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連載 完結済 20エピソード
二〇四四年、世界のエネルギー事情はある一企業の活躍により一変していた。 その企業の名前は「カツラギエネルギーコーポレーション」 20年前に彗星の如く現れ、瞬く間に世界各国のエネルギー産業のシェアを奪い頂点に君臨したこの企業には、世間には知られていないもう一つの顔があった。 それは世界征服という余りも馬鹿げた野望を掲げた「地天海」というテロ組織としての顔だ。 秘密裏に計画を進めてきた彼らはエネルギーというインフラそのものを後ろ盾に、世界に対して無差別テロと言う名の宣戦布告を行った。 圧倒的な力で蹂躙を続ける地天海の脅威は、ついに極東の島国日本にも襲いかかった。 その報を聞き、現場に駆けつけたのは特設自衛軍第一師団第一特務連隊所属一等特曹「須崎万智」 彼女はとある理由により以前から「地天海」の台頭を予測していた日本政府が用意した「切り札」である。 今ここに地天海VS万智、国家の命運を掛けたの戦いの火蓋が落とされた。 ――一人の男の笑みと共に
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空想科学[SF] 残酷な描写あり
最終更新日:2016年07月17日
連載 完結済 2エピソード
 読書の好きな高校生の少年・野田一平には、ある超能力があった。それは空中から白紙の本を取り出すという、ただそれだけの、意味不明の能力。だがある日、その本に『超能力者、趣味は読書』と題した文章が現れはじめる。(「あなたのSFコンテスト」参加作品)
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空想科学[SF]
最終更新日:2014年08月12日
連載 完結済 24エピソード
 人類が【陽魔(ダイヴァー)】と呼ばれる異形の存在との戦いにより、その文明を衰退させ、既に百数年。  戦いは、未だ終わることなく続いていた。  地球上での生息圏を大きく制限された人類側の対抗手段はただ一つ。  【陽魔】の出現と共に現れた、異能の力を持つ少女達のみであった。  彼女達は、その全てが17歳で異能の力を極め、  不可視のエネルギーである【霊脈(ハオム)】を操る力を得る。  それは、異形を殺す唯一の力。  だがその代償は、人としての、穏やかな時間を奪われることにあった。  異能のそれがある限り、守護者としての生を強いられる彼女達は。  いつしか、畏怖と共に人類からも切り離されるようになり。  やがて人々は、彼女達のことを、覚醒の年齢より名を取って。  【ジュウナナ】と、呼ぶようになった。  これは、神に愛され、やがて神を殺す少女の物語。
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空想科学[SF]
最終更新日:2016年02月14日