リリアーヌ (アベルルートの悪役令嬢)』に転生し、まさにバラ色の学園生活を送っていた――そう、ヒロインが編入してくるまでは。 ヒロインの男爵令嬢 ロベリアもどうやら転生者。母の形見だというブローチを胸に攻略対象である学園のイケメンたちを次々に籠絡していく。私はロベリアには関わらず、婚約者であるアベルにだけ好かれようと必死に努力した。しかし、シナリオには逆らえないのか、アベルもあっけなくロベリアに心を奪われてしまう。そんな失意の中だった――私は自分の妊娠を知る。アベルにも実家にも頼れず学園を去った。 私のいない卒業パーティーでは、逆ハーエンドのシナリオ通り、王太子ヴィクトル、私の婚約者であったアベル、魔法学園教員テオドールが王太子の婚約者 公爵令嬢 アマリリスの断罪を始めたらしい。だがアマリリスも私と同じ転生仲間――彼女の手によってヴィクトルらの断罪劇は覆され、見事返り討ちにされた。さらにロベリアのブローチにかけられていた『魅了の呪い』もその場で解呪され、その代償で瞬く間にロベリアの肌はしわがれ、髪は白くなり、目の光さえも失われてしまった。我に返ったハーレム構成員たちは慌てふためくも、覆水は盆に返らない。そのまま一行は取り押さえられ、ロベリアは半年後地下牢で衰弱死し、ヴィクトルは廃太子、アベルは謹慎、テオドールは学園を解雇されてしまった。 物語はその5年後の私リリアーヌとその婚約者だったアベルのお話。
作品情報
異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年07月02日
連載 完結済 25エピソード
「この日、ここにおりますレオンハルト・アルヴィスとエリシア・ヴァンデールは夫婦となり──……」気付けば、そこに立っていた。……えっ、どういうこと!? 気が付いたら結婚式の真っ最中だった。しかし、すぐにズキリと頭が痛み、覚えのない記憶が流れていった。わたしは社交界で毒婦と呼ばれるエリシア・ヴァンデール伯爵令嬢で、現代人でもあった。……ここは女性向け小説の世界? 「この結婚は政略に過ぎない。他の男と子を生さない限り、好きにすればいい」結婚相手の公爵は冷たいが、とにかく義理の息子に殺されたくない! ……って、え!? 「だぁれ?」「……何故、こんなことになっている?」まさかの幼女になってしまった毒婦と呼ばれる令嬢が幸せを掴むお話。2025.06.15.完結。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月15日
連載 17エピソード
悪役令嬢に転生した少女でしたが、何故かゴキブリ並みにしぶとい原作の悪役令嬢と違い、不治の病を患うことで、原作のシナリオが大幅に狂うことに…。 「ヒロインの妨害!?体力的に無理です!」 学園生活もやっとこさの、吐血系病弱(元)悪役令嬢の奮闘期。 ※この作品はコメディーテイストな話ですが、ヒロインが血を吐くシーンがあります。 また、架空の病で現実にはない病気がでてきますが、ご不快に思われる方、病気に対して精神的苦痛を感じる方にはお薦めできない内容となっております。
作品情報
異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月25日
連載 105エピソード
角川ビーンズ文庫様から10月1日書籍2巻が発売。 今回もwebでは書かれなかったストーリーが沢山増えていますので、お楽しみに! コミカライズ企画も進行中 書籍化に合わせてタイトルを変更しました。 (旧 婚約破棄され捨てられる未来が待っているらしいので、令嬢やめることにしました) 母が亡くなった翌年、父が連れて来た後妻とその娘。 仲良くやれそうだと安堵していたのに、義妹の態度が豹変。 「私はこの世界のヒロインなんだから!」 驚いている間に次々と飛び出す聞き捨てならない言葉の数々……。 義妹曰く、セレスティーアは婚約破棄され、大好きな父には捨てられ、王族に不敬を働き破滅する未来が待っているらしい。 よくできた妄想?だと微笑ましく思っていたら、どうやら義妹の言っていたことは本当のようで……。 恐ろしい未来から逃れる為、セレスティーアは令嬢をやめる決意を! 手始めに軍人である御爺様元へ。 が、そのまま軍学校に入学し、なし崩しに軍人に就職……気づけば大佐に昇進。 挙句の果てには付いた異名は『辺境砦の残虐王』『戦闘狂』などなど。 同僚や部下には王族、貴族がわんさか。 何故かそこに加わろうとする他国の王族様!? 令嬢やめたはずなのに、明らかにやめる前より交友関係が派手になっているのですが? カクヨムにも掲載しています
作品情報
異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年12月22日
連載 49エピソード
一度目は恋愛小説の悪役令嬢。 二度目は孤児。 三度目の正直と転生したリスティアが望んだ人生は、ただ、ただ普通の人生。親に愛され、平凡に生きていく。 誰にも、何者にも脅かされないその辺のモブ。 ーーだったのに。 三度目の転生先は一度目の世界。 国も環境も違うから大丈夫だと安心して高を括っていたら、ある日、お迎えが来た。 どうみても貴族な騎士様は、私の前に膝を突き「王女様」と口にする。 え、私はモブですよ?こんな貧しくて小汚いのが王女なわけないでしょ!? 一度目のときの因縁相手が生活している圏内に連れて行かれるとか、どんな苦行だと。 しかも、人でなしの父親と、迎えに来た騎士様が、放っておいてほしいのに溺愛してくるのですが……。 三度目の人生は、下剋上?いえ、しがない脇役で結構です!? カクヨムにも掲載しています
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月18日
連載 完結済 41エピソード
子どもが大好きな柚月は、保育士免許を取ったものの就活に失敗して、学童保育でバイトをしている。ある日、事故で命を落とした柚月は、とても美しいが性格が最悪な『悪の氷結花』と呼ばれる貴族の姫君シャロンに転生していた。仲違いをしている王妃に嵌められたシャロンは、婚約者に婚約破棄され僻地のヤモメのところへ嫁ぐことになり……。◆可愛いジェレミーくんの継母になるために、辺境伯のもとへ輿入れしたシャロンが、彼女を陥れようとする王妃とすったもんだしつつ、楽しく子育てをしているうちにイケメン辺境伯に惚れられてしまう、ハッピーエンドなお話です。◆
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月04日
連載 完結済 119エピソード
【これが究極のざまぁです!】 乙女ゲームの悪役令嬢に転生していることに気付いた! どんなに断罪回避をしても、どうしたって悪役令嬢は、ヒロインの前の花道で消える運命。 しかもこの乙女ゲーム、悪役令嬢は伝統(!?)に則り、ヒロインが誰を攻略しようが死ぬルートしか用意されていないっ! そして前世記憶が覚醒した時。既に私は王太子の婚約者。確認すると母親のお腹にいる時から、女児が誕生したら王太子の婚約者にすると決めていたなんて……。 聞いていません! そんなこと、ゲームのあらすじにもキャラ説明にも書かれていない! 細胞レベルで回避行動なんてできません! どうやらこの世界は、全力で私を悪役令嬢に仕立てる気でいるようだ。 それならば。予定調和で悪役令嬢になるなんてばかばかしい。シナリオの強制力だか見えざるゲーム世界の抑止力とか、そんなものには屈したくない! ぎゃふんと言わせたい。 私を悪役令嬢に仕立てようとするこの世界に! そこで悪役令嬢である私は、死ぬことを決意する――。 これまで断罪終了後に前世記憶が覚醒したり、悪役令嬢自らが婚約破棄をしたりするなど、新機軸を展開してきましたが! 今回は何と悪役令嬢は、第一話でまさかの死亡!? ◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆(C)一番星キラリ All Rights Reserved. 誤字脱字報告、お手数おかけいたしました。感謝です! 応援くださる読者様のおかげで昨年6月以来で表紙に(感涙) なろう表紙[TOP]長編:異世界転生恋愛ランキング3位(4/19_21,26,27,29~5/5) 日間異世界転生恋愛ランキング完結済2位(6/1) 日間異世界転生恋愛ランキング1位(4/18_20) 250万PV突破!本当にありがとうございます! 本編完結。番外編を更新。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月01日
連載 完結済 31エピソード
ここは王立学園。最終学年の四年生であるデイジーは平民の特待生だ。 そんなデイジーは同級生の侯爵家三男に嘘告されるらしいと知る。卒業後の未来が決まっているデイジーは卒業までの間、嘘告を楽しむことにした。 ※きっと、ざまあはないです。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月30日
連載 完結済 21エピソード
リディアーヌにはモーリスという幼馴染がいる。婚約こそしていなかったものの、将来二人は結婚するのだろうと、周囲の誰もが思っていた。リディアーヌ自身も当たり前のようにそう思っていたが、ある日、モーリスと友人の会話を聞いてしまい、その将来が音を立てて崩れていった。リディアーヌは彼の婚約者ではないし、親同士が仲が良いだけで将来を誓い合った仲でもない。そのことに気が付いたリディアーヌは、モーリスから離れることを決意した。周囲が思う当たり前に逆らうことを決めたリディアーヌは、同じ皇宮仕えをしているドロシーに成り行きで男性を紹介してもらうことになったのだった。GW中の完結を目指しています。←すみません、無理でした。延長します。電子書籍化が決定いたしました。詳細はまたお知らせいたします。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月18日
連載 完結済 33エピソード
エレオノーラはコルトー子爵家の四女。子爵家は裕福な貴族ではあるが、十八歳のエレオノーラには婚約者がいない。 エレオノーラは自分がとりわけ美しいわけでも賢いわけでもないことを知っている。結婚できなければ、得意な刺繍をする仕事でもすればいい。だが、両親も姉たちも結婚することが幸せだと思い、出会いを求めて夜会に参加するように促してくる。 そんなある日、エレオノーラを心配する心配した姉夫婦に連れられて夜会に参加した。姉夫婦が挨拶回りをする間、ついうっかり庭に出てしまう。庭には逢引きしている恋人たちがいて、気が付かれる前に引き返そうとしたが音を鳴らしてしまった。咎められて、硬直するエレオノーラ。どうしたらいいかわからないところを見知らぬ騎士が助けてくれた。 お互いに知らない方がいいと言われ、名前もはっきりした姿も分からない。わかっているのは、エレオノーラを抱き寄せた時に柑橘系の香りと、月明かりの下で見た黒い髪だけ。 甘い思い出を胸に仕舞っていたある日、義兄の母である侯爵夫人に招待された茶会に出席するとあの時助けてくれた騎士がいた。 彼はエレオノーラに結婚前提のお付き合いを申し込んできた。 ◆現在非公開の「ごくごく普通の恋をしています」の改稿版です。 ◆一日三回、6時、12時、18時に投稿します。全33話。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年02月19日
連載 完結済 58エピソード
望まれて結婚したはずなのに、初夜の場で夫に愛人を紹介されました。 夫は愛人の子を後継者にする為、私とは白い結婚を貫くと宣言しました。 その上、私に愛人を作れと言います。 私が清いままだと、三年後に白い結婚による離婚が成立してしまうからです。 しかし相手が誰であれ、純潔を証明出来なければ、白い結婚での離婚は認められません。 「相手を選ばせてやるのは、俺のせめてもの温情だ」 契約書を前に、夫は私を嘲笑いました。 愛人を作る事を拒否したら、私を下男に襲わせるつもりなのです。 解りました。 私も愛人を作りましょう。 後悔しないでくださいね? 旦那様。 ※本編は三人称です。 本文中に《《文字》》この状態がありましたら、それは傍点(文字の上に・のあるもの)の、他サイトでの設定です。 直しているつもりなのですが、見落としがあるかもしれません。 ご指摘いただければ幸いです。
作品情報
異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年04月26日
連載 86エピソード
伯爵令嬢クローディアは婚約者のアレクサンダーを熱愛していたが、彼は王女殿下に夢中でクローディアを毛嫌いしており、「お前を見ていると虫唾が走る。結婚しても生涯お前を愛することはない」とクローディアに言い放つ。 絶望したクローディアは「アレク様を殺して私も死ぬわ!」と絶叫するが、その瞬間に前世の記憶が蘇り、ここが前世で好きだった少女漫画の世界であること、自分がヤンデレ系悪役令嬢クローディアであることに気が付いた。「私ったら、なんであんな屑が好きだったのかしら」 アレクサンダーへの恋心をすっかり失ったクローディアは、自らの幸せのために動き出す。(他サイトにも投稿しています)
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月17日
連載 完結済 5エピソード
リリアナは貧乏伯爵家の令嬢である。ある日、好条件で公爵家から縁談を持ち込まれ承諾。 初夜にお約束通り「君を愛することはない」と宣言されましたが。もとより承知です。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年04月20日
連載 完結済 7エピソード
容姿端麗で天才と名高い婚約者がいるせいで周囲のやっかみを買い、なにかと因縁をつけられるアリア。しかし、彼女は持ち前のド天然で、無自覚にそれらを躱していく。 ちょっと自分に自信のない無自覚ド天然令嬢アリアと、彼女を溺愛するスパダリ婚約者サルーシャが織りなすほのぼのコメディ。全7話。 ご感想をくださった皆様、ほんとうにほんとうにありがとうございます!!! すごく励みになりました(T ^ T) お返事をお送りできてなくてごめんなさい。心から御礼申し上げます!  *5/11 続編『ド天然令嬢は演劇に感動する』をアップいたしました〜
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年04月18日
連載 完結済 24エピソード
人生ままならない。 本当に……ままならない。 深い溜め息はやがて嗚咽になってしまう。散々泣いたのに、涙が尽きることはない。 『客人一名と共に帰る。二十歳の女性だ。屋敷で一番良い部屋を用意し、滞在に不自由のないよう準備しておくように』 二十歳の女性を連れて帰り、屋敷で一番に良い部屋を整えろ。 それは、私に部屋を……屋敷を出て行かせるようにとの指示だ。 離縁。 確かに、それを望んだのは私からなんだけれども。 離縁を望んだ私の手紙には返事を寄越さずに、女性を伴って帰還するとは。 じれじれのすれ違いものです。 主人公が闘病します。苦手な方は回れ右をお願いいたします。m(_ _)m 見切り発車ですが、完結までお付き合いいただければ嬉しいです。 よろしくお願いいたします。 m(_ _)m 【2025.4.6 追記】 本編(シャルロッタ視点)24話で完結いたしました。 番外編を予定していますが、準備ができてから投稿しますので、ゆっくりになります。 よろしくお願いいたします。 【2025.5.30 追記】 第6回アイリス異世界ファンタジー大賞にて銀賞をいただきました(*>д<)! 皆様のおかげです! ありがとうございます!! やがて本になります+~(*>ω<*)!
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年04月06日
連載 45エピソード
聖女と任命され真面目に働いて来た。 だけどある日、私は断罪された。 「お姉様の代わりに私が祈っていました」 妹が突然、聖女として働いていたのは自分だと宣言。 誰もが妹こそ本物の聖女だと。 そして私は聖女を偽ったと迫害された。 除籍されなかったのは、妹が新たな聖女と任命されたから…… 私はその日から生きる気力をなくし…… 目覚めると、聖女任命前に。 「私は聖女じゃなった……」 私は自身が聖女と信じていたが、それは違っていた。 なら今回の人生、間違えたりはしない。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年07月11日
連載 完結済 40エピソード
異世界転生貴族社会で生きるには、政略結婚はあたりまえ。 だがしかし。 「名門であるシュバインフルト伯爵家からのご縁談のお話ではありますが、当家の次男であるベイルは王都の近衛騎士団で身を立てたいとのこと、今回のお話は断腸の思いではありますが、お断りさせていただきます。シュバインフルト伯爵家の今後のご発展及び良縁が結ばれますことをお祈り申し上げます」 先代が亡くなり、爵位を継いだが、そんな企業就活のお祈りメールのような手紙をもらってひっくり返った。 前世でさんざん読み散らかしたネット小説では、婚約破棄は当たり前のようにあったのに、婚約破棄にすらならない。 婚約の打診を断られてばかり。 そんなわたしにもロマンスが! そう思いきや。 「僕達結婚するんだから大金、貸して」 ……ロマンス詐欺じゃん。クソが! 先代が亡くなったことで、曾孫を見せることもできないのだから、結婚はもういいか~。 そんな結婚話に縁のないわたしに、イケメン公爵様がプロポーズ? これだけ縁談を断られて結婚詐欺にあう自分にそうそう美味しい話があるわけがない。 あ、お見合い攻勢を防ぎたい、なるほど、わたしの役割はイケメン公爵様の虫除けですか!  なのに、なんか甘くない!? カクヨムにも転載予定。
作品情報
異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年04月11日