ブックマーク一覧 カテゴリ1 全289件
連載 166エピソード
騎士爵家 三男の私には、前世に於ける記憶が有った。 しかし、それを公言する事は無い。 余りに悲惨で、憂鬱な記憶。 出来れば、忘却の彼方に打ち捨てたい記憶でもあったからだ。 この国の辺境の騎士爵家の三男と云えば、家の為に献身を求められ、やがて民の為に死す運命の元に産まれたと云える。 幸いな事に、私には持って生まれた『ギフト』があった。 よって、この『ギフト』を用い、騎士爵家の家長たる父、継嗣たる兄達の生残性を少しでも上げる努力をせねば成らない。 何故ならば、彼等は、私を愛してくれたから。 それが、唯一の理由でもある。 民草を護り、王国の安寧に寄与すると、壮大で殊勝で矜持に満ちた父や兄達とは違い、私にはそのような大それた信念は無い。 ただ、ただ、自身を愛してくれた者達が安寧に暮らしていける手段を求めただけだった。 だから、買い被りはよしてくれ。 私は、辺境の子であり、騎士爵家の三男で在り…… 魔物、魔獣から民を護る存在なのだから。 とある世界、とある国の、辺境の騎士爵家に生まれた漢の生き様と、心の在り処。 淡々と、一人称でお送りする、” 普通 ” の男の物語。 ©龍槍 椀 2024- (無断利用禁止)AI学習禁止。 2025/7/30 KADOKAWA様より 書籍が出ます! 宜しくお願いします。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月19日
連載 53エピソード
十九歳のマリアンは、かなり年上だが美男子のフェリクスに一目惚れをした。 そして公爵である父に頼み伯爵の彼と去年結婚したのだ。 しかし彼は妻を愛することは無いと毎日宣言し、マリアンは泣きながら暮らしていた。 ある日転んだことが切っ掛けでマリアンは自分が二十五歳の日本人女性だった記憶を取り戻す。 そして三十歳になるフェリクスが今まで独身だったことも含め、彼を地雷男だと認識した。 「君を愛することはない」「いちいち言わなくて結構ですよ、それより離婚して頂けます?」 別人のように冷たくなった新妻にフェリクスは呆然とする。 そして離婚について動くマリアンに何故かフェリクスの弟のラウルが接近してきた。 異世界日間1位、週間2位有難う御座います。 アルファポリスでも連載しております。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年01月30日
連載 667エピソード
辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら入れないと苦悩した結果、彼は魔物の存在進化の事を思い出し、とりあえず肉のある体を手に入れることを目指して、迷宮で魔物を倒していく。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年01月08日
連載 88エピソード
■スラムで暮らす私、サクラリエルには前世の記憶があった。その私の前に突然、公爵家の使いが現れる。えっ、私が拐われた公爵令嬢? あれよあれよと言う間に本当の父母と再会、温かく公爵家に迎えられることになったのだが、同時にこの世界が前世でプレイしたことのある乙女ゲームの世界だと気付いた。しかも破滅しまくる悪役令嬢じゃん! 冗談じゃない、なんとか破滅するのを回避しないと! この世界には神様からひとつだけもらえる『ギフト』という能力がある。こいつを使って破滅回避よ! えっ? 私の『ギフト』は【店舗召喚】? これでいったいどうしろと……。 ■HJノベルスさんから書籍化します。 ■コミカライズも進行中です。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月18日
連載 71エピソード
「この俺が召喚してやったんだから、ありがたく思ってこの国のために働け」 ――もともとは日本で暮らしていた美亜を「聖女」として召喚した王子は、あまりにも高圧的にそう言った。 美亜が転移した異世界の王子と王女は、それ以外にも暴言や失礼なことばかりで、こんな奴らには従うわけにはいかない、と美亜は命令を拒否する。 「あなた達がそんな態度なら、私は聖女の力を使いません」 「聖女のくせに命令に従わないなんて、処刑してやりますわ!」 「聖女である私を処刑したら、困るのはあなた達ですよ」 そんな美亜をわからせてやりたいと、ある日王女は美亜の足元に、死にかけの騎士を転がす。 「さあ、聖女の力を使いなさい! それともあなたは、この騎士に死ねと言うんですの?」 自分で手当てや処置をするわけでもなく、ただ美亜を従わせるための道具として騎士を利用する王女に、美亜の怒りは限界に達する。 そうして美亜は王女に、聖女の特殊な力を使い、とある反撃をするのだった―― ※短編版の続きは5話からです! ※書籍化決定しました! 詳細は追々ご報告いたします!
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月03日
連載 完結済 240エピソード
※書籍化が決まりました! BKブックスfさまより、 7/4発売です! https://www.bunkasha.co.jp/book/b665648.html  主人公のレイは、サイガ伯爵家の長女として生まれた。  魔法が全てのこの世界において、ただ一人、魔力を持たないレイは、家族からも周囲からも虐げられる毎日を送っていた。  ある日、王命により、海を跨いだ向こうの国、極東の華族【一条家】に妹が嫁ぐことになる。  だが、嫁ぎ先は恐ろしい妖魔がうろつく魔境。さらに、一条家当主【一条悟】には、【極東の悪魔】というあだ名がつけられていた。  我が子が可愛い父は、義妹のアリアルの代わりに、レイを極東に送り込むことにした。  地獄のような環境から抜け出せるからと、レイは了承し、海を渡る。 「おまえ、ものすごい霊力を持ってるな。素晴らしいぞ」  実は、魔力がないわかりに凄まじい霊力を持つレイは、悟から溺愛されることになる。  そしてレイは大妖魔ザシキワラシの生まれ変わりであることが判明。  彼女がいるだけでその家は繁栄するという力をもつ彼女は、極東の人間が喉から手が出るほど欲する人物であった。  一方で、レイを失ったサイガ家は、急速に没落していく羽目になる。
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異世界[恋愛] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月05日
連載 完結済 85エピソード
義妹や義母にやられっぱなしの令嬢が、耐えた末に道を切り開く! 家族に虐げられて育ったウェルストン侯爵家の長女アリシアは、奇縁から未来が見えるといわれてる魔法の鏡をのぞくことに。 そこに映し出された未来の彼女の姿は……。 婚約者である王太子ジョシュアに縋りついた彼女の悲惨な末路が映し出されていた。 その日を境にアリシアは少しずつ我慢をやめていく。 気弱な性格はかえられなくても、生き方は変えられるはず。 アリシアは受け身を返上し、自ら動き始める。 そして始まる――反撃 2024年11月 23日そーやそー様からレビューいただきました!ありがとうございます。 2024年12月13日 福助様から、レビューいただきました!ありがとうございます。 2025年01月03日 しゅりんぷ様から、ビューいただきました!ありがとうございます! ☆タグ注意!!地雷ある方は逃げて~!
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年12月19日
連載 175エピソード
小国レンツェの王家の“恥”のエレンディラは王と奴隷の子。父に見捨てられ、異母兄姉たちに虐められる毎日。冬の寒空の下、池に突き落とされたエレンディラはついに絶命した。 ので、前世の日本人の記憶が蘇り「王族全員ブッ殺す!」と、新たな人生のスタート!となるはずだった。 しかし、その日、レンツェは大国アグドニグルに滅ぼされ王宮は一夜で血の海となった。怒れる皇帝はレンツェの国民すべてを奴隷とすると宣言し、王の間で王族たちを集めると全員その場で斬首すると言い放つ。 「有益な者なら生かしてやる」と皇帝は嘯くが、命乞いをする王族は次々に首を落とされていく。 自分の番となり、皇帝に「で?お前は無能か?有能か?」問いかけられ、エレンディラははっきりと答えた。 「陛下!プリンを食べませんか!」 エレンディラ(娼婦の子)から名をシュヘラ・ザードと改名し、千夜千食、美味しいものを作ります!
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月12日
連載 18エピソード
結婚式の夜、私はあなたに殺された。 彼に嫌悪されているのは知っていたけど、でも、殺されるほどだとは思っていなかった。 「誰も、お前なんか必要としていない」 最期の時に言われた言葉。彼に嫌われていても、彼にほかに愛するひとがいても、私は彼の婚約者であることをやめなかった。やめられなかった。私には責務があるから。私は、【宝石姫】だから。 だけどそれも、意味のないことだったのだ。 彼に殺されて、気がつけば彼と結婚する半年前に戻っていた。 なぜ時が戻ったのかは分からない。 それでも、ひとつだけ確かなことがある。 あなたは私をいらないと言ったけど──私も、私の人生にあなたはいらない。 私は、私の生きたいように生きます。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2024年11月11日
連載 完結済 36エピソード
「アドリエンヌ・カントルーブ伯爵令嬢! 突然ですまないが、婚約を解消していただきたい! 何故なら俺は……男が好きなんだぁああああああ‼」  ルヴェシウス侯爵家のパーティーで、アドリーヌ・カンブリーヴ伯爵令嬢は、突然別人の名前で婚約破棄を宣言され、とんでもないカミングアウトをされた。  勘違いで婚約破棄を宣言してきたのは、ルヴェシウス侯爵家の嫡男フェヴァン。  そのあと、フェヴァンとルヴェシウス侯爵夫妻から丁重に詫びを受けてその日は家に帰ったものの、どうやら、パーティーでの婚約破棄騒動は瞬く間に社交界の噂になってしまったらしい。  一夜明けて、アドリーヌには「男に負けた伯爵令嬢」というとんでもない異名がくっついていた。  頭を抱えるものの、平平凡凡な伯爵家の次女に良縁が来るはずもなく……。  このままだったら嫁かず後家か修道女か、はたまた年の離れた男寡の後妻に収まるのが関の山だろうと諦めていたので、噂が鎮まるまで領地でのんびりと暮らそうかと荷物をまとめていたら、数日後、婚約破棄宣言をしてくれた元凶フェヴァンがやって来た。  そして「結婚してください」とプロポーズ。どうやら彼は、アドリーヌにおかしな噂がたってしまったことへの責任を感じており、本当の婚約者との婚約破棄がまとまった直後にアドリーヌの元にやって来たらしい。 「わたし、責任と結婚はしません」  アドリーヌはきっぱりと断るも、フェヴァンは諦めてくれなくて……。  
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年11月28日
連載 完結済 143エピソード
魔王を倒した勇者ライナスは、わたしの幼馴染みだ。 共に将来を誓い合った仲でもある。 確かにそのはずだった、のだけれど────。 二年近くに及ぶ魔王討伐から凱旋してきたライナスは、私の知っている彼とはまったくの別人になってしまっていた。 魔王討伐に聖女として参加していらした王女さまと旅の間に仲を深め、この度めでたく結婚することになったのだと言う。 本人の口から聞いたので、間違いない。 こんなことになるのじゃないかと思って、前から少しずつ準備しておいてよかった。 急がなくちゃ。旅支度を。 ────これは、最後の勇者ライナスと私の物語。 【※ご注意※】 もともとはオチがすべての一発ネタ短編でしたが、なんだかんだと長編化しました。 短編をご所望のかたは、プロローグのみお読みください。一応、プロローグだけでも完結しています。というか、それぞれ章ごとに完結しています。お好きなところまでお読みください。 ※序盤のヒーローはかなり情けないやつですが、それなりに成長するので見捨てないでやってください。 ※アルファポリスにも重複投稿しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年04月18日
連載 完結済 44エピソード
コンスタンツァは、パルマ王国からこのタリーニ王国へ、国王の妻となるべく送り込まれた。 祖国では縁談が望めないどころか、身の安全まで危ぶまれる事態となったためだ。 もともとは祖国の王太子と婚約が内定していたのだが、事情があって解消となった。それだけならともかく、身に覚えのない悪評を立てられた挙げ句、接点もないような男たちから「彼女と恋仲だ」などと主張される始末。 このままでは男たちから強引な手を使って迫られかねないとの懸念から、国外からの縁談に応じることになったのだった。だが、口さがない者たちは「悪女がついに国外追放になった」と陰口を叩いていたようだ。実際、まるで逃げるようにして国を出ることになってしまった。 しかし、タリーニ王国には来たものの、来る日も来る日も「お加減が優れず……」と言われて、未来の夫たる国王には会わせてもらえない。どうやらかなりの高齢らしい。 そんな中、少しでも武器となる知識を増やすべく、彼女は王宮の図書室を訪れる。そこで鏡の中にいる、精霊らしき青年に出会った。身の上を聞かれ、これまでの事情を話すコンスタンツァ。国王が高齢と知ってもなお、何としても寵を得て頼み事をするのだと決意を語る彼女に、青年は呆れまじりに尋ねる。 「いったいどんなお願いをしようとしてるんだ……」 「復讐よ!」 彼女は逆境にめげることなく、どこまでも目標に向かってまっすぐに突き進む。 そんなコンスタンツァは、果たして無事に目的を達成することができるのか。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年04月25日
連載 156エピソード
ホロウ・フォン・ハイゼンベルクは、超大作RPG『ロンゾルキア』に登場する悪役貴族だ。 剣術・魔法・学問、あらゆる才能に恵まれた天才だが……その性格は、怠惰にして傲慢。 自らの才能に溺れ、努力を怠ったがゆえ、主人公に敗北する――だけに留まらない。ホロウはあらゆるルートで死亡する、破滅エンドが約束された『歩く死亡フラグ』。 ボクはよりにもよって、そんな悪役貴族に転生してしまった。 「このままでは破滅する……っ。予定調和の運命、『シナリオ』に殺される……ッ」 ……いや、そうはいくものか! ボクだけが知っている原作知識を活用し、謙虚堅実に努力を重ね、悲惨な破滅エンドを回避してやる! ※他サイトでも連載中。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月22日
連載 完結済 28エピソード
「ごめんなさい、ビードン子爵令嬢。でも、仕方がありませんよね?」淡く桃色がかった銀髪に赤い目をした可愛らしい令嬢が、婚約者に抱き着く。令嬢を抱き締めながら、わたしの婚約者がこちらを見た。「ルイザ、僕は君との婚約を破棄し、ここにいるレイラ・ベインズ子爵令嬢と婚約する」目の前の婚約者は言葉を続けた。「君のスキルは使えない。結婚しても我が家の役に立たない」そして、衝撃と共にわたしは前世の記憶を思い出した。「どうかお二人とも、お幸せに」……幸せになれるものならね。「お父様、わたしの結婚相手を探してくださいませ! 結婚相手の条件は『将来有望な商人』ですわ!」『役立たず』と言われたスキルを持つ子爵令嬢、ルイザ・ビードンの物語。2024.11.25.完結。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年11月25日
連載 完結済 60エピソード
※書籍化決定 背の高さと骨格のよさが原因で、『壁の花』ならぬ『壁令嬢』と呼ばれる、ウィンバリー子爵家の次女であるシャノン。 両親から冷遇され姉と妹から馬鹿にされてきた彼女は婚約者からも「でかい女」扱いされて、婚約破棄されてしまう。 怒った父により勘当されたシャノンは、王都から離れたところで自立して生きていくことを決意。王国北部の辺境伯領の騎士団で事務官として働くことになったのだが、男性も女性も大柄なこの城でシャノンは「小さくてかわいいお嬢さん」扱いされてしまうのだった。 「あなたは小さくてかわいい。それに私は、あなたのしっかりとした強さと意志を感じられる背中が、大好きだ」 極寒の新天地で、コンプレックスを溶かすほどの優しさと深い愛情に、シャノンは包まれていく。 本編36話+番外編を気まぐれで更新。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年12月05日
連載 56エピソード
ミシガン伯爵家のリリーは、いつも後回しにされていた。転んで怪我をしても、熱を出しても誰もなにもしてくれない。わたしは家族じゃないんだとリリーは思っていた。 婚約者こそいるけど、相手も自分と同じ境遇の侯爵家の二男。だから、リリーは彼と家族を作りたいと願っていた。 だけど、彼は妹のアナベルとの結婚を望み、婚約は解消された。 リリーは失望に負けずに自身の才能を武器に道を切り開いて行く。 「アルファポリス」「カクヨム」に投稿しております。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年12月11日
連載 116エピソード
ルパート商会の娘、五歳のセシリアはエメラルドのような瞳に淡い栗色の髪の綺麗なヘンリーとお見合いをした。セシリアはこんなに綺麗な男の子とお見合いをするのかと胸をときめかせたが、ヘンリーは言った。「こんなブス嫌だ。髪が暗くてモジャモジャだし、顔に点々がついてて汚い」と。  ……セシリアは深く傷ついたまま大人になった。  大人になったセシリアは、メイドとして王城に勤めていた。そこでいつも馬車が一緒になるライオンの鬣のような金色の髭に、青空を吸い込んだような瞳のバルドと仲良くなる。  セシリアはヘンリーと結婚しなくてはならなくなった時、バルドの言葉が浮かんだ。  そして、思った。  好きな仕事を辞める価値がこの人にある?  私の人生にこの人は必要?  そこから始まるセシリアの恋と王城での新たな仕事への挑戦の物語ーーというようなお話です。 本編完結済みです。不定期で番外編を投稿しています。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月30日
連載 249エピソード
【SQEXノベル様から書籍化決定しました!&コミカライズ企画も進行中です】 「おまえとの婚約は破棄させてもらう」 前は病弱だったものの今は現在エリート街道を驀進中の婚約者に捨てられた、Fランク錬金術師のカレン。 病弱な頃、支えてあげたのは誰だと思っているのか。自棄酒に溺れたカレンは、弾みでとんでもない条件を付けてとある依頼を受けてしまう。 それは『血筋の祝福』という、受け継いだ膨大な魔力によって苦しむ呪いにかかった甥っ子を救ってほしいという貴族からの依頼だった。 依頼内容はともかくとして問題は、報酬は思いのままというその依頼に、達成報酬としてカレンが依頼人との結婚を望んでしまったことだった。 王都で今一番結婚したい男、ユリウス・エーレルト。 前世も今世も妥協して付き合ったはずの男に振られたカレンは、もう妥協はするまいと、美しく強く家柄がいいという、三国一の男を所望してしまったのだった。 ともかくは依頼達成のため、錬金術師としてカレンはポーションを作り出す。 仕事を通じて様々な人々と関わりながら、カレンの心境に変化が訪れていく。 錬金術師カレンの新しい人生が幕を開ける。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月22日
連載 138エピソード
 【地図化(マッピング)】——。    15歳になったノートが贈与の儀で与えられたのは【世界地図(ワールドマップ)】や【地図(エリアマップ)】の下位互換とされてる、言わば外れスキルであった。  そして、ノートは強力なスキルを手に入れた幼馴染に見限られてしまう。  恋心を抱いていた幼馴染に捨てられた彼は、冒険者として日銭を稼ぎながら、失意の日々を送っていた。 「——キミの、そのスキルがボク達には必要だ」  しかし、ある一人の青年、ジンに声をかけられたことで、彼の人生は一変する。  これはチートや特技を何一つ持たない少年、ノートがチートスキル持ちだらけの最強パーティーに加わって、悩み、努力し、奮闘しながら、ダンジョン制覇を目指す。そんな成長譚である。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年06月23日
連載 74エピソード
【お知らせ】 TOブックス様より5月1日に2巻が発売されることが決まりました。 カバーイラスト、その他挿絵などについては、イラストレーターの羽公様です。 公式オンラインストア他、Amazon、各種電子書籍サイト上でも順次情報が更新される予定です。 本屋さんへのお取り寄せなど、ご負担のない範囲でご予約いただけますと幸いです。 WEB版をかなり大きく修正し、ボリューム倍増でお送りいたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 【あらすじ】 隣国と共謀し国を亡ぼすとでっち上げの罪で告発され、処刑された私が目覚めると、そこは十年前の自分の部屋だった。 十歳のころはまだ聖女としての力が目覚めていないことを思いだした私は、今度の人生では決して聖女にならないと誓う。 しかし聖女にならないのであれば結婚して家に入るか、あるいは勉学で身を立てるかしかない。 よろしい、ならば勉強だ。 そして思いきり勉強し王立学校を首席で卒業した私だったが、卒業式のその日に公爵家から呼び出しがかかる。 私はその公爵の名を聞いた時、身を震わせた。 何故ならヴォルフザイン公爵とは、前世での私を処刑するように王に進言した公爵その人だったのだから。 おそるおそる公爵家に伺うと、そこには当の公爵閣下と花の様に可憐な姫君が並んでいて――。 空気の読めない陰キャ才女と、シスコン公爵が王都と社交界を舞台に大暴れする異世界ラブストーリー。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年04月24日