「私立名染伊太(なぞめいた)学園」に入学した俺は『文化部』がある学園の『別館』に来ていた。
そこはあまりにも暗く運動部の様な活気もない。俺はがっかりして帰ろうとしたが、そんとき俺に少し暗そうな人だが、超美人の女の人が声をかけてきた!
『お願いです!! ア、アナタが入部してくれないと……私……死んでしまうんです!!』
「へっ? は―――ッ!!??」どっ、どういう意味だっ!?
そして俺が仕方なく『仮入部』をする事にした部活の名前があまりにもふざけた名前だったんだ。
部活の名前は『ネガティ部』……
なんちゅう名前の部活なんだっ!?
入部しただけで性格が暗くなっちまうぜ!!
しかし部活の名前はヘンテコリンだが、部員達は凄かった……
えっ? 何が凄いかだって?
それは全員、超が付く程の『美男美女』揃いって事さ!!
ただ性格がアレなんだけどなぁ……
美男美女だけど、ネガティブな性格の部員達と『普通の人』と言われるのが嫌いな自称『突っ込みマスター』の『布津野一矢《ふつのひとや》』が繰り広げるドタバタラブコメディ
「こ、こんな人達と一緒に、俺はちゃんと部活動出来るのかっ!?」