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短編
飲食店が連なる雑居ビルの警備を任された『俺』は、そこである怪異な体験をした。施錠のできない地下の店舗跡、焼死者を出した3年前の火事。 『夏のホラー企画2012』に参加しそびれた作品を後発ながら掲載しました。『地下で幽霊に遭遇』というベタなネタを昇華させています。
作品情報
ノンジャンル[ノンジャンル] 残酷な描写あり
最終更新日:2012年08月25日
連載 104エピソード
中学に入るころから自殺未遂を繰り返すようになった早川美耶。彼女の中には古代のシャーマンが転生しているという。 魏志倭人伝に描かれた暗黒史、神道の神と土着神の対立、そして複雑な家族構造。 妹の身を心配した兄が助けを求めたのは古代史の暗部を熟知する少年だった。美耶を破滅に導こうとしているのは何なのか? 兄と少年は少女を救うことができるのか? 神仏に関するトリビアを散りばめた、一種の冒険譚になっています。区分は歴史ですが、呪いや生贄などしか出てこない微妙な内容になっています。
作品情報
歴史[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2012年10月21日
連載 完結済 25エピソード
「ここのところ、毎晩、深夜にインターホンが鳴らされるの。今晩は旦那も出張で留守だし……」 ふだんは強気な姉が発したSOS。これを受けて彼女の新居のマンションに泊まりこんだ青年、水嶋涼二は、真夜中の玄関で異音を聞く。それはドア越しに響く骨の音だった。 姉のマンションの建つ場所。そこはかつて人間を殺し内臓や脳を薬に変えるという悪習を過去に重ねてきた土地『屍ケ台』だった。 殺された者の恨み。そして現代社会の闇。リンクした二つの不幸に、涼二と姉は否応なしに巻きこまれていく。 主人公の青年の苦悩をメインに描いてあります。ホラー度は弱め。 アルファポリス「第5回ホラー小説大賞」最終候補作に残りました。
作品情報
ホラー[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2011年12月06日