ブックマーク一覧 カテゴリ1 全294件
連載 36エピソード
フェリシアは幼馴染で婚約者のデュークのことが好きで健気に尽くしてきた。 前世の記憶が蘇り、物語冒頭で死ぬ役目の主人公たちのただの盛り上げ要員であると知ったフェリシアは、死んでたまるかと物語のヒーロー枠であるデュークへの恋心を捨てることを決意する。 愛を返されない、いつか違う人とくっつく予定の婚約者なんてごめんだ。しかも自分は死に役。 フェリシアはデューク中心の生活をやめ、なんなら婚約破棄を目指して自分のために好きなことをしようと決める。 どうせ何をしていても気にしないだろうとデュークと距離を置こうとするが…… 第一部完結。異世界恋愛ランキング日間・週間1位、月間2位。本当にありがとうございます! 他サイトにも掲載。終盤改稿加筆しているので若干違います。 ※おかげさまで書籍化決定いたしました。詳細は追々ご報告いたします。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年12月26日
連載 48エピソード
『僕らは、恋をするんだ。お互いに』 彼がそう言ったから。 アマレッタは彼に恋をした。厳しい王太子妃教育にも耐え、誰もが認める妃になろうと励んだ。 だけどある日、婚約者に呼び出されて言われた言葉は、彼女の想像を裏切るものだった。 「きみは第二妃となって、エミリアを支えてやって欲しい」 その瞬間、アマレッタは思い出した。 この世界が、恋愛小説の世界であること。 そこで彼女は、悪役として処刑されてしまうこと──。 アマレッタの恋心を、彼は利用しようと言うのだ。誰からの理解も得られず、深い裏切りを受けた彼女は、国を出ることにした。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年12月22日
連載 60エピソード
※おかげさまで書籍1~2巻発売中、霜月かいり先生によるコミカライズ連載中です!!ありがとうございます!  私は昔から空気を読むのがうまかった。だから、悲劇のヒロインになりたい異母妹マリンの望み通り、悪役を演じている。そうしないと、マリンを溺愛している父に食事を抜かれてしまうから。  今日のマリンのお目当ては、バルゴア辺境伯の令息リオだ。  はいはい、私が頭からワインをぶっかけてあげるから、あなたたちはさっさとくっついてイチャイチャしなさいよ……と思っていたら、バルゴア令息に捕まれた私の手首がゴギッと鈍い音を出す。  悲鳴をあげるバルゴア令息。 「叔父さん、叔母さん! や、やばい!」 「えっ何やらかしたのよ、リオ!?」  そんな会話を聞いたのを最後に、あまりの痛みに私は気を失ってしまった。 ※日間、週刊、月間、四半期の総合&異世界恋愛ランキング1位  12/29 年間異世界恋愛ランキング1位にしていただけました。  ありがとうございます!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年02月05日
連載 完結済 60エピソード
母親と旅をしていたニナは精霊の愛し子だということが知られ、精霊教会に捕まってしまった。 母親を人質にされ、この国にとどまることを国王に強要される。仕方なく侯爵家の養女ニネットとなったが、精霊の愛し子だとは知らない義母と義妹、そして婚約者の第三王子カミーユには愛人の子だと思われて嫌われていた。 だが、ニネットに虐げられたと嘘をついた義妹のおかげで婚約は解消される。 それでも精霊の愛し子を利用したい国王はニネットに新しい婚約者候補を用意した。 そこで出会ったのは、ニネットの本当の姿が見える公爵令息ルシアンだった。 「あなたたちのことなんて知らない 1」 3/8ツギクルブックスより発売予定です。 よろしくお願いいたします。 アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年12月13日
連載 53エピソード
十九歳のマリアンは、かなり年上だが美男子のフェリクスに一目惚れをした。 そして公爵である父に頼み伯爵の彼と去年結婚したのだ。 しかし彼は妻を愛することは無いと毎日宣言し、マリアンは泣きながら暮らしていた。 ある日転んだことが切っ掛けでマリアンは自分が二十五歳の日本人女性だった記憶を取り戻す。 そして三十歳になるフェリクスが今まで独身だったことも含め、彼を地雷男だと認識した。 「君を愛することはない」「いちいち言わなくて結構ですよ、それより離婚して頂けます?」 別人のように冷たくなった新妻にフェリクスは呆然とする。 そして離婚について動くマリアンに何故かフェリクスの弟のラウルが接近してきた。 異世界日間1位、週間2位有難う御座います。 アルファポリスでも連載しております。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年01月30日
連載 完結済 240エピソード
※書籍化が決まりました! BKブックスfさまより、 7/4発売です! https://www.bunkasha.co.jp/book/b665648.html  主人公のレイは、サイガ伯爵家の長女として生まれた。  魔法が全てのこの世界において、ただ一人、魔力を持たないレイは、家族からも周囲からも虐げられる毎日を送っていた。  ある日、王命により、海を跨いだ向こうの国、極東の華族【一条家】に妹が嫁ぐことになる。  だが、嫁ぎ先は恐ろしい妖魔がうろつく魔境。さらに、一条家当主【一条悟】には、【極東の悪魔】というあだ名がつけられていた。  我が子が可愛い父は、義妹のアリアルの代わりに、レイを極東に送り込むことにした。  地獄のような環境から抜け出せるからと、レイは了承し、海を渡る。 「おまえ、ものすごい霊力を持ってるな。素晴らしいぞ」  実は、魔力がないわかりに凄まじい霊力を持つレイは、悟から溺愛されることになる。  そしてレイは大妖魔ザシキワラシの生まれ変わりであることが判明。  彼女がいるだけでその家は繁栄するという力をもつ彼女は、極東の人間が喉から手が出るほど欲する人物であった。  一方で、レイを失ったサイガ家は、急速に没落していく羽目になる。
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異世界[恋愛] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月05日
連載 完結済 85エピソード
義妹や義母にやられっぱなしの令嬢が、耐えた末に道を切り開く! 家族に虐げられて育ったウェルストン侯爵家の長女アリシアは、奇縁から未来が見えるといわれてる魔法の鏡をのぞくことに。 そこに映し出された未来の彼女の姿は……。 婚約者である王太子ジョシュアに縋りついた彼女の悲惨な末路が映し出されていた。 その日を境にアリシアは少しずつ我慢をやめていく。 気弱な性格はかえられなくても、生き方は変えられるはず。 アリシアは受け身を返上し、自ら動き始める。 そして始まる――反撃 2024年11月 23日そーやそー様からレビューいただきました!ありがとうございます。 2024年12月13日 福助様から、レビューいただきました!ありがとうございます。 2025年01月03日 しゅりんぷ様から、ビューいただきました!ありがとうございます! ☆タグ注意!!地雷ある方は逃げて~!
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年12月19日
連載 完結済 62エピソード
【第6回アイリスファンタジー大賞で銀賞をいただきました。これも応援してくださった読者様のおかげです。心より感謝申し上げます!】 ある日、マーコック公爵家の屋敷から一歳になったばかりの娘の姿が忽然と消えた。 それから十六年後、リディアは自分が公爵令嬢だと知る。 本当の家族と感動の再会を果たし、温かく迎え入れられたリディア。 しかし、公爵家には自分と同じ年齢、同じ髪の色、同じ瞳の子がすでにいた。その子はリディアの身代わりとして縁戚から引き取られた養女だった。 『シャロンと申します、お姉様』 彼女が口にしたのは、両親が生まれたばかりのリディアに贈ったはずの名だった。 家族の愛情も本当の名前も、すでにその子のものだと気づくのに時間は掛からなかった。 自分の居場所を見つけられず、葛藤するリディア。 『……今更見つかるなんて……』 ある晩、母である公爵夫人の本音を聞いてしまい、リディアは家族と距離を置こうと決意する。  これ以上、傷つくのは嫌だから……。 けれども、公爵家を出たリディアを家族はそっとしておいてはくれず――。 ◇家族との関係に悩みながらも、自分らしく生きようと奮闘するリディア。そんな彼女が自分の居場所を見つけるお話です。 ※誤脱字報告有り難うございます! ※アルファポリスサイトでも公開しています。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年11月17日
連載 59エピソード
仕事と私、どっちが大切なの? ……なんて、本気で思う日が来るとは思わなかった。 彼は、王族に仕える近衛騎士だ。そして、婚約者の私より護衛対象である王女を優先する。彼は、「王女殿下とは何も無い」と言うけれど、彼女の方はそうでもないみたいですよ? 婚約を解消しろ、と王女殿下にあまりに迫られるので──全て、手放すことにしました。 お幸せに、婚約者様。 私も私で、幸せになりますので。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年11月01日
連載 完結済 25エピソード
 魔法師団に勤めるエリザは、士官を目指す恋人のために給金から学費や生活費を援助していた。  だがある日、恋人の誕生日をお祝いするためプレゼントを持参して彼の家を訪れると、その場で恋人とその友人たちから酷い罵倒をされてしまった。そして自分はただ都合よく利用されていただけと知る。  ただの金蔓だったと嘲笑され突き飛ばされ言い返すこともできず、失意のままその場を後にした。  呆然と公園のベンチに座り込み、夜が更けてもそこを動けずにいたエリザだったが、気が付くと隣に薄汚れた男が腰かけていた。  エリザが持っていたケーキの匂いにつられてきたらしいその男にそれを渡してやると、こんなところに座り込んでいる理由を言い当てられ、それをきっかけについ恋人から受けた仕打ちを話してしまう。  同情されるかと思いきや、自業自得のような言い方をされ、ついカッとなるエリザに対し、男はとんでもない提案を持ち掛けてくる。 『そのクズ男の後釜に、僕を飼いません?』  クズの見本のような発言に呆れつつも、エリザは捨て鉢な気分でうっかり了承してしまうのだった。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年08月22日
連載 完結済 10エピソード
試験結果が貼り出された朝。 その掲示を見に来ていたマリアは、王子のハロルドに指をつきつけられ、告げられた。 「婚約破棄だ!」 と。 その理由は、マリアが試験に不正をしているからだという。 マリアの返事は…。 前世がある意味とんでもないひとりの女性のお話。 2024/08/18~総合やジャンルの1位、ありがとうございます!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年08月17日
連載 完結済 86エピソード
エレクトラは新婚初夜、白い結婚を夫となったハリードに提案した。 彼女が並べた二つの理由に納得したハリードは、結婚した翌日には騎士として戦場へ向かう。 ※タイトル変更しました! 旧題:白い結婚を求め、離縁を求められた妻は、既に家に居なかった。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年02月02日
連載 完結済 3エピソード
「ごめん。明日の花祭り、一緒に行けなくなったんだ」 そう言って申し訳なさそうに謝るバオリーを見て、 『やっぱりね。そう言うと思ったわ』 そんな思いでロナナはそっと小さくため息をついた。 いつも仕事を理由にロナナとの約束を簡単に破るバオリーに、ロナナは以前から決めていた事がある。 自分自身に賭けをしていたのだ。 『もし。今年の花祭りの約束を、フローレンス様の護衛の仕事を理由に断られたら、もう彼を待つのを止めて別れよう』 バオリーから花祭りの誘いを受けた時から、そう決意していた。 犬科の獣人バオリーと、同じ犬科獣人のロナナ、そして二人の周りの獣人達の織りなす物語。 三話で完結の、サラッと読める軽いラブストーリーです。 2024.7/28 [日間] 総合ランキング 1位 ←奇跡をメモ。 本当にありがとうございます。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年07月26日
連載 完結済 39エピソード
竜人族の侯爵令嬢エデュラには愛する番が居た。二人は幼い頃に出会い、婚約していたが、番である第一王子エリンギルは、新たに番と名乗り出たリリアーデと婚約する。邪魔になったエデュラとの婚約を解消し、番を引き裂いた大罪人として追放するが……。一方で幼い頃に出会った侯爵令嬢を忘れられない帝国の皇子は、男爵令息と身分を偽り竜人国へと留学していた。 番との運命の出会いと別離の物語。番でない人々の貫く愛。 ※自己設定満載ですので気を付けてください。 ※性描写はないですが、一線を越える個所もあります ※多少の残酷表現あります。 以上2点からセルフレイティング
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年08月12日
連載 152エピソード
令和7年6/2(月)にアース・スター様より書籍が発売しました!!なろう掲載のものはダイジェスト版、書籍化したものはかなり濃い内容となっておりますのでお手に取って頂けたら幸いです!!御礼企画として番外編の連載をしています!こちらは書籍の内容とリンクしていく形になっておりますので、併せて読むと更に楽しめます。アース・スター大賞 金賞受賞 となりましたのもこの作品を読んでくださった皆様のおかげです。よろしくお願いします。m(_ _)m カステヘルミは公爵家の次男オリヴェルの元へ嫁ぐことになったけれど、オリヴェルは幼い時から共に育ったユリアナへの恋慕でこちらを見ようともしない。公爵家の長男もユリアナに夢中なようで、初夜で放置をされたカステヘルミは、ユリアナを間に挟んでお茶を楽しむ公爵家の兄弟を見て、自分が窮地に追い込まれていることに気が付いた。これはユリアナと一言でも話せば、ないことないこと言われることになり、やってもいないことをでっち上げられることになるだろう。公爵家の人々はユリアナを溺愛しているので、誰を信じるってユリアナを信じるのは目に見えているもの!!しかも!しかも!ユリアナは公爵家の二人の息子に対して、恋人のような妻のような素振りで接しているの。ユリアナ様は恐らく『一妻多夫』を望んでいるのでしょうし、公爵家の二人もそれで良いと考えているのでしょう。真実の妻がいると言うのに、お飾り程度の女なんか抱けるか!!ということで放置されたということでしょう。それなら私、是非とも皆様を応援したいと思います!!一妻多夫大いに結構!!今、カステヘルミの大逆襲が始まる。 カクヨムにも掲載しております!!誤字脱字報告有難うございますm(_ _)m
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月09日
連載 34エピソード
 聖女のニーナは、勤め先でもあったシレジア子爵に婚約破棄され、失意のまま故郷へと帰ろうとしていた。 しかし乗合馬車の待ち時間に入った食堂で、シレジア子爵家の兵士達の話から、後輩聖女のクロリスが、実は自分を陥れていたことを知る。  長年の激務の疲れと、陥れられていたショックで気を失ったニーナは、乗る予定だった馬車を逃してしまう。  次に故郷行の馬車が出るのは、1週間後。  元兵士のアレフさんに助けられて連れて行かれたのは、下町の温かい雰囲気の宿屋『ジャックとオリーブ亭』。  そこでニーナは、女将のベルさん、少しだけ聖女の力のあるおばあや、下町のお客さんたち、護衛役のアレフさんと、穏やかな生活を送ることに。  故郷から、乳兄弟である領主の息子、ランスロートもニーナに会いに来て……。  一方ニーナがいなくなったシレジア子爵家は、なぜか薬草園が枯れ、兵士たちは体調を崩し、剣術大会での成績もふるわなくなっていた。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月23日
連載 完結済 86エピソード
婚約者が中々決まらなかったジゼルは父親らに地味な者同士ちょうどいいと言われ、同じ境遇のフィルマンと学園入学前に婚約した。 それから3年。成長期を経たフィルマンは背が伸びて好青年に育ち人気者になり、順調だと思えた二人の関係が変わってしまった。フィルマンに思う相手が出来たのだ。 その令嬢は三年前に伯爵家に引き取られた庶子で、物怖じしない可憐な姿は多くの令息を虜にした。その後令嬢は第二王子と恋仲になり、王子は婚約者に解消を願い出て、二人は真実の愛と持て囃される。 この二人の騒動は政略で婚約を結んだ者たちに大きな動揺を与えた。多感な時期もあって婚約を考え直したいと思う者が続出したのだ。 フィルマンもまた一人になって考えたいと言い出し、婚約の解消を望んでいるのだと思ったジゼルは白紙を提案。フィルマンはそれに二もなく同意して二人の関係は呆気なく終わりを告げた。 それから2年。ジゼルは結婚を諦め、第三王子妃付きの文官となっていた。そんな中、仕事で隣国に行っていたフィルマンが帰って来て、復縁を申し出るが…… ご都合主義の創作物ですので、広いお心でお読みください。 他サイトでも掲載しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年07月04日
連載 完結済 10エピソード
レヴァーゼ王国の側妃の子として生まれたウエンディ。その一週間後に判明した正妃の懐妊に国中が喜び、ウエンディの存在は忘れられた。 前世、雪乃としての記憶が蘇らなければ、生きることを諦めていただろう。 そうして16年が経った頃、連合国から優秀な王女を王子妃として寄越せと命じられた王は、ふと思い出す。そういえばうちには、可愛い王女たちの他に、もう一人王女がいた──。これは、要求された王女の身代わりにされた忘れられた末娘が、自分を売った祖国をぶっつぶし最後に華々しく死んでやろうともくろむ物語。 3月28日KADOKAWAにて発売(B6判単行本)。新エピソードを含む(それはそれは)大幅な加筆、さらにオリーブ視点の書下ろし番外編有り。アニメイトおよびメロンブックスでご購入の場合、特典SSがつきます。詳細は公式サイト、またはビーズログ文庫HPにてご確認下さい。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年03月27日
連載 完結済 62エピソード
成績優秀な男爵令嬢のハリィメルは、ある日、同じクラスの公爵令息とその友人達の会話を聞いてしまう。 どうやら彼らはハリィメルに嘘告をするつもりらしい。 「俺とつきあってくれ!」 嘘告されたハリィメルが口にした返事は―― 「では、こちらにサインをお願いします」 果たして嘘告の顛末は? ※カクヨム、アルファポリスにも掲載。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年07月31日
連載 完結済 28エピソード
我が国の第二王子が隣国での留学を終えて数年ぶりに帰国することになった。王都では彼が帰国する前から、第二王子の婚約者の座を巡って令嬢達が水面下で激しく火花を散らしているらしい。 辺境の伯爵令嬢であるリラ・エールは王都に出向くことは滅多にないので関係のない話だ。 そんななか帰国した第二王子はなんと呪われていた。 どんな姿になったのか分からないが、令嬢達がみな逃げ出すくらいだからさぞ恐ろしい姿になってしまったのだろうと辺境の地にまで噂は流れてきた。 ――えっ、これが呪いなの?か、可愛すぎるわ! 私の目の前の現れたのは、呪いによってとても愛らしい姿になった第二王子だった。 『あの、抱きしめてもいいかしら?』 『・・・・駄目です』 私は抱きしめようと手を伸ばすが、第二王子の従者に真顔で止められてしまった。 ※アルファポリスにも投稿しています。
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コメディー[文芸]
最終更新日:2022年06月17日