僕には友人がいる。イケメンで運動神経もよくて周りからの人気も高い、まさに『リア充』と言っていいヤツだ。最大の特徴はギターがめちゃくちゃ上手いことで、初めてギターを触った日に一曲弾いてしまうほどに才能が溢れている。 だけど彼は他人の気持ちがわからない。自分の言動が相手にどんな影響を及ぼすのかを想像できない。 僕はそんな彼をどう思っているのだろうか。

　幼少期、正体不明の何者かに両親を惨殺された少年・運辺幸彦。時が経ち、オカルト研究会(仮称)に所属して人知れず未知の存在・夜鬼から人々を守る活動をする高校生となった彼はある日、自分の名前も家も忘れた謎の少女と出会う。 　成り行きで彼女をしばらく家に泊めることになった幸彦だったが、まるで少女をつけ狙うかのように、その日から強力な夜鬼が出現・襲来するようになる。彼女の秘める力と、幸彦との間に抱えた秘密とは–––？

…春。 桜吹雪が舞う女子大学舎で、僕と由香は出会った。 始発電車で大学に通っている僕たちの登校時間は、とても、早い。 授業開始までの一時間半は、二人だけで過ごす……大切な時間。 同じ時間を共にするうちに、僕たちの関係性は…、変わっていく。 「由香は本当に…かわいいな」 「…ッ！！またすぐにっ…そう言う事をっ……！！！」 「へいへいwwwタラシ乙www」 「お前なあ！！無駄にイケメン撒き散らすなよ！ここは女子大だぞ？！」 「石橋君…ちょっと自嘲しないと、ねっ？」 「仲良くていいじゃん！！ってユーキ先生！！それあたしのジャンボシュークリーム！！」 「東浦君こそ俺のぼたもち食ってるモグ！！」 どう見てもイケメンにしか見えない女子、石橋彼方（いしばしかなた）と、ちょっぴり泣き虫女子、三浦由香（みうらゆか）の、４年間。 個性的なキャラクターが多数登場して、二人の物語をより一層盛り上げます。 時々…度を超えた甘々＆爆食が入りますので、ご注意ください。 不定期で日曜日に更新します。

怒りっぽいお母さんが薬を飲む話

運命が読めるとして、何手先まで乗っかりますか？

恐ろしい病気が蔓延した時、人は。

なーんでこういう事、しちゃうのかな～？

マッチョ仙人のおしえで、２度までマッチョになった杜子春。３度目に願うのは、マッチョ仙人直々のインストラクト！　さぁ杜子春よ、地獄の指導に耐えられるのか！？ （ノベルアップ＋にもあります）

1000年後に目覚めた青年が見たものは。

【完結】「私」は、とあるＩＴ企業でたった一人の人事担当をしている。 多忙を極めつつも、社長のカリスマに惹かれて十年働いてきたが―― 六話完結。一万字程度。カクヨムにも同時投稿しています。

【双葉社モンスター文庫より好評発売中/マンガがうがうにてコミカライズ連載中】 マンションで一人暮らしをする高校生、火神朝陽のお隣に住む氷室冬華は"氷の令嬢"と呼ばれている。 誰に対しても極端に距離を取り、必要以上の会話はせず、表情は真顔のまま変わらない、氷のように冷たいお嬢様――そんな"氷の令嬢"は隣人の朝陽にも当然冷たい……はずだった。 「もう食べれにゃいです……むにゃむにゃ」 「"氷の令嬢"はどこいったんだよ……」 付かず離れず、不思議な縁で続いていく二人の関係。 夜ご飯を共にしたり、休日は一緒にお出掛けしたり、やがては甘い言葉を囁くように。 ぶっきらぼうながら世話焼きな朝陽の傍にいるうちに、他人を拒絶し心を閉ざした冬華が纏う氷はゆっくりと溶けていく。 第8回ネット小説大賞受賞、時に甘くて時に切ない遅効性の純愛物語。

一人の人生を決めたのは、誇り高き砂粒でした。

常識人であるほど、非常識なのかもしれない。

若くして天才科学者と呼ばれるようになった周藤亜衣奈はその内向的な性格から日本のとある研究都市でひっそりと研究を続けていたが、偶然出くわしたコンビニ強盗の手によって命を奪われてしまう。 そんな彼女が以前の記憶を持ったまま生まれ変わった世界、そこは魔法の存在するファンタジー世界だった。 騎士の娘でありながら魔法の研究がしたくてしたくてたまらない、これはそんな少女のほのぼのとしたスローライフな日常の物語りである。 ※念のためのＲ15指定ですが基本グロい描写は出てきません。

　……月が綺麗ですね、なんて。ちょっと格好つけすぎかな。……あはは、いや、俺には似合わないよ。格好なんてつけなくても、俺はいいんだ。君との幸せを噛み締めることができる。それだけで、俺は充分だから。……うん、そうだね、俺たちが求めるのはそれだけ。特別で掛け替えのない、普通の日常を過ごせたなら、それがきっと、幸せだ。

【最終章完結・レビュー、感想ありがとうございます！】容姿が原因で虐められ続けていた男は、悪魔との契約を経て暴走し、街を焼き尽くした――。 そんな伝承から三千年が経った今、伝承に悪名を残した男、スィエル・キースは目覚めようとしていた。 暴力を受け続け、孤独のまま生きてきた青年。 誰からも必要とされずに、寂しく封印の結界の中で過ごしてきた彼の願いはただ一つ。 「愛が欲しい。認めてほしい」 それを欲して殺戮を続ける復讐者。暴力以外に人と干渉する術を知らないキースは、彼を壊した人々に復讐をしていく。 そんな些細な願いのために大きな犠牲を払い続けた彼に、ある転機が訪れる。優しさに触れたことよって、少しずつ復讐に対しての考えが変わっていく。果たして、彼の願いは叶うのか。 ＊キャラアートを1章、2章キャラ紹介に載せています。 ＊全5章構成

人生を悔いる女、福富美子の手記。

あらゆる出来事、誰かの記憶、感情、思い、願い、虚構、真実。 この世界のすべてが記されている、アカシックレコード。 世界中にあふれる、命を持つ存在。 すべての命は、私であるという、真実。 この世界は、盛大な…一人遊び。 すべてを知る私の…孤独。 生まれ変わる時に願った、孤独な自分との出会い。 かつての自分と恋に落ちることを望んで生まれた、私。 何も知らない私と、すべてを知る私が…出会う。 かつての自分の孤独と、わたしの孤独が…混じる。 前世の自分の、わたしへの愛が、私を…苦しめる。 運命を変えるために、……わたしは。

まったくもって、恐ろしい話です。

不細工に生まれてきて、顔が全てなのかと嘆く主人公のお話。